2015.5.15 | CATEGORY : PAST CHARITY
(PHOTO BY NAOYUKIHAYASHI)
毎週チャリティー・キャンペーンを展開するJAMMIN。過去に販売したアイテムのチャリティー入金にあわせて、入金先のNGO/NPOの担当者さまからのメッセージを一緒にご紹介しています。
アイテムを購入した皆さんや活動をもっと知りたい方は、団体のホームページやfacebookなど、是非チェックしてみてください。
氏名:西出博美
役職:代表理事
略歴:1987年7月7日生まれ。2010年に日本社会事業大学社会福祉学部を卒業。新卒で高齢者介護の現場で働くが、半年で退職。その後は、児童福祉の現場で働きながら、2011年2月「ぱぱとままを夢見る世の中」をつくるため、【ぱぱとままになるまえに】立ち上げ、代表に。
自身も、 結婚・妊娠をしていない「ぱぱとままになるまえ世代」の当事者として、共に探求中。2014年10月10日、“とつきとおか”の日にこだわり、NPO法人化する。
女性の産婦人科医師を講師に招き、30代の女性限定の“性教育”の講座をスタートさせました。
「妊娠や出産に関すること」って、いろんな取り組みや情報があります。あり過ぎて何が正しいのか?どうすればいいのか?が逆にわかりづらくなっているなぁと感じていて…。
少し遠慮?をしている部分があったのですが、『正しいことは胸を張って伝えたいし、知ってほしい。ちゃんと伝えたいな。』と思って、「ぱぱとままになるまえに」の独特ののほほんとした雰囲気は残しつつ(笑)、しっかり知識提供をする講座をスタートさせることにしました。
普段は都内で産婦人科医として現場で働いている医師の協力を得て、講座が開催されます。「ぱぱとままになるまえに」というテーマに共感してくださるの方の中には専門職の方が多くいます。
結婚や妊娠、出産前の若い世代に“本当に必要な正しい知識”を提供できるよう、共感者との協力体制を確立させていきながら、情報や機会の受け取り手である「ぱぱとままになるまえ」の世代に届きやすい手法を模索していけたらと思っています。
2月は「ぱぱとままになるまえに」という活動をはじめてから4周年の記念の月でした。
21日には4周年記念のイベントを開催し、6人のパパとママのゲストを招き、イベントを行いました。
28日には東京都中野区にある松が丘助産院へ、結婚も妊娠もしていない若者を連れて「助産院ツアー」を開催しました。
この2つのイベントは、学生と社会人の参加費を別にし、学生の参加費は安く設定しました。これからも学生の参加は割引にし、若いパパとママにある前の世代の人たちの参加をどんどん促していきたいと思っています。
「NPO法人ぱぱとままになるまえにFacebookページ」
(これが一番更新頻度高いです。)
「ぱぱままっぷ」
ぱぱとままになるまえにが運営する出産施設で働く人を紹介するサイト。
「産み方に、じぶんらしさを。」がテーマ。
「ぱぱままっぷFacebookページ」
(ぱぱままっぷのサイトが更新されると、こちらにも最新情報がアップされます!)
(以下、PHOTO BY NAOYUKIHAYASHI)
【NPOぱぱとままになるまえに】は、「なりたい職業のように“パパとママになること”を、夢見ることができる世の中に。」をビジョンとし、これから親になる可能性のある若者が「子どもを産み・育むこと」に価値を見出せる社会環境づくりを行っています。
そのために必要なことは2つ。
1つは「いつかは子ども欲しいなぁ。」と漠然と思っている人たちが、結婚や妊娠前から準備をする風土をつくること。イベントやツアー、講座、サイト運営を通して、「ぱぱとままになるまえに」準備する風土をつくっていきます。
2つ目は、私たちだけではできません。パパ、ママになった人たちの協力が必要です♪
“ひと足お先に”パパとママになった人たちには、パパとママになる前の人たちに自分たちの妊娠・出産、育児の経験や、その時の気持ちを伝えてほしいと思います。(苦労話だけではなく、感動ストーリーとか、うれしい出来事の話もぜひ!)ぜひ、私たちのイベントでゲストになっていただいたり、職場で意識して話したりするだけでも変わります。
今の社会は「パパ・ママになった人」はサポートを“される側”ですが、大変だったからこそ、子どもができてうれしいからこそ!自分たちのことだけではなく、次の世代の意識してもらえればと思います。それがきっとご自身の子どものためになり、自分の子育て環境をよくすることにもつながります。
(以上)