2016.8.13 | CATEGORY : PAST CHARITY
(右から2番目 Code for Japan フェロー 山田さん)
氏名:山田直行
役職:Code for Japanフェロー・浪江町役場復興推進課
略歴:1979年生まれ。前職は東京・渋谷でソフトウェアエンジニアとして勤務。政治・行政の世界でのITの今後の可能性にかけて現場から取り組むことを決意し、Code for Japanフェローになり、浪江町に赴任。
浪江町タブレット配布プロジェクトの開発・運用を担当する職員として役場でフルタイムで働く。本記事で紹介された吉永さんの後任として奮闘中。
浪江町のタブレット事業は、配布開始から1年半が経過し、多くの町民が日々の生活で活用するものになってきました。
(いわき市でのタブレット講習会の様子。皆さん熱心に聞いています)
タブレット上のアプリ「なみえ新聞」で新しい友人ができたり、新しい生活を始めるきっかけになったりと、嬉しい報告も届いています。
2016年3月にはアプリをリニューアルするとともに、新しいアプリ「つながっぺ」もリリースしました。
(「つながっぺ」は地元の新聞にも取り上げられました)
これは、浪江町民やその家族・友人同士がテレビ電話やメッセージの送受信をより簡単に行えるように作ったアプリです。
このアプリをきっかけに、より町民同士のコミュニケーションが活発化するのではないかと期待しています。
皆様から預かったチャリティーは、浪江町タブレット事業の推進のために大切に使わせていただきます。
活動メンバーが講習会や交流会のために全国各地へ出かける際の交通費などに使わせていただきます。
(南相馬市でのタブレット講習会の様子。町民の方から「講習会やって」と言われることも増えてきました)
最新情報は、Facebookブログで更新中です。
Code for Namie(浪江町タブレット事業) | Facebook
(復興支援員さんらと行ったワークショップの様子)
浪江町はいよいよ一部の地域の避難指示解除に向けて動き出しました。
町が再び生活する人々であふれる日々を取り戻すためには、まだまだ時間がかかると思います。
そんな中、タブレット事業が町民の絆をつなぐ存在でありつづけるため、私たちは活動を続けていきます。
今回のアイテムが、1人でも多くの人々に私たちの活動を知っていただく機会になれば嬉しいです。
(郡山市内でのタブレット講習会の最後にパチリ)