【THANKS】NPO法人みんな地球の子どもじゃんより、御礼とメッセージをいただきました!

2017.10.25 | CATEGORY : PAST CHARITY

今年7月にコラボしたNPO「みんな地球の子どもじゃん」。「困っている人がいたら助けるということが、当たり前に浸透した社会を作りたい」、インタビューでそう話していた代表の木村さんのお話は、私にとってもとても印象深いものでした。

この度、皆さまよりお預かりした50,210円(入金時)のチャリティーを入金し、チャリティーにご協力いただいた皆さまへ、木村さんより御礼とメッセージをいただきましたので、ご紹介します!


氏名: 木村一雄
役職:理事
略歴:2007年インドネシアの孤児施設やハンディキャップを持つ子どもたちへの学校建設、スクールバス寄贈などを目的としたNPO法人みんな地球の子どもじゃんを立ち上げる。震災後は原発事故による福島県から北海道への自主避難のアテンド、青森県での保養プロジェクト、母子避難の家族へパパを届ける家族再会支援などを中心とした被災地の子どもたちへの活動を行っている。

最近の活動

みんな地球の子どもじゃんは今年の5月より新しいプロジェクト「子どもファーム」を立ち上げました。

子どもたちが自分で野菜の種を植え、畑へ通い収穫する農家さんを丸ごと体験するプロジェクトです。収穫した野菜は地域のおばあちゃんたちと一緒に郷土料理を作り食べます。食育の観点、世代間交流による子どもたちの経験に加えて地域のお年寄りも元気にしたい!とはじめたプロジェクトです。

保育園での教育プログラムとして多くの子どもたちが参加しています。

(子どもファームの写真。農家さんと一緒にジャガイモのタネを植えました。)

(無農薬のたんぼで田植え体験。)

(収穫した野菜で地域のおばあちゃんたちと郷土料理「せんべい汁」を作りました。)

もう一つ、東日本大震災後から続けている「パパに会いたいプロジェクト」を夏休みに行いました。
2011年、私たちは福島県から北海道への自主避難のアテンドで多くの現実を見てきました。原発事故により我が子の未来を守りたいとの思いで移住を決断したほとんど方は母子避難です。避難当日の駅前で小さな子どもを胸に抱く父親の姿を忘れる日はありません。

そうした家族へ交通費を支援し避難先の子どもたちへパパを届ける活動が「パパに会いたいプロジェクト」です。今年の夏休みもたくさんの子どもたちが久しぶりにパパと遊ぶことが出来ました。

(「パパに会いたいプロジェクト」で支援させてたいただいたご家族より寄せられた、夏休みを久しぶりに家族と一緒に過ごした写真。)

チャリティーの使途

購入した皆さまから預かったチャリティーは「遊ぼう十和田!キッズサマーキャンプ2017!」において、子どもたちが安全に湖で遊ぶことができるよう「ライフジャケット購入費」として使用させていただきました。

今年は青森県三沢市の小川原湖が保養キャンプの舞台でした。

放射能汚染により気軽に外遊びができない福島県の子どもたち。キャンプではカヌー体験や湖畔浴を思いっきり楽しんでいました。

4年目を迎えるこのキャンプ。今年は「安全運行」をテーマとしていたので全員分(子ども12名)のライフジャケットが用意できたことはとてもありがたくご支援いただいた皆さまに感謝いたします。

「遊ぼう十和田!キッズサマーキャンプ2017!」ダイジェストムービーを、以下よりご覧いただけます。

(皆さまのチャリティーでオレンジ色のライフジャケットを購入しました。)

(カヌー遊びを楽しむ子どもたち。)

(湖畔での木登り体験。JAMMINとのコラボTシャツを着たお父さん&お子さんも!)

(応援に駆けつけてくれたウクレレ大使・ハンサム判治さんによる「ウクレレワークショップ」。)

最新ニュースの発信

最新情報は当法人のホームページ、ブログ、フェイスブックなどで発信しています。是非、これからもみんな地球の子どもじゃんの活動へ関心をお寄せください。

◼︎NPO法人みんな地球の子どもじゃん ホームページ

◼︎NPO法人みんな地球の子どもじゃん ブログ 

◼︎NPO法人みんな地球の子どもじゃん Facebook

(今年のキッズサマーキャンプにて。とにかく遊ぶ!ブランコ遊びを楽しむ子どもたち。)

(当法人のキャンプは料理も本格的!)

皆さまへメッセージ

震災から6年以上が過ぎ、原発事故による放射能汚染の問題への関心も薄れ、私たちの保養プログラム「遊ぼう十和田!キッズサマーキャンプ」は年々その継続が難しくなってきています。そんな中、今回はJAMMINさんのチャリティーTシャツで新しく賛同頂けた方がたくさんいたことは、私たちにも今後のための力となりました。
まだまだ伝えていく必要があります。

特に放射能汚染の問題は、影響の確率を語るのではなく、あくまでも「我が子に対する想い」に私たちは寄り添いたいのです。

子どもが子どもらしく元気に遊ぶこと。子どもが笑顔でいること。
それこそが親の喜びであり、生きがいです。

今年のキャンプは天候にも恵まれ子どもたちの笑顔溢れるキャンプでした。我が子の元気な姿を笑顔で見守るお母さんたちが印象に残ります。

私たちはこれからもサマーキャンプをはじめ、被災地の子どもたちを笑顔にする活動を続けていきます。そのためにも多くの方に活動を、現実を知っていただくことが必要です。
アイテムを通じて是非みんな地球の子どもじゃんの活動をシェアしていただけると嬉しいです。

(今年のキッズサマーキャンプにて、また来年会おう!と約束して記念撮影。)

09design

“Playing like Crazy”、「夢中になって遊べ」。
母なる地球に抱かれて、大人も子どもも、安心して思いきり遊べる場。
「遊ぼう十和田!キッズサマーキャンプ」への思いを表現したコラボデザインアイテムを、
2017/7/3~1週間限定で販売、集まったチャリティーをみんな地球の子どもじゃんさんへ入金させていただきました!

団体紹介記事はこちらから