2016.3.26 | CATEGORY : PAST CHARITY
今年度はケニア、マサイマラ周辺での養蜂プロジェクトを本格的に初めての1年目でした。
巣箱を新たに300個導入、マサイの参加世帯は30です。ケニア養蜂協会に地域を見てもらい、プロジェクト開始当時は4月と8月の2回の収穫が期待できると見積もられ、また生産率も80%くらいとかなり高いポテンシャルを期待しましたが、結果は 20%(8月のみ)とかなり厳しいものでした。
実際には干ばつ、洪水、盗難、巣箱荒らし、人手不足、装備不足、参加者の経験不足などの問題が常にありました。
しかし、収穫された蜂蜜はとても絶品!そして各世帯主からも買取ることが実現し、それをケニア国内で商品化し、販売もはじめることができました。なんとか、地元の人たちに、養蜂を通して収入が得られる仕組みを少し体験してもらえました。
1年目は大変でしたが、参加しはじめた地元の村人たちも私たちも多くを学び、難題を多く抱えながらも学んだことを新たなシーズンに活かし、新年度は生産率をあげて、村の人たちの参加率があがるように頑張りたいと思います。
また、アフリカゾウの涙でマサイマラの密漁阻止ユニットに導入した探知犬たちも、引き続き毎日訓練を繰り返して、現場でレンジャーたちと活躍しています。彼らが活躍し続けられるように、新年度もサポートを続けたいと思います。
今回みなさまから預かったチャリティは、アフリカゾウの涙で行っているケニアでのマサイの養蜂プロジェクト、密猟阻止ユニットの探知犬のサポートやNo Ivory Generationプロジェクト事業などの資金として大切に使わせていただきます。
ホームページでイベントや活動の詳しい紹介、サポーター制度などを載せています。
TEARS OF THE AFRICAN ELEPHANT – tearsofelephants ページ!
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購入者のみなさま
この度は私たちの活動をサポートしていただき、ありがとうございます!
ひとりでも多くの方にアフリカゾウの危機を知っていただき、保護の力につながればと願います。
私たちはこれからも、アフリカの野生動物と人の共存がの実現に向けて、アフリカと日本で活動を続けていきます。
みなさんもこのアイテムを通して知ったことを是非シェアしてください。
これからも応援よろしくお願いします。
アフリカゾウの涙 一同