2016.6.18 | CATEGORY : PAST CHARITY
氏名: 水戸川 真由美(上写真 左端、下写真 右から2番目)
役職: 公益財団法人日本ダウン症協会 理事
略歴: 3人の子供のうち1998年生まれの男子にダウン症がある
(あちこちに貼られた「世界ダウン症の日」啓発ポスター)
最近は、国連が国際デーとして定めた3月21日「世界ダウン症の日」について、各地のNPOや親の会など様々な団体と連携し、啓発ポスターの配布や関連行事を募りPRを進めています。
関連行事は年々増え、今年は全国で24ヶ所と、国際デーとなってから過去最高となりました。現在は4月2日の、同じく国連で定められている「世界自閉症啓発デー」と併せて、啓発活動を進めています。
今後もイベント限りではなく、医療・教育など、ダウン症の関係者関係各方面とのネットワーク構築に努力していきます。
(京都で開催された国際人類遺伝学会、JDSのブースで)
皆さまのご厚意により多大なチャリティーをいただきました。心より感謝いたします。
お預かりしたチャリティーは、JDSの無料配布のための啓発ポスターの作成・配布費用(発送費を含む)世界各国が一同に配信する、世界ダウン症の日啓発映像の参加における制作費などに使用させて頂きます。
(札幌で開催の日本小児科学会、JDSブースで)
最新情報は、
JDSのホームページ http://www.jdss.or.jp/
動画による資料 http://www.jdss.or.jp/movie/index.html
フェイスブック https://www.facebook.com/JapanDownSyndromeSociety
で発信しています。
会員の方には、各月で会報(JDSニュース)もお届けしています。
2016年 世界ダウン症の日「マイ フレンド・マイ コミュニティ」 – YouTube
(ダウン症のある人たちのダンスグループ「ラブジャンクス」)
今年、障害者差別解消法が施行され、障害のある方に対しての環境は改善しつつあります。
本年の「世界ダウン症の日」テーマは「マイ フレンド マイコミュニティ」。当協会で開催された記念イベントで発表されたアピール文は以下の通りです。
「いま障害(しょうがい)のある人も これから障害(しょうがい)をもつかもしれない人も
誰(だれ)もわけへだてなく お互(たが)いに思(おも)いやりをもってクルッと包み込む
「インクルーシブ」で ダウン症(しょう)のある人もみな
その人らしく 安心(あんしん)して暮(く)らして行(い)ける社会(しゃかい)に」
今後も継続して広く深く配信して活動を続けていきます。
チャリティーでは、21番目の染色体が3本あるという、ダウン症のある人の特性を木の葉のモチーフで表すアイテムがデザインされました。
デザインを説明しながら、ファッションを通じてダウン症のことをお話できるきっかけとなり、より具体的なことを知っていただくツールとなりました。
いろんな媒体を通じ、今までダウン症について、関わりのなかった方々にも耳を、目を心を傾けていただきながら、同じ地球で暮らす仲間としてダウン症のある人たちに寄り添う思いになっていただければ、幸いです。
(世界ダウン症の日キックオフ集会・チャリティTシャツを着て)