2014.8.22 | CATEGORY : MAGAZINE
巷のコーヒーショップでよく見かける「フェアトレード」と書かれたコーヒー。試してみたかったけどまだ飲んだことがない!味に違いはあるの?そんな素朴な疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は市販されているフェアトレードコーヒーと普通のコーヒー各種を飲み比べてみてその違いを検証してみます。今週のキャンペーン「オックスファム・ジャパン」の奥村さんに、私たちが飲んで思ったことを直接質問してみました!
まずは、飲み比べの実施条件
上記、4種類のブレンドコーヒーを伝えずに飲んでもらい、どれがどのコーヒーかを当ててもらいます。 ちなみに、Aが某◯タバで買った「フェアトレードイタリアンロースト」というフェアトレードコーヒーです。
そもそも、これらのコーヒーは、原産地・ブレンドの比率・焙煎方法・保存状態・入れ方等が違うため、単純に比較は出来ません。が、もしかしたらフェアトレードコーヒーに大きな特徴があるのでは?そんな事を想ってやる飲み比べです。
早速、準備スタート。
せっかくなので、美味しいコーヒーを、ということで使っていなかった前職の退職祝いでもらった、デロンギのコーヒーメーカーでコーヒーを入れます。
では、早速「ききコーヒー」をしてみましょう!
まずは、朝からプリント作業で忙しいグルメな相方の西田を捕まえて、ききコーヒースタートです。
で、飲み比べてみた結果。
自信満々の様子ですが、2つ(Aのフェアトレード商品、Dのインスタント)だけ正解。ただ、Aがフェアトレードって言われても味は正直わからん!との事でした。
次に、オフィス1階をDIYでカフェに改装中で、土木作業員みたいな格好の西田Jr.にもききコーヒーをしてもらいました。
その結果がこちら。
4つ中、Bの1つだけ正解!こちらもAがフェアトレード商品って聞いても味・風味は、正直わかりません、との事でした。
オックスファムさん教えてください!
上記の結果を踏まえ、今週のキャンペーン・パートナーであるオックスファムの奥村さんに聞いてみました。
JAMMIN「フェアトレードコーヒーと言っても味に大きな特徴は感じませんでした。普通のコーヒー(フェアトレードではないコーヒー)と味の面では大きな違いがあるのでしょうか?」
オックスファム「フェアトレードとは、「公正な取引がされた」という意味ですので、コストや労働に見合った適正な価格が生産者に保証されているという取引方法なんです。コーヒーの味は豆の品種、栽培方法、産地、焙煎、製品化の方法などにより様々です。国際フェアトレード基準というものがあり、公正な取引以外にも、農薬・薬品の使用に関する規定や有機栽培の奨励、遺伝子組み換え(GMO)の禁止など、商品の品質に対しての基準もあります。」
JAMMIN「なるほど、ということは生産者の方の役に立つ、プレミア付き商品みたいなものなのでしょうか?」
オックスファム「そうですね。オックスファムのフェアトレードコーヒーは、質の高いコーヒー豆を作るための技術支援や、生産者同士の組合を作ったり、流通ネットワークを構築するための支援をし、できたものです。現地の生産者が丁寧に育てたアラビカ・ティピカ種を使用していますので、味もコクがあって美味しいと好評ですよ!」
まとめ
いかがでしたでしょうか?フェアトレードコーヒーは、普段通りブレンドコーヒーを楽しみながら、買うことで生産者たちを支援することができる素敵な仕組みだということが分かりました。JAMMINが普段通りのファッションを楽しみながらチャリティーに参加できるのと、仕組みやコンセプトが似ているんですね!
そして、オックスファムさんのネットショップではラオス産のフェアトレードコーヒーを販売中。今回のことで興味をもった方は是非、チェックしてみてくださいね!
ご協力頂いた、オックスファムさん。本当にありがとうございました!