CHARITY FOR

現代人が忘れかけた自然環境との向き合い方を伝え、大きないのちの循環を取り戻す〜NPO法人地球守

秋、紅葉シーズンですね。色づいた木々の葉は、私たちの心を和ませてくれます。
朽ちて散り落ちた葉、すなわち「落ち葉」には、実は土の中の環境を改善するものすごいパワーがあることをご存知でしょうか。

「葉が朽ちて大地に帰る時、それをきちんと大地に還すと、豊かな微生物の中で分解され、土地がそれを育て、次の生を支えます。小さな一枚の落ち葉から、大きないのちの循環や、忘れかけていた自然との向き合い方を思い出してほしい」

そう話すのは、今週JAMMINがコラボするNPO法人「地球守」代表の高田宏臣(たかだ・ひろおみ)さん(52)。昔の人たちが暮らしの中で紡いできた、持続的な自然との向き合い方を取り戻したいと活動しています。

「これまでの営みと相反すること、しかも取り返しのつかない方法で環境を破壊し、地球は行き着くところまで至ってしまった」と高田さん。「今はまさに方向転換の時。今こそが自然と向き合うチャンス」と話します。

活動について、お話を聞きました。

(お話をお伺いした高田さん)

今週のチャリティー

NPO法人地球守(ちきゅうもり)

古来継続されてきた、先人たちの自然環境への深遠な理解、智慧、視点や技を今に生かしつつ世界に伝えると同時に、自然環境との向き合い方、その豊さを再生するための技術を実証し、いのちの連鎖によって成り立つ自然のしくみを伝えるために、環境講座や環境改善指導、環境診断や調査を全国各地で行っています。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2021/11/1

先人の智慧を今に活かし、伝える

(2021年10月、NPO法人「多摩川源流こすげ」主催の「水源の森再生プロジェクト」にて。山梨県小菅村の山沢川源流部のわさび田の一角。この場で水源涵養機能を失った山林の健全化の視点と手法を伝える高田さん)

──今日はよろしくお願いします。最初に、団体のご活動について教えてください。

高田:
傷んでしまった環境の再生のために活動しています。今、地球はこれまでに経験したことのない規模とスピードで荒廃が進んでいます。日本の山も土地も、環境上の問題が山積みです。各地で環境破壊や自然災害が起きていますが、現在のやり方では、災害に対しても環境に対しても手のうちようがありません。

それはなぜか。一つひとつの問題がそれぞれ「部分」で切り取られ、解決されようとしているからです。山が崩れたらそこをコンクリートで固める、民家に野生動物が現れたら電気柵で排除する…、一つひとつをその時は解決することができても、またすぐに別の問題が起きてくるでしょう。

(人が大地を歩けば歩くほど、地面は踏み固められてしまう。「ワークショップで土中の環境改善作業を行うときには、大地を踏み荒らさず、負担を極力減らすよう、資材はリレーで手渡します」)

高田:
昔の人たちは、目に見えない部分も含め自然のつながりを理解し、水と空気の流れ、循環を崩さないように道を作り、家を建て、池や井戸を堀り、持続的に生きてきました。矛盾は削ぎ落とされながら、千年にわたって続けられてきた営みの中に、自然環境を保つ術があります。実際に環境改善をしながら、それを多くの人たちに伝えていくのが僕らの活動です。

(2021年4月、木曽御嶽山 開田高原八幡神社の環境改善ワークショップ&講座での一枚。「『晴耕雨読』という言葉が示すように、雨の日は土地を読む。雨が大地の滞りを教えてくれます」)

高田:
具体的には、行政や民間団体の依頼を受けて各地でワークショップを開催しています。
つい先日も、多摩川の源流、山梨県の小菅村というところでワークショップがありました。大都市東京の水源のひとつとして大正時代から東京都が管理してきた森ですが、現代の営みの中で荒廃が進み、治山治水の機能が低下しています。かつてあった豊かな水源の森を復活させようと3年がかりで取り組んでいるプロジェクトです。

