2014.5.23 | CATEGORY : MAGAZINE
データは少し古いのですが、内閣府の調査(障がいを理由とする差別等に関する意識調査、平成21年度)によると、障がいを理由とする差別があると思うか?という質問に対して、あると思う、少しはあると思うが合わせて、約9割も存在するとのデータが公表されています。さらにこの調査。もう少し内容を深めてリサーチしてくれています。やるじゃん!内閣府。
それらの障がいによる差別が意識的か、無意識的に行われているかも聞いてくれています。その結果は以下。
結果を見ると、無意識で行われていると考えている人は、約7割も存在。ここでいう無意識=自然とそうしている、ということのはず。自然とそうすることは、今までの行動の積み重ねのはず。その自分の行動を変化させるような経験・きっかけが少ない、というのが問題の一つとして考えられます。まだまだ課題が多い障がい福祉の分野。今後の意識調査の推移も要チェックです。