2015.11.7 | CATEGORY : PAST CHARITY
毎週チャリティー・キャンペーンを展開するJAMMIN。過去に販売したアイテムのチャリティー入金にあわせて、入金先のNGO/NPOの担当者さまからのメッセージを一緒にご紹介しています。
活動をもっと知りたい方は、団体のホームページやfacebookなど、是非チェックしてみてくださいね。
氏名:坂本 新
役職:ファンドレイジング(活動資金調達)担当
略歴:大学卒業後、民間警備会社に20年勤務、そのうち10年をホンジュラス、ロシア、中国にて、現地在外公館のセキュリティ業務に従事した。海外駐在を通し、子どもや女性の搾取が身近となり、考えるだけではなく行動に移す必要を痛感、警備会社を退職し、2014年11月より現職
(早朝、都内繁華街での街頭アウトリーチ。性的搾取の被害者となりやすい若い女性を中心に、声をかけ、相談先の記載されたカードなどを配布)
ライトハウスは被害者支援の核として、日本で唯一となる人身取引被害専門のホットラインを運営していますが、より積極的に被害者にリーチするべく、今年1月より街頭アウトリーチを始めました。
具体的には週末早朝の都内繁華街において、行き交う若い女性を中心に声をかけ、相談先の記載されたカード等を配布しています。
(啓発マンガ BLUE HEART)
主に中学生や高校生、そしてこれらの世代との関わりが深い方々を対象に、人身取引の被害者とならないための啓発マンガを制作、申込者に対し無償で配布(現在は有償)しました。
本マンガは、これまでライトハウスに寄せられた相談を元に3つのストーリーを作成し、プロのマンガ家さんに作画を依頼、プロの編集者の手を経て、大変クオリティの高い仕上がりとなっています。
2015年2月の発刊以降、初版1000部が最初の一週間弱で底をつき、急遽第2版で3000部を増刷、さらにその後、第3版として2000部を増刷しています。
主たるお申込者は、中学生や高校生の子どもがいるご両親、孫のいる祖父母、学校の先生や学校図書館の司書の方々、自治体の福祉や男女共同参画等に係る部局の方々です。
また、台湾在住の方から、本マンガを台湾の子どもたちにも配布したいとの申し入れがあり、現地のロータリークラブが中国語への翻訳ならびに印刷・製本、さらに配布までの費用を負担くださり、台湾市内の学校で配布される運びとなりました。
本マンガは、ライトハウスのWEBサイトよりご購入いただけます。ぜひ、ご一読をいただければと思います。
日本初!子どもを性の商品化から守るためのマンガ「BLUE HEART〜ブルー・ハート〜」NPO法人ライトハウス | NPO法人ライトハウス
JAMMINさんを通し、皆さまから頂戴したチャリティは主として被害者支援のために使われます。
被害者からのSOSが入ったら、私たちはすぐに動きます。受電直後に新幹線に飛び乗り、被害者と合流し、安全な場所に保護することもあれば、脅しや詐欺などの手段で出演を強要されたアダルトビデオの販売を差し止めるため、弁護士に司法介入を依頼することもあります。
また、保護した被害者に対し、医療機関や警察などの行政機関、弁護士事務所や法テラスなどの司法機関への同行支援を行なうこともあります。
これらの支援で発生する、交通費や医療費、保護施設の利用費、弁護士費用、そして支援スタッフの人件費に至るまで、すべてが皆さまからのご支援によって、まかなわれています。
団体の最新情報は、団体のWebサイトおよびフェイスブックにてご確認いただけます。
また、無料配信している当団のメールマガジン「ライトハウス通信」でも、団体の最新情報や、人身取引問題に関する新しい情報をお伝えしています。
ぜひ、メルマガもご購読いただければと思います。
この度は、ライトハウスへのチャリティー付きアイテムを購入いただき、ありがとうございました。
わたしたちが根絶を目指す「人身取引」という問題は、遠い昔の外国の話ではなく、今、この日本において不気味な速さで浸透しています。残念なことに日本国内では、まだまだこの問題に対する認識が低いのが現状です。
この問題が日本の、私たちのすぐ身近で起きていることを、多くの方々に知っていただくことが、人身取引を根絶する始まりであると思っています。
どうか、皆さんの周りにいる方にも、この現状をお伝えください。私たちは人身取引が根絶され、すべての被害者が救われるまで、この問題に向き合っていきます。
そのためには皆さんの力が必要です。何もかもはできなくても、皆さんそれぞれができる範囲で構いません。お力をお貸しください。
どうぞ、よろしくお願いします。