2014.10.23 | CATEGORY : MAGAZINE
今週のチャリティーはNPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS。JAMMINとPLASがコラボするのは2回目。最初のキャンペーンは4月末〜5月上旬まで実施しました。
NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS | JAMMIN(ジャミン) | Social Wear Brand
実は正直、私もPLASの活動を知るまではエイズ孤児の存在やその問題についてはほとんど知りませんでした。
そしてNGO/NPOを応援する醍醐味はまさにここにあります。今、問題となりつつあるテーマについて、その問題の存在を知れること、その解決に向けて果敢に挑戦するNGO/NPOを支援することで解決に少しづつでも参加できることが出来るから。
今回は私たちもエイズ孤児について疑問に思ったことを少しだけご紹介していきます!
是非一緒に今起きていることを共有できれば嬉しいです。
HIV感染者数は全世界でおよそ3,400万人。全世界の感染者の69パーセントに相当する2,350万人がサブサハラアフリカ地域(サハラ砂漠より南の地域)で生活していると言われています。
出所:世界エイズデーによせて――JICAのエイズ対策支援 | ここに注目 | トピックス | ニュース – JICA
治療薬の開発や国際協力機関の努力もあるから、エイズ対策はどんどん進んでいるものと思っていました。しかし、まだサブサハラアフリカ地域では治療を受けるための支援がまだまだ必要な状況なんですね。
ちなみにHIVとエイズの違いは以下のリンクが参考になります。HIVがエイズの原因となるウィルスのこと、エイズはHIVに感染して発症する病気のことを指します。
エイズ/HIVに関連する問題は感染防止・治療だけではありません。
エイズ孤児とは『片親ないし両親をエイズで失った18歳未満の子ども』。1990年、サハラ以南アフリカにいたエイズ孤児は62万人でしたが、この20年ほどで1200万人以上に増加しました。このような問題が生じている理由の1つに、エイズに関する正しい知識の普及が十分でないことがあげられます。
出所:エイズ孤児とは | 寄付・ボランティアでアフリカに支援を届ける国際NGO|エイズ孤児支援NGO・PLAS [ プラス ]
エイズ孤児たちは親戚の家に引き取られることが多く、その先では親がエイズによって亡くなったことによる差別・偏見を受けるそう。
引受先が学校に通わせてくれない場合、教育を受ける機会がなくHIV/エイズに対する知識が得られず、自身もまたHIV/エイズに感染してしまうという悪循環が起きているということもPLASのホームページで紹介されています。
両親をエイズで失い、それ以来、兄弟離れ離れに暮らしています。 親戚の叔父さんに引き取られました。 トム君は、叔父さん一家が食事をした後に、残り物をもらい、一人で食べます。叔父さんの子は学校に行っていますが、トム君は行かせてもらえません。
出所:エイズ孤児のストーリー | 寄付・ボランティアでアフリカに支援を届ける国際NGO|エイズ孤児支援NGO・PLAS [ プラス ]
何という過酷な状況。。。
問題を解決するために活動しているのが今週のチャリティー先、NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS。
日本で初めてエイズ孤児の支援に特化したNPOで、エイズ孤児たちへの教育支援はもちろんのこと、片親としてエイズ孤児たちを育てるシングルマザーへ職を提供しエイズ孤児を持続的に学校へ行かせるための支援をされています。
いかがでしたでしょうか? PLASを始めとするNGO/NPOは、こうした政府や民間企業が取り組むことが難しい問題にも果敢に挑戦されています。私たちが「エイズ孤児」について知って出来ることから少しずつ応援していきたいですね。
今週のPLASへのチャリティーアイテム、是非チェックしてみてください!
PLASへの700円のチャリティー付きアイテムはこちらから