参加の定員は40名ですが、すぐに満員になりました。今、多くの方がこの問題に関心を寄せているということも感じています。

(先人たちに受け継がれた暮らしの智恵は、その土地をよりよく育むことにあった。そこかしこに残る造作から多くのことを学ぶことができる)

土中環境を改善する落ち葉は「宝物」

(千葉・大金沢の森プロジェクト。「市民の手で身近な里山が心地よくなるように育む活動です。環境改善に欠かせない落ち葉。日常生活で活かす場がなく、掃き集められる落ち葉を大切な資源として自由に持ち込むことができる落ち葉ステーションを設置しています。集めた落ち葉は、剥き出しになった地面を日差しや乾燥、雨撃から守るための大地の布団がわりに活用したり、保水力の落ちた土に落ち葉を適切な方法で加えることで、健全な土中を育むために必要な菌糸の発達につなげます」)

──紅葉の季節ですが、落ち葉のプロジェクトも実施されているそうですね。

高田:
これからの季節、公園や道路の落ち葉は、かき集めてごみとして捨てられてしまいますよね。でも実は落ち葉は、土中の環境を改善し、土地を育てる資材として非常に重要なものなんです。きちんと大地に還してあげることができたら、有機物として土の中の豊かな微生物の中で分解され育てられ、菌となり菌糸となって他の木に栄養を与えて次の生を支える、まさに宝物なんです。

──そうなんですね。

高田:
これを「炭素循環」という人もいますが、ただそれだけではありません。
たとえば、僕らは植樹のための苗木を作っているのですが、ポット苗を作る際、落ち葉で土を挟み込んで苗を植えます。そうすると土の中で落ち葉の分解が始まり、空気中からも水分を取り込みながら、腐葉土の状態になり徐々に菌糸が育ちます。菌糸は有機物をつなぎ、情報交換を行います。そうして知性を持った、自律した木が育まれていくのです。

──知らなかった!そうなんですね。

(健全な森づくり、そして環境再生に力を発揮するかわいい苗木たち。コナラやカシなどのどんぐりを落とす木々は森の高木層に。たくましく地下に根を張り、土を育みながら水と空気の流れを呼び覚ます)

高田:
このようにして目覚めた木は、世界と、土と一体となって生きます。虫や動物に食われることがあれば防衛本能を発揮し、苦い成分を出して身を守ります。これが本来の健康な状態なのです。
豊かな土で育まれた健康で自律した木は、その環境さえ整えてあげれば、密に置かれても病気が伝染したりすることはありません。こういった自律した木を育て土地を改善・改良していくために、まさに落ち葉が不可欠なのです。

──すごいですね。

高田:
身近な存在ですが、多くの場所では不要な物として扱われ、ごみとして焼却されてしまう落ち葉。それが実は土の中の環境改善のために重要な存在なんだということを知ってもらえたら、落ち葉に対する向き合い方もまた変わりますよね。自然に対して何か興味を持ってもらえるきっかけにもなれたらと思っています。

(石の下に水を染み込ませる造作。「大地が息苦しそうな場所にある大きな石を少し浮かせ、小石と共に落ち葉を差し込みます。詰めた葉を分解する過程で土中の菌糸が増殖して、周辺の樹木の根と共に呼吸する健全な大地を育んでいきます」)

排除するやり方は、
やがて人間自身も排除されてしまう

(傷つき、荒廃した森。「根詰まりによって呼吸不全となった土地では、樹木は深く根を張ること、地下水を力強く吸い上げることもできなくなってしまいます」)

高田:
山で暮らしてきた動物たちの問題も深刻です。山が荒れることに対して、里山を守ろうとする人たちでさえ、シカやイノシシを「害獣」という言葉で排除しようとします。

鹿が樹皮や林床の実生を食べつくして森を荒らすと言いますが、健康な森や木々であればちょっとかじられるだけで、森にダメージを与えるほどに食べ尽くされることはないのです。シカがかじったら、森の中に張り巡らされた菌糸のネットワークが情報を共有し、木々は苦み成分を出してそれ以上に鹿に食べられないようにする防衛反応を示します。実際に口に入れて味くらべをしてみるとよくわかりますよ。

(現代は「水を捨てる(排水)」という認識だが、本来の水路は大地に水が染み込むような造作が施されていた)

──食べ尽くされてしまうのは、環境そのものが不健康に陥っているということなんですね。

高田:
イノシシには穴を掘る習性がありますが、彼らはね、本当に良いところを掘るんです。

──というのは?

高田:
人間の造作で環境が悪化し、森の流れが停滞した谷筋や川のくぼんだところ、地下水の流れが滞り、そのまま放置すると腐ってしまうところを見極めて掘るんです。イノシシが掘り返したところに落ち葉や枝を入れ、土を強くして流れを良くすると、それが合格だったら、イノシシはもうそこを荒らしません。足りないとまた掘ります。そうやって教えてくれるのです。

(土中の環境改善に取り組む様子。「土中に浸透せず地表だけを流れる水は表土を削り、削られた土は粒子となって大地の通気口を塞いでしまいます。そうならないよう、流れる水はしっかりと大地に染み込ませる造作です。必要なものは小さな道具と、落ち葉や稲藁など身近にあるものだけです」)

高田:
つまり、彼らも調和の一員なのです。何もかもに理由があるのです。「荒らされた」と捉えるのか、「教えてくれた」と捉えるのか。それによって見える世界は異なってきます。

とある猟師さんが言ったのは、「もし動物たちが人間の言葉を話すことができるとしたら、『生きる権利を認めてほしい』というだろう」ということでした。
「害獣」と呼び、人間にとって都合の悪いことは檻や電気柵で排除するという方法は、彼らの生きる権利をも奪っているのではないでしょうか。

そのようにして排除をし続けた結果、人間にとって自然はますます遠のくでしょう。いのちの循環が途絶えた時、それは私たち人間も生存できないということも意味します。自分たちが築いた柵や檻に、いつの間にか自分たち自身を陥れることになるのです。

(「自然から分断する世界で、果たして人は幸せに暮らせるのだろうか。私たちも自然の一部であれば、その答えを知っているはずです」)

自然環境を「確信として」感じる

(岩盤の亀裂から蒸気が湧き出し、噴き出した温泉が川となる。「人知を超えた壮大ないのち、生きている地球を感じさせられる光景に、先人たちは畏敬の念を抱いてきたことでしょう」。写真は秋田県・玉川温泉)

高田:
自然環境が破壊されていくスピードは、残念ながら僕らの手には負えません。この数十年で、山はつぎはぎだらけになりました。
千年も続いてきた営みと相反すること、しかも取り返しのつかないことで、地球は行き着くところまで至ってしまいました。僕らは、未来に何をつないでいくのか。今、僕らはまさに方向転換する時期にきていると感じています。

──転換期なのですね。

高田:
現代を生きる僕ら人間は、退化し、自然に対する感覚を忘れかけています。
理屈ではなく五感で感じることで、もう一度、生きることで豊かさを育ててきた自然との向き合い方を取り戻したい。エビデンスがどうとか知識がどうではなく、本当の良し悪しというのは、いのちが本能で感じ取ることができるものです。

土から湧き水が噴き上がるのを見て感動したり、谷筋を流れる冷たい風を心地よく感じたり、枯れ続けた木が、少し手を加えることで健康を取り戻していきいきと生い茂るまでを目撃したり…。学んだり頭で考えたりするのではなく、確信として、現代人が忘れかけていた「センス・オブ・ワンダー」とでもいうのでしょうか、すべての生物が調和した、やさしくて健康的な世界への安心感を感じとってほしい。

(宮城県石巻市北上町の十三浜地区の長塩谷。一般社団法人「ウィーアーワン北上」が立ち上げた「平地の杜プロジェクト」の指導・施工にあたっている。「3.11後、たとえ危険区域に指定され住めなくなってしまった土地でも、未来に受け渡す美しい場所へと再生できるよう、土地と木が育つ森づくりをサポートしています」)

高田:
そしてこの確信があれば、自然の中で何を壊してはならないのか、「そこまでやっちゃいかんだろう」ということが、直観としてわかります。

大地の呼吸、息吹を感じながら、自然環境を僕らの相似形として、生き物として捉えていく感覚を伝えていきたい。

各地で開催するワークショップは、毎回すぐに定員に達します。さらにここに参加してくださった方たちが、またそれぞれ自分の地域で、活動を広げてくださっています。土地を傷め、人間の体を傷める今までのやり方は間違っていたんじゃないか、このままじゃまずいんじゃないか──。そこに気づき、行動を起こす動きが急速に広がっています。

豊かな森の再生を、実際にきちんと結果を出しつつ、たくさんの方たちと昔の人たちの智慧を共有して、持続できる、健康で明るい未来を作っていきたい。そう思っています。

(「とんびゅうの杜プロジェクト」草刈りワークショップの様子。「草の役割を知り、その存在に感謝と尊敬の念を抱きながら、人間も過ごしやすくなる最適解を見つけていく草刈りです。楽しくて、みんなとびきりの笑顔で取り組みます」)

「目には見えなくても、必ず変化は起きている」

──そうはいっても、環境破壊を目の当たりにして、怒りや悲しみが湧きませんか。

高田:
それは常にあります。でも、暗い世界は長続きしません。楽しい、嬉しい、明るいは無敵です。悲しい怒りに駆られながらも、共感できる輪の中で楽しみ、感謝しています。

自然界ではバランスを取るために、目には見えないけれど、ひとつの動きに対し常に逆の動きがあります。溜めていた水を栓で抜く際、水は渦巻状に抜けていきますよね。水は下に流れていきますが、その際に空気は上に向かって流れます。DNAはらせん状に渦を巻いていますが、これも上に巻く渦と下に巻く渦がセットです。見えていなくても、必ず、この上下の働きがセットなのです。

同じように、自然破壊の動きが大きいように見えても、バランスを取ろうと必ず逆の動きがあります。パラダイムシフト(当然だと考えられていた考え方やものの見方が、劇的に変化すること)は、いつ起こるかわかりません。だから、明るく楽しく、みんなで楽しみたい。そう思っています。

(2021年7月、沖縄島北部(大宜味村・国頭村・東村)および西表島の世界自然遺産への登録が決定、それに伴って変化していく沖縄にて。「未来につないでいくべき貴重な文化や自然環境とどのように向き合うべきかを沖縄の方々と共に考え、全国にむけて発信していきます」)

高田:
地球の自然、人間を含む地球上の生きものたちの状況は、まさに死を目前にしているような状況です。そのことに今、多くの方が気づき始めています。そして、この病に対する向き合い方、生き方を見直すことが問われています。「病が教えてくれた」と捉える人、そう感じられる人は「あの時の病気のおかげで」と感謝する生き方になっていくでしょう。

今、僕らは向き合うチャンスにあります。結果はどうなるかわからないけれど、できる限りを伝えていきたい。「たとえ明日世界が滅びようとも、今日私はリンゴの木を植える」とはドイツの宗教改革者ルターの名言ですが、結果はともかく、楽しくプラスに、できる限りを伝え続けていきたい。たとえ小さなことでも、できることがたくさんありますから。

地球が残れば、次のいのちにつながります。先のことを考えながら、生きていけたらと思います。

(美しい自然の風景。岩間に染み込んだ水が海底に湧き出す。長崎県塩俵の柱状節理)

「自然」とは「自ずから然るべき」もの

(高田さんの著書『土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技』(建築資料研究社、2020年)は、昨年の発行にもかかわらず既に10刷となっている。目に見えない土の中の世界のさまざまな事象を土中環境の視点で捉えることで解決の糸口が見えてくる