2016.8.27 | CATEGORY : PAST CHARITY
氏名:門馬 優
役職:代表理事
略歴:平成元年3月1日生まれ、宮城県石巻市出身。NPO法人TEDIC代表理事。早稲田大学大学院教職研究科修士課程修了。東日本大震災で故郷が被災、2011年5月にTEDICを設立(2014年9月NPO法人化)。石巻専修大学共創研究センター特別研究員(2013〜2014)、石巻専修大学復興ボランティア支援室事務局長(2015)を歴任。
現在は、石巻市地域福祉委員会委員(2015〜)、石巻市教育委員会学校支援地域コーディネーター(2015〜)、石巻市立貞山小学校協働教育推進委員会委員(2015〜)、子どもの貧困対策センター公益財団法人あすのばアドバイザー(2016〜)、NPO法人子どもにやさしいまちづくり副理事長(2016〜)、日本ボランティアコーディネーター協会検定・認定システム化検討委員会委員(2015〜)などを務める。
今年度に入り、新たに石巻市と協働し「トワイライトスペース」事業がスタートしました。
これまで取り組んできた、生きづらさを抱える子ども・若者を支える夜の居場所を公的な制度の枠組みで、一緒に取り組むことができるようになりました。
購入したみなさまから預かったチャリティーは、夜の居場所での子どもたちへの食事提供などのプログラム費用、ひきこもり状態にある子どものもとへの訪問費用として、活用させていただきます。
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NPO法人TEDIC(@npo_tedic)さん | Twitter
最近Facebookで配信する【今日の1枚!】シリーズが活動以外の事務局の近況報告をしていて好評です。
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様々な困難な環境の下にある子ども・若者を支える活動を続けていくなかで、「当事者」という言葉を聞くことがあります。
「当事者の声を大切にしないといけない。」「当事者はどう思っているのか?」・・・などなどです。このとき、当事者という言葉は「子ども・若者」を指して使われています。
しかし、本当の当事者は私たち1人ひとりだと思っています。
「当事者」という言葉を使うことで、「当事者はあの人で、私は当事者ではない」と線引きしてしまうこと、これが地域のセーフティーネットを綻びの一つだと思っています。
みんなが少しずつ、生活の延長線上のなかで、社会の当事者としての役割を取り戻していくこと、実はそれが一番の支援だと思っています。
皆さんと、今後も一緒にアクションを起こしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。