2021.11.3 | CATEGORY : BRAND NEWS TODAY
こんにちは!山本です。
先日、といってももう先月なのですが、豊島株式会社の溝口さんと八木さんが、遠路はるばる東京からJAMMINにいらしてくださいました。
豊島さんは180年の歴史を誇る日本屈指の繊維の専門商社。
皆さまもご存知なたくさんのアパレルブランドさんの原料や原糸、さまざまな製品を扱っています。
写真左から二人めが溝口さん、お隣が八木さん、そのお隣がF-LEADの稲垣さん。
JAMMINは、
「ファッションブランドとして、かっこいいモノや良いモノで、チャリティーをもっと身近に感じてもらいたい!!!」
という大いなるかつ秘か(?)な野望を抱いているのですが、
アパレルについては皆ズブの素人の中、最初は中国(CHINA)での生産からスタートし、そこからすぐに生地の編みからMADE IN JAPANに切り替えて、試行錯誤を重ね、また関わってくださった方たちに支えられながら、今日までブランドを続けてくることができました。
…今後、「チャリティー専門ファッションブランド」として、私たちの役目は何なのか。私たちに何ができるのか。
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多彩な素材、原料から最終製品まで扱っていらっしゃる中でも、豊島さんの強みは「綿」。
綿花を作っている畑の方たちとも直接つながり、ネットワークを生かしながら「オーガニックコットンを通して、みんなでちょっとずつ地球環境に貢献しよう」と「ORGABITS オーガビッツ」というオーガニックコットン普及プロジェクトにも取り組んでいらっしゃいます。
お二人から生産農家さんのことやオーガニックコットンのことだけでなく、
エシカルブランドの台頭の歴史、近年至る所でSDGsという言葉が聞かれるようになりましたが、それに伴うアパレルブランドさんの動向などたくさんお話を聞かせていただき、とても勉強になりました。
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さらにはJAMMINについても、たくさんアドバイスをいただきました。
実は今、JAMMINのTシャツに関しては原料のコットンをオーガニックに切り替えているところです(またご紹介しますね)。
お客様の中には、もしかすると「あれっ、なんだか触り心地が以前のものと違うわ…!」というふうに感じられた方もいるかもしれませんが、実はそうなんです。
農薬や化学肥料に頼るのではなく、大地の恵みを生かしながら、綿(綿花)を育てる農家さんたちの日々の暮らし、代々の土地、連綿と続いてきた文化やいのちを未来へとつないでいくオーガニック。
普段身につけるアイテムを通じて、私だけでなく誰かにとってもちょっといいことに、ちょこっと思いを馳せてみる、そんな提案がきたら嬉しいです。
「私たちは毎日服を着る時、この原料の種を誰かが撒いてくれたとは意識しません。だけど服は農作物。
素材を”調達”するのではなく”生産”なのです」。
真剣な眼差しで話してくださった、溝口さんの言葉がとても印象的でした。
…溝口さん、八木さん、ありがとうございました!