CHARITY FOR

発達障害があっても、自分らしく生きられる社会を作る「NPO法人発達わんぱく会」

出典:http://ameblo.jp/asupe-san/entry-10638832410.html

この漫画を見て、あなたはどう感じましたか?「努力するのはあたり前」「褒められてよかったじゃん」といったところでしょうか。

この漫画には続きがあります。この「あすぺ」さんは、周りと同じようにできるようになるため、多大な努力を続けた結果オーバーワークとなり、心身のバランスを崩してしまったのです。

この状態を引き起こしているのが「発達障害」のひとつ「アスペルガー症候群」。障害は、目で見えるものだけではないのです。

ちなみに、この漫画は、自身の経験や体験をブログで発信している『しーた』さんの作品。ご興味ある方は覗いてみてくださいね。

しーたさんHP「私はアスペルガー症候群でしーた♪」

今週のチャリティー

NPO法人発達わんぱく会

すべての子どもが発達障害を持って生まれても豊かな人生を送れる社会を目指す非営利法人。

0〜5歳の子どものうち約7.9%が「発達障害」という事実

発達障害とは、「何かしらの生きづらさ、難しさ(生物学的制約や社会的制約)」がある人のこと。個人と環境の関係性(相互作用)により障害に関する症状が発生し、情緒面や運動面、感覚、学習などに関して困難な部分を抱えています。

では、どれぐらい「発達障害」を抱える子どもたちがいるのでしょうか。

ある調査によると、0〜5歳の子どものうち約6.5%(重複する可能性もある特別支援学級など1.4%を合わせて7.9%)。15人に1人の割合で存在すると言われています。

出典:NPO法人発達わんぱく会資料

・・・多い!私は直感的にそう感じました。そして思い返すと「同じクラスだったあいつ、ちょっと変わってたな。もしかすると、発達障害だったのかも」とも。

実際、日本における発達障害者の数は約1,000万人。「障害」と聞いてイメージしやすい身体障害が約394万人、知的障害が約74万人であることを考えるといかに多いかがわかります。

注目したいデータがもう一つ。現在発達障害の方のうち施設を利用する人は約10%程度に留まっていると言われています。

つまり、約90%の人は「何かおかしいけど、よくわからない」「障害に気がついていない」か「障害がありそうだが、それを認めたくない」か「利用できる施設がない」のいずれかである、というのが現実なのです。

出典:NPO法人発達わんぱく会資料

もし、発達障害であると認識できないとどうなるのでしょうか。ひどい場合には自己肯定感が低下し「うつ」「自殺」に繋がるリスクまである、と言われているのです。これは放ってはおけないですね!

「見えない障害」発達障害が抱える大変さ

今週のチャリティー、NPO法人発達わんぱく会は、発達障害のある幼児向け療育施設の運営、保育園・幼稚園への巡回支援などを通じて、日々発達障害を持つ子どもや親御さんの悩みと向き合い続けています。

具体的に発達障がいの子どもさんを持つ親御さんは、どのような想いをされているのか、発達わんぱく会に寄せられた声には次のようなものがあるそう。

「やっと授かった我が子。本当に幸せでした。3歳児検診までは。
そう言われると気になるところはあったんです。お友達と一緒に遊べないとか、言葉が出てくるのが遅いとか。
でも、この子が発達障害だなんて。そう言われたあの日から、夫ともギクシャク。家族が一変していまいました」

「なんとなく、そう(発達障害)なんじゃないか、と思って診断を受けました。こっこ(後述する発達わんぱく会の教室名)で療育をうけるまでの1年半は本当に辛かったです」

その他には、役所に相談しても理解なく「もう少し様子をみましょう」と言われたり、病院は診察まで2ヶ月待ち、検査の結果が出るまでにさらに1ヶ月待ちということも。

周囲からの理解が少ないだけでなく、サポートする体制が十分に整っていないのが現実です。

資格が必要のない発達障害の療育で、資格を保有するプロを投入し続けるNPO

「個別療育」の様子。一対一のマンツーマンで課題に取り組みながら、人と積極的に関わる楽しさや人に向かう姿勢を育てます。

こうした状況の中、「発達障害の幼児」に特化し、「専門的な知識・経験を持ったスタッフ」が「徹底的に子どもと保護者に向き合い、寄り添う」施設を運営するのが、今週のチャリティー「NPO法人 発達わんぱく会」です。

『こころとことばの教室こっこ(以下、こっこ)』と名付けられた教室を、首都圏で展開。発達障害を抱える子ども達に向けた療育プログラムを通じて、子どものこころとことばを育て続けています。

また、全国に「こっこ」と同じような教室を増やすため、「こっこ」で培ったノウハウを伝える活動も展開しています。

「グループ療育」の様子。年齢や発達段階を合わせた4~6人のグループを作り、目的・ねらいのある課題を通じて友だちへの興味や関心、集団生活に必要な協調性を育てます。

「音と色の療育」の様子。日常生活の中で自信を失いがちな子どもたちが、楽しい音楽体験の中で時に演奏者になったり参加者になったりしながら、自信と意欲をはぐくみます。

一番の特徴は、国の基準ではこうした発達障害の子ども向けの教室では資格は必須ではないとされているのですが、「こっこ」では様々な資格を持ったプロフェッショナルをスタッフとして採用していること。

そして、そうしたスタッフを国の基準以上の人数配置することで、徹底的に子どもと保護者に向き合い、質の高いサービスを実現しています。

こころとことばの教室こっこのスタッフ。複数の専門職がそれぞれの専門分野を活かしてひとりの子どもにかかわる、「チーム療育」を実践しています。

スタッフへの投資だけでなく、施設面でも子どもの成長をサポート

大人気の教室「こっこ」。資格保有者の存在だけではなく、子どものためにこだわった施設にもその特徴があります。以下がその特徴です。

こころとことばの教室こっこ西葛西校の様子

音楽療法士の使う楽器(右上)

音楽療法士がピアノやギター、オーシャンドラム、ミュージックパッドなど様々な楽器を用いて、音や音楽の働きかけの中から子ども達の五感を刺激し、心と身体で感じる感情を育くむことで「もっと友達と関わりたい」、「もっと出来るようになりたい」という意欲を育てます。

子ども達の様子を保護者に届ける集音マイクとマジックミラー(左上)

集団療育では、友達との関わり方や集団生活のルールを学ぶ目的から子どもと保護者を別室に分離して療育を行っています。

保護者は子ども達をマジックミラー越しに見ることができますが、子ども達の声を聞くことができません。

集音マイクがあれば、子ども達がどんな会話をして友達とコミュニケーションをとっているのかを保護者に届けることができます。

どんな子どもにも合わせられる机と椅子(左下)

身長や体格、動き、癖などを考慮して子ども一人ひとりに合った高さに合わせることで、じっと着席していることが苦手な子どもでも集中しやすくなり、よりよい療育につながります。

こうしたスタッフや施設への投資を続け、日々丁寧に子どもと保護者に向き合ってきた結果、保護者からの評判は上々。利用者アンケートでは95%の方が「とても満足」あるいは「満足」と答えるなど、教育サービス業としては、異例の評判を得続けています。

今週のチャリティーでは、20組の親子が気軽に子育ての悩みを相談でき、支援が必要な子どもへの早期療育を実現する場を提供することを目指しています

「こっこ」の無料開放日「こどものひろば」の様子

発達障害は見た目ではわかりにくく、幼児期であればあるほど発達障害なのか、成長が少し遅いだけなのかの判断がしづらいものです。さらに、「育て方やしつけ方が悪いのでは」と抱え込んでしまう保護者もいるそう。

こうした背景から「うちの子、ちょっと他の子と違うかも?」「子育てって、こんなに大変なの?」と疑問や不安がうかんだとき、保護者が気軽に相談できる場が必要とされています。

発達わんぱく会では、「こっこ」の教室を無料で開放する「こどものひろば」を定期的に開催。子どもが楽しく遊ぶかたわら、保護者が専門の知識をもったスタッフに相談することが可能なイベントになっています。

発達障害とうまく付き合っていくには、なるべく早く気づき、なるべく早く療育を開始することが有効と言われています。

しかし発達障害は気づきにくいものですし、いきなり専門の病院で診察を受けたり、自治体の窓口に行ったりするのは気がひけるもの。「こどものひろば」はこうした保護者の心理的なハードルを下げることで、なるべく早く、それでいて無理なく療育を開始できるようにするための取り組みです。

このイベントの開催費用は1回あたり30,000円で、1回あたり平均5組の親子が来訪。

今週のチャリティーでは4回分の「こどものひろば」の費用を獲得し、20組の子育てに悩む親子が参加できることを目標にキャンペーンを開催しています。

“TAKAHASHI”

取材を終えて~編集後記~

私も2児の娘のパパ。今週のチャリティーのキャンペーンついて嫁に説明したところ「え、発達障害って何?」「ダウン症みたいなもの?」という返事が。(その後詳しく説明したことは言うまでもありません)

実際、私もわんぱく会さんの話を聞かなかったら絶対に知らない世界でしたし、もしお医者さんから発達障害であることを伝えられたら混乱しまくったに違いありません。

だからこそ、私は日本のすべてのパパとママが、こうした発達障害について、知っておくべきだと思っています。

発達障害の詳しい情報は以下のリンクに貼っておきますので、是非チェックしてみてくださいね。

LITALICO発達ナビ https://h-navi.jp/
子ども情報ステーション「発達障害」 http://kidsinfost.net/disorder/illust-study/neurodevelopmental_disorders/

TEXT BY KEIGO TAKAHASHI

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SHARING JOY TOGETHER 「わくわくを分けっこしよう」

発達わんぱく会が主宰する、発達障害のある子どもの療育教室「こっこ」をモチーフに、親鳥とひよこが未来を見つめる様子をデザイン。

発達障害を抱える子どもと親が楽しく、自分らしく過ごせるようになって欲しいとの想いを込めています。

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【THANKS】NPO法人発達わんぱく会より、御礼とメッセージをいただきました! – 2017/8/11

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