【インタビュー】2022年にデビューした「DLOP LINE」について、 DLOPに聞きました！

2022.3.30 | CATEGORY : BRAND NEWS TODAY

こんにちは！山本です。

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さて今日は、2022年（正確には2021年末）より新たにスタートした、毎週のコラボデザインとは別で、デザイナー・DLOPが毎週のコラボ団体さんやその取り組みを自由に表現する「DLOP LINE（ドロップライン）」について。

今週の「もーもーガーデン」さんのDLOP LINEで、はや12デザインめとなりました。

コラボデザインとはまた違った雰囲気や印象が好評ですが、どんな思いでやってるの？をDLOPに聞いたので、ご紹介します！

「デザインの力で、きっかけをつくりたい」

──今年からDLOP LINEをスタートしたけど、どう？

DLOP：
僕の思うままに好みのテイストで自由に描かせてもらっているラインにはなるんですが、団体さまやお客さまにも受け入れていただているのを感じて、やってよかったなと思います。
最初は「全然受け入れてもらえへんかも」とも思っていたので…（笑）。

──たしかに。新しい試みやったもんなあ。どういうところで「受け入れてもらってるな」と感じる？

DLOP：
まだまだ多くはないですけど、やっぱりお客様に購入していただいていたり、「こういう世界を表現したい」とか「こういうデザインがいい」と団体さんの希望とはまた違うものにはなるのですが、団体さんから「こっちもいいですね」と言ってもらえた時は嬉しいですね。

（デザインはすべて手描き。「手間はかかりますが、手が描くがゆえのオリジナリティが生まれます。いろんな団体さんとコラボし、毎週未知の世界への挑戦ではないですが、たくさんの種類のタッチやモチーフを経験させてもらったからこそ、頭で思い描いたものをアウトプットとして表現できる力がついてきたと思います」）

──コラボデザインとあえて差別化するのか、あるい関連性持たすのか、両方描いているDLOPくんやからこそ何かこだわりの点はある？

DLOP：
僕の中ではコラボデザインとの関連性は、なにがしかのかたちで持たせようとしていて。
「コンセプトの芯の部分は一緒で、表現が異なる」みたいな位置づけですね。

コラボデザインの方は団体さんの思いに重心があってコンセプチュアルなデザインが多いですが、DLOP LINEの方はもう少し感覚的というかラフな感じでつくっています。

──印象に残っているDLOP LINEは？

DLOP：
どれも思い入れがありますが、あげるとしたら、第1弾として初めて出した「WELFARE OF RABBIT」さんでしょうか。
コラボデザインとはまた異なりかなりエッジの効いたデザインだったのですが手にしてくださった方も多く、嬉しかったです。ウサギというデザインのモチーフと、描いたテイストがかなり相反するような雰囲気もあって、目新しい感じも出せたのかなと思っています。

（「WELFARE OF RABBIT」さんとのコラボデザイン（左）、DLOP LINE（右））

DLOP：
あとは、2月にコラボした「日本ダウン症協会」さんです。
ダウン症協会さんとは毎年「1つだけ3つあるシリーズ」というかたちでコラボデザインを展開していて、「JAMMIN×ダウン症協会といえばこのシリーズ」というイメージがなんとなくある中での「こっちもいいね！」という感想をいただけたり手にとっていただけたのは嬉しかったです。

（「日本ダウン症協会」さんとのコラボデザイン（左）、DLOP LINE（右））

──3月頭にはDLOP LINEのイメージ撮影をしたけど、頭の中で描いているDLOP LINEとはどのようなもの？

DLOP：
社会問題やチャリティーに触れる機会がない、興味がないという層の人たち、その中でもファッションは好きという若い世代の人たちにも、デザインやファッションという切り口から興味をもってもらえたらなという思いがあります。

JAMMINももともとそのコンセプトでスタートしているブランドですが、DLOP LINEはより自由にそこを追求しているような感じです。

（イメージ撮影での1枚。過去のDLOP LINEを着て撮影を行った Model:Azusa Sasaki）

──今後どんな人・もの・場所にアピールしていきたい？どんな表現をしていきたい？

DLOP：
今ってSNSでいろんな情報が入ってくる時代じゃないですか。

JAMMINともしかしたら交わることがなかったかもしれない人が、まったく意図せずに不意に流れてきた投稿を目にしたりとか、あるいは街中で目にして気になるとかもそうなんですけど、チャリティーも知らないしJAMMINも知らないしという人たちにも、デザインを通じて「かっこいいなあ」と思ってもらって、興味を持ってもらえるきっかけをつくっていきたいですね！