2016.3.20 | CATEGORY : PAST CHARITY
「『人道支援』というと難しく聞こえますが、“こんなふうに困っている人に手を差し伸べることができたよ”って、まわりのお友達にお話ししてもらえたら、またSNSでの拡散などできることをしていただければ、それが人道支援への参加だと思います」
氏名:柴田裕子
役職:海外事業部長
略歴: 埼玉県出身。新卒で就職したメーカー企業を退職後、米国の大学院に進学(公共行政学修士)。
卒業後は日本のNGOにてアフガニスタン事務所の現場経験や、各種支援事業の立ち上げの経験を積み、2012年よりジャパン・プラットフォームの海外事業部長に就任。
アフガニスタン・パキスタン、南スーダン、シリア、イラク、ミャンマーなど、海外における緊急人道支援に関わる助成事業の統括業務を行い、加盟NGOや外務省等関係機関との協議・調整業務などを担当している。
JPFは、自然災害の被災者支援や紛争による難民支援などを行っていますが、災害は後を絶ちませんし、紛争による影響を受ける人も増え続けています。
最近では、自然災害ですとネパール大地震がありました(2015年4月)。全半壊家屋70万超という大災害に対して、初期の緊急物資支援などから始め、今は暮らしの再建を支えるような支援を続けています。
(C)SEEDS ネパール中部地震被災者支援の様子
紛争による難民の支援では、ご存知の通りシリア周辺国で非常に大きな支援が必要です。
先の見えない状況に対して、今後も引き続き命を守り繋ぐ緊急人道支援を行いながら、つらい経験をされた方への心のケアや子どもへの教育などにも力を入れていく予定です。
(C)JPF イラク・シリア難民・国内避難民支援
2016年は、一人でも多くの人が笑顔で暮らせますように、そんな願いを込めて活動を行っています。
皆様からお預かりしたチャリティーは、いつ起きるか予測できない危機に対してできるだけ速く、質の高い支援を行うためにどうしても必要な、日頃からの備えに大切に使わせて頂きます。
緊急時に慌てないよう、何もないときにどれだけ人・モノ・お金・情報などを十分に準備しておけるか、そこに力を注ぐことにより、効果的な支援が実現できるようになります。
(C)JPF 医療不足の地域に医療専門家を派遣してのセミナー
ジャパン・プラットフォームでは、支援を必要としている方々と支援してくださる方々の架け橋として、この募金を大切に活用し、1秒でも速く1人でも多くの人へ現地のニーズにもとづく支援を、これからも行っていきます。
ジャパン・プラットフォームの最新情報は、幣団体のホームページでご覧いただけます。
国際協力NGOジャパン・プラットフォーム -日本・海外で緊急人道支援・援助を行う非営利活動団体(認定NPO法人)に寄付・募金を。
また、現地での活動の報告や、国際支援関連の情報は、Facebook、公式ツイッターで発信しています。
Japan Platform (ジャパン・プラットフォーム) | Facebook
ジャパン・プラットフォーム(@japanplatform)さん | Twitter
今回はこのようなチャリティーを通して、私たちの活動を知って頂けて本当にうれしいです。
「人道支援」というと難しく聞こえますが、“こんなふうに困っている人に手を差し伸べることができたよ”って、まわりのお友達にお話ししてもらえたら、またSNSでの拡散などできることをしていただければ、それが人道支援への参加だと思います。
ジャパン・プラットフォームは、これからも多様なパートナーと連携しながら、日本のNGOの支援を世界に広げていきます。ジャパン・プラットフォームの活動に、どうぞご注目ください!
(C) JPF