2016.3.12 | CATEGORY : TODAY
どうも、どえりゃあ名古屋人こと、タカハシケイゴです。
昨日は東日本大震災から5年ということで、様々なメディアやSNSで、当時のこと、東北の今について紹介されていましたね。
昨日、たまたま聞いていたラジオで、宮城県・気仙沼にある五十鈴神社の「ケヤキ」の話を耳にしたので、ご紹介したいと思います。
東北には、東日本大震災から100年以上遡ること、1896年にも大きな津波が襲いました。
岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖200kmを震源として起こった、マグニチュード8.2- 8.5という巨大地震であった。本州における当時の観測史上最高の遡上高(陸を駆け上がって到達した高さ)である海抜38.2mを記録する津波が発生し、甚大な被害を与えた(wikipediaより)
この時、高台にある樹木に捕まり、多くの住民の生命を救われたそう。
津波の後、樹木は生命を救う、との考えから神社の周辺には、多くのケヤキが植えられました。
(http://mutsusousya.web.fc2.com/isuzu/isuzu.html)
そして、時は流れ2011年。
余震が続く中、大津波警報が発令。8名もの方が、100年以上も前に植えられたケヤキの元へ集まります。
その後、津波で流されてきた2名を、みんなで木の上に引き上げ、計10名もの人が、ケヤキの木の上で津波をやり過ごし、生命を守ったそうです。
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2011年の津波により、木が失われてしまった五十鈴神社の樹木たち。
現在は、地元の人や支援者により、ケヤキの苗などの植樹活動が進み、2011年の津波の記憶を遺す活動が続いています。
気仙沼市階上地区 お伊勢神社 植樹 | 植樹活動報告 | 心をつなぐプロジェクト
(https://www.facebook.com/kesennuma.plaza/)
100年以上も前に植えられたケヤキの話、いかがでしょうか?
私は、地元の方々が自分たちで出来ることをしようと考え、次世代に遺したいと行動まで繋げたことが生み出した、素晴らしいストーリーだと思います。
実は、今週のJAMMINのデザインもケヤキの木がモチーフに。
被災した東北の子どもたちが、成長し続ける姿を、凛々しいケヤキの姿に重ね合わせています。
是非、アイテム覗いていってみてくださいね!