2018.3.30 | CATEGORY : PAST CHARITY
昨年11月に2度目のコラボをさせていただいた、日本IDDMネットワークさん。
インスリン補充が必要な患者とその家族一人ひとりが希望を持って生きられる社会の実現を目指して活動するNPOです。
コラボデザインには、「夢」や「幸せ」を連想させる四つ葉のクローバーを描き、1型糖尿病根絶へ向けて活動を続ける日本IDDMネットワークの思いを表現しました。
この度、皆さまよりお預かりした94,980円(※入金時)のチャリティーを入金し、日本IDDMネットワーク専務理事の大村詠一さんより、チャリティーにご協力いただいた皆さまに御礼とメッセージをいただきましたので、ご紹介します!
氏名:大村詠一
役職:認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク 専務理事
略歴: 1型糖尿病患者(8歳発症)。2010年から日本IDDMネットワーク理事、2012年から現職。
全国糖尿病週間の最終日である2017年11月19日に、1型糖尿病の患児や患者・家族が集い、行政に当事者の思いを伝える場として「第1回IDDMこども会議」を開催しました。
高木美智代厚生労働副大臣にもご参加いただき、今回のチャリティーTシャツを身にまとった患児たちからメッセージを受け取っていただきました。
(「第1回IDDMこども会議」での集合写真)
(高木美智代厚生労働副大臣とメッセージを手渡す患児たち)
また、12月26日には東京医科歯科大学にて1型糖尿病研究基金からの助成金贈呈式を行いました。今回は、三林浩二教授(下記写真右から2番目が三林教授)が進める「針を刺さない治療法の研究」に対し1,500万円の研究助成を行うことで研究を後押しします。
(東京医科歯科大学での助成金贈呈式の様子)
今後も毎年恒例のセミナーはじめ、現在公募している第12回研究費助成課題への研究助成(詳しくはこちら)や、研究の成果報告の場でもあるサイエンスフォーラムなどの開催(詳しくはこちら)を予定しております。
1型糖尿病の根絶を目指して、一般の方にも参加できる場や機会の提供を行っていきますので、是非ご参加ください。
日本IDDMネットワークでは、2025年にこの病気を治る病気にするために日夜努力を続けられている研究者を支援するべく「1型糖尿病研究基金」を創設しました。現在では、1型糖尿病を治す研究(根治)、現在の治療を改善する研究(治療)、発症を予防する研究(予防)の3つの分野の研究を支援し、これまでに40件2億600万円の研究助成を行っています。
今回のチャリティーにご協力いただきお預かりした94,980円は、2018年4月27日までに選考予定の第12回研究費助成課題の研究費助成の一部として大切に使わせていただきます。
私たちのミッションである「インスリン補充が必須な患者とその家族一人ひとりが希望を持って生きられる社会の実現」を目指して、これからも下記の3つの約束に沿った活動を続けていきますので、今後も応援をお願い致します。
1 “救う”−患者と家族の皆さんに、私たちの経験を還元します。
2 “つなぐ”−患者・家族と研究者、医療者、関連企業、行政、そして社会とつなぎます。
3 “解決”−研究者の方々に研究費を助成し、1型糖尿病の根治への道を開きます。
来たる6月23日(土)には、昨年までに多くの研究助成を行った「バイオ人工膵島移植プロジェクト」についてのパネルディスカッションや座談会、これまでの1型糖尿病研究基金による助成研究の紹介等を行う「日本IDDMネットワーク サイエンスフォーラムin 東京」を国立オリンピック記念青少年総合センター 国際会議室で開催します。
皆さまからの寄付がどのような研究に役立てられているのか、その研究で救われる患者・家族はどんな人達なのかを知ることができる機会です。
一般の方ももちろんご参加いただけますので、こちらのページ:http://japan-iddm.net/sympo_2018_tokyo/より是非お申込みください。
(「日本IDDMネットワーク サイエンスフォーラムin 東京」は、6月24日(土)10:30~、国立オリンピック記念青少年総合センター 国際会議室にて開催します!(画像をクリックすると拡大してご覧いただけます))
日本IDDMネットワークの最新情報は、ホームページやオウンドメディアに加えてFacebook、Twitterなどでご覧いただけます。
イベント情報や活動の報告はもちろん、患者の活躍紹介なども発信しておりますので、是非ご覧ください。
■日本IDDMネットワーク オウンドメディア『PRESS IDDM』
(0歳で1型糖尿病を発症したゆうこちゃん。この子の成人式には、注射器はもち歩かなくていい未来をつくりたい)
チャリティーTシャツやアイテムをご購入いただいた皆さま、ご支援ありがとうございました。
そして、SNSでのシェア等にご協力いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました。
今回のチャリティーにより、1型糖尿病という病気について、そして、この病気を治る病気に変えようとする活動があることについて認知が広がったのではないかと思っています。
今後も、1型糖尿病をはじめ毎日のインスリン補充を必須とする患者・家族に明るい未来を届けるため、この病気の根絶(=根治+治療+予防)に向けて、当事者を巻き込みながら活動していきたいと思います。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
「夢」や「幸せ」を連想させる四つ葉のクローバーが描き、1型糖尿病根絶へ向けて活動を続ける日本IDDMネットワークの強い思いを表現したコラボデザインアイテムを、2017/11/13~1週間限定で販売、集まったチャリティーを日本IDDMネットワークさんへ入金させていただきました!