2016.7.7 | CATEGORY : BRAND NEWS MEDIA
こんにちは、YAMMYです。
蒸し暑い日が続きますね…Tシャツの出番ですね。
さてそんなTシャツ本番の夏に向けて、
そしてまた、多くのNGO/NPOさんにご協力いただいているおかげで連日フル稼働のJAMMINですが
先日、2日間に渡ってNHKさんの取材を受けました!
JAMMINそれぞれのメンバーの思いや、
NGO/NPOさんとコラボして1枚のTシャツができあがるまでの流れ、
これまで手がけたTシャツなど、
いろんな角度から取材していただきました。
代表の西田がJAMMINを始めるきっかけになった、
学生時代の体験についてもいろいろと聞いていただき
西田曰く、改めてJAMMINというブランドの生い立ちをなぞり、初心に戻るきっかけになったのだとか。
学生時代、水を専門に学んでいた西田。
嫌々配属された研究室は、「途上国での水の調査」が卒業の条件でした。
今から10年前かなあ。
民族内戦が残るスリランカに調査に行ってん。
紅茶で有名な国、ぐらいのイメージはあったけど、初めて訪れた途上国で
現地の人の生活を目の当たりにして、貧困の状況に衝撃を受けた。
テレビとか本で途上国のことは知ってたけど、実際に目の当たりにしたとき、そのインパクトは凄まじかった。
牛とか動物と同じ池で、顔や身体を洗ってたり、その水でいれたチャイを笑顔で勧めてくれたり…
日本で不自由なく育ち、現地の光景に呆然とした西田。
ただ、同時に”希望”も見出したと言います。
「水問題」が研究テーマやってんけど、実際に現地の人たちの生活を見てたら、
あれ?自分にも解決できるんじゃないか?ここをこうしたら、あそこをああするだけで、現地の人たちの生活の質をぐっと向上できるんちゃうか?って、
学生やったけど、自分がそのとき持ってた知識だけでも、良くなるためにできることがいっぱいあるんちゃうかって気がついて。
途上国への貢献とか、問題解決っていうのは、自分の生活からもっともっと遠いところにあると思ってたけど、
もしかして、自分のアクションで人の生活を、世界をもっとよくできるんちゃうんか?って思ってん。
今思ったら、それが自分のターニングポイントというか、すべての始まりやった。
(研究室の仲間たち!この後、みんなで仲良く、集団食中毒に…)
スリランカでの出来事がきっかけとなり、より専門的な知識を身につけるため大学院へ進んだ西田は
大学院卒業後、途上国の問題解決をしたいと
大手開発コンサル会社に就職し、コンサルタントとして働きはじめました。
コンサル時代、個人では絶対関われへんような大きいクライアント、大きいプロジェクトに携わらせてもらった。
途上国のインフラ整備とか、街づくりとか。
やりがいもあったし、すごく充実してた。
でもあまりにも案件が大きくて、プロジェクトも10年単位で進行するようなものも多かったから、
自分がほんまに役に立ってるのか、実感が湧かんくて。
途上国に調査に行っても、目の前では今にも息絶えそうな人が道端にうずくまってる。
そんな状況がある度に「会社の名刺じゃなく自分の力で、俺は何ができるねん!」って思った。
初めて行ったスリランカで「もしかして、自分の力で世の中を良くしていけるんちゃうんやろうか」って思ったあの時の感覚に立ち返って
今、自分自身ができることをやりたいって思ってん。
自分に今できること、そして初めて訪れた途上国・スリランカでの直感、
「もしかして、こんな自分でも、世界を少しでも良くできるんじゃないか」という想いを
より多くの人と共有して世界を少しずつ変えていきたい、特に若い人を巻き込んでいきたい、
という想いを実現すべく退社を決意し、コンサル時代の同期・高橋と共に
“ファッションを通じて、チャリティーを身近に根付かせる”ブランド・JAMMINを立ち上げました。
――そして、はや2年。
ずっとノンストップで今日まで走り続けてきましたが、
NHKさんの取材を通じて、改めて初心を思い出し
JAMMINというブランドのあり方を再確認するいい機会をいただきました。
暑いなか2日間にわたり取材していただいたNHKスタッフの皆様、ありがとうございました。
そして改めて、JAMMIN立ち上げから今日まで支えてきてくださった皆様、ありがとうございます!
今回の取材の内容は、7月12日(火)NHK第一チャンネル「おはよう関西」内、7時45分〜8時までのどこかで放送されます。
(※放送はあくまで予定であり、変更となる場合があります。その場合はFacebookなどで再度ご案内します。予めご了承ください)
ぜひお見逃しなく!