2017.7.14 | CATEGORY : PAST CHARITY
2月末に「AV出演強要問題」というテーマでコラボさせていただいたNPO法人ヒューマンライツ・ナウ。
AV出演強要による被害をなくすためのプロモーションビデオの制作費用を集めるキャンペーンを行い、72,800円のチャリティーが集まりました。
チャリティーにご協力いただいた皆様に、ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤さんより、御礼とメッセージをいただきました!
氏名:伊藤和子
役職:ヒューマンライツ・ナウ事務局長
略歴:弁護士・ヒューマンライツ・ナウ事務局長
ヒューマンライツ・ナウは2016年3月にAV出演強要被害に関する調査報告書『ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権被害』を公表し、AV出演強要被害はこの一年で大きな社会問題として認識され、同年に内閣府が調査を開始、今年の2月、3月には、団体として、意識喚起や国会でのロビー活動、院内集会等の取り組みを強化しました。
その結果、2017年3月末には、関係各省対策会議が発足、政府緊急対策が決定され、4月を被害防止集中月間として政府をあげたキャンペーンと取り組みが開始され、5月には本格的な対策がまとめられるなど、大きな前進を実現することができました。
(院内集会「AV出演強要被害の根絶を目指して」の様子。)
今回のキャンペーンを通して、72,530円のチャリティーを頂きました。
今回のデザイン“Real Love Never Hurt”は「本当の愛は傷つけない」を意味し、DVやパートナーを傷つける言動、児童虐待等をなくしていこうという想いを込めています。
いただいたチャリティーはAV出演強要被害をなくすためのランディングページ作成や、AV出演強要被害をなくすための若い人たちに向けたプロモーションビデオの制作の一部、さらに7月28日に東京都内で開催する啓発イベント開催費用に充てさせていただいています。
プロモーションビデオは、協力してくださる方が概ね決まり、夏休みが本格的になり被害も増えやすい8月前の完成・公開を目指しています。
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(こちらも院内集会「AV出演強要被害の根絶を目指して」の様子。)
あなたの近くにも人権侵害にあって苦しんでいる人がいるかもしれません。今回のTシャツに書いた「本当の愛は傷つけない」、「難しいかもしれないけれど、本物の愛を求めてみよう」というメッセージを大切にして広めていただけないでしょうか。
多くの人に伝わってカルチャーになれば、女性や子どもに対する暴力を少しでもなくしていく力になります。
私たちヒューマンライツ・ナウは、これからも女性と子どもをはじめ、世界と日本で続いている深刻な人権侵害をなくすために活動を続けていく予定です。
そのためには多くの人に私たちの取り組みに関心を持っていただきたいと思います。是非、アイテムを通して私たちの活動を周りの人にシェアしていただけると嬉しいです。
“Real Love Never Hurt”.
皆がありのままの姿で、愛を感じながら自分らしく生きていける社会を目指すヒューマンライツ・ナウの願いを表現したコラボデザインアイテムを、2017/2/27~1週間限定で販売、集まった72,530円のチャリティーを入金させていただきました!