2023.7.17 | CATEGORY : TODAY
2022年1月にコラボしていただいた、神奈川県川崎市のNPO「フリースペースたまりば」さん。
コラボ時、ZOOMにてインタビューさせていただき、本当にたくさんお話を聞かせてくださった代表の西野さんが、JAMMINのある京田辺からはほど近い、奈良市内で開催される映画上映会のトークイベントに登壇されるという情報を、JAMMIN1階にある就労継続支援B型の事業所「三休」にあったチラシで見つけ、「会いたい!」と伺ってきました。
コラボ時の西野さんへのインタビュー記事はこちら↓
「いのちは輝く原石。大丈夫、なんとかなるぜ」。不登校、引きこもり…、生きづらさを抱えた子どもたちが、ありのままで生きられる社会を〜NPO法人フリースペースたまりば
映画は、フリースペースたまりばさんが川崎市から委託を受けて運営されている「川崎子ども夢パーク」を舞台にしたドキュメンタリー『ゆめパのじかん』(2022)。
監督は、こちらは2023年5月にコラボしていただいた大阪・西成のNPO「子どもの里」さんともゆかりが深く、子どもの里を舞台に映画『さとに来たらええやん』(2016)を制作された重江良樹さんです。
トークイベント、上映中、会場はずっと温かい熱気に包まれていました。
映画、とても素晴らしかったです!
…あなたは生きたい道を生きているか。
大人になった自分に、子どもの頃に持っていた視点、感性、世界、表現を改めて見せてもらって、生き方を問われているように私は感じました。
西野さんを見た時、お会いするのは初めてですが、なんだかとても懐かしいような、久々に大好きな恩師に会えたような気持ちになって、涙が出そうになってしまった。
JAMMINとコラボした時の白いTシャツを着てくださっていてすごく嬉しかったし、トークの中でもJAMMINのことに触れてくださって、すごく嬉しかったです。
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2022年にコラボしていただいた時の、コラボデザインのメッセージは “Take time to make your soul happy”、「あなたの魂を幸せにするために、ゆっくりたっぷり時間をとって」 。
西野さんからお話を聞かせていただいた時、「がんばろう」とか「こうあろう」、「こうあるべき」ではなく、誰もがありのままあるがまま、どんな時に聞いてもしんどくなくて、それでいてちょっと背中を押してもらえるような言葉がいいな、と思って考えた言葉でした。
トークイベントの中でお二人が、映画のタイトルを考えていた時、あれこれと考えて、だんだん「”じかん”という言葉がキーワードだね」というふうになっていったというエピソードを話しておられました。
そんなことはもちろん知らず、それでもしっかりコラボデザインに”time”という言葉と入れさせてもらっていたのが、勝手ながら通じ合ったようで、すごくすごく嬉しかったし、
ああ、あの言葉でよかったんだ!という安堵、喜び、「僕たちの30周年にはふさわしい、本当に素敵なデザインを作ってくださった」と壇上から西野さんがやさしく声をかけてくださって、まさに涙が出てしまった。すごく嬉しかったのです。
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コラボのデザインも、インタビュー記事も、それこそ「正解」はありません。
毎週、話を聞かせていただき、それをかたちにしていく立場として、自分の「フィルター」というもの、そこでの視点、経験、知識、価値観…、技量の足りなさを都度感じます。
でも、だからこそ、ではないですが、聞かせていただく話、思い、見てこられた、良いわるい含め本当にたくさんの情景に、馳せられるだけの思いを馳せて、
懸命に懸命に、大切に大切に握りしめて走ってこられたバトンを、それだけは絶対落とさずに、気持ちと覚悟だけは負けずに、全力で受け取りたいと毎回思っていて、
自分たちなりに「ここを表現しよう!」とか「こうやったら、もっと伝わるかも!」ということを毎週やってきたわけなのですが。
今回、こうしてリアルで会えて、こうして大切な場で着用してくださり、大事にしてくださって、こんなにも嬉しいことっていうのは、他にないなあと思いました!!!
西野さん、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみに。
コラボ時のインタビュー記事も、ぜひご覧ください!
・フリースペースたまりばさんとのコラボ(2022年1月)西野さんへのインタビュー記事はこちら↓
「いのちは輝く原石。大丈夫、なんとかなるぜ」。不登校、引きこもり…、生きづらさを抱えた子どもたちが、ありのままで生きられる社会を〜NPO法人フリースペースたまりば
・子どもの里さんとのコラボ(2023年5月)荘保さんへのインタビュー記事はこちら↓