2017.9.14 | CATEGORY : PAST CHARITY
5月にコラボした公益財団法人あすのば。子どもの貧困の調査・提言や支援を通じて、すべての子どもたちが明日に向かって希望を持てる社会を目指して活動をしています。
この度、皆さまからお預かりした88,610円(※入金時)のチャリティーを無事入金し、あすのば学生スタッフの花澤さんより、チャリティーにご協力いただいた皆さまに御礼とメッセージをいただきましたので、ご紹介します!
氏名:花澤昴乃
役職:公益財団法人あすのば 学生スタッフ
略歴:大学生。高校3年生の時に「あすのば合宿ミーティング2015」に参加して以来、あすのばに学生スタッフとして関わっている。神奈川県藤沢市で子どもの居場所づくりを行う、学生団体My Own Place〜成長に愛を〜で共同代表を務める。
7月より、今年度の全国キャラバンがスタートしました。千葉県、富山県で行われ、10月以降は京都府、熊本県、香川県、山口県、岩手県でも開催する予定です。
お近くで開催される場合は、ぜひ足を運んでみてください。
また8月には、後述する「あすのば合宿ミーティング2017」も開催しました。
(7月2日に行われた全国キャラバンin千葉での集合写真。)
今回購入していただいた皆様からいただいたチャリティー金は、先日開催された「あすのば合宿ミーティング2017」において、全国の高校生が参加するための交通費として使用させていただきました。
合宿は8月16日(水)から19日(金)までの3泊4日間、国立赤城青少年交流の家(群馬県)で開催されました。
北は北海道、南は沖縄まで全国各地からひとり親家庭や児童養護施設などで育った経験のある、または学習支援や子ども食堂など子どもに寄り添う活動経験のある高校・大学生世代の若者が、総勢100人集まりました。
当日は小雨が降り続きましたが、野外炊飯やキャンプファイヤーなどいったプログラム時には天候に恵まれ、無事に外で行うことができました。遊ぶ、食べる、話すなど、様々なプログラムを通したくさんの「シェアのば」を行いました。
最初は緊張していた参加者も、時間を経るごとに柔らかい表情になり、最終日には別れを惜しみ涙する姿も見られました。
この合宿は年に1度、たった数日という短い時間ですが、その間にできた繋がりは長く続きます。既に開催から数週間経ちますが、現在も連絡を取り合っている仲間が多くいます。「また会おうね!」と約束したその日が楽しみでなりません。
(合宿1日目にて、チャリティーTシャツを着て参加者を迎えるスタッフたち。)
最新情報は、あすのばのHP、Facebook、Twitterより発信しています。
Twitterと子ども委員会のFacebookは、学生が更新しています。
各ページにて合宿の報告もしていますので、ぜひ覗いてみてください。
◼︎公益財団法人あすのば Twitter(@usnovayouth)
チャリティTシャツをご購入いただいた皆様、シェアなどで応援していただいた皆様、誠にありがとうございました。
イベントの際に参加者の方や学生・職員が着用しているのを見る度に嬉しさのあまり、思わずにやけてしまいます。またこの機会を通して、応援してくださる人がたくさんいることを改めて実感しました。
「子どもの貧困」は見えにくく、様々な問題が複雑に絡み合っており、簡単に解決できるわけではありません。
先日厚労省より発表された2015年度の子どもの貧困率は13.9%。それまで指標としていた2012年度の16.3%より少し下がりましたが、それでも7人に1人の子どもは苦しい状況にあります。
貧困は気付かないうちに精神を蝕んでいきます。自分からも周りからも見えにくいため、助けを求めることすら頭に浮かばず、外部からの援助も受けにくいことが多々あります。しかし、貧困を理由に子どもたちが困っている、結果的に何かを諦めてしまう現状があることは、望ましくありません。
少しでも多くの子どもに寄り添い、ありのままの気持ちを引き出し実現のサポートができる居場所をつくりだせるよう、そして、そんな居場所すら必要ない生きやすい社会にしていけるよう、私たち学生も尽力してまいります。
応援の程よろしくお願いいたします。
「子どもたち一人一人が、輝く星のように、無限の可能性と将来を秘めた存在だよ」というメッセージが込められたコラボデザインアイテムを、2017/5/8~1週間限定で販売、集まったチャリティーをあすのばさんへ入金させていただきました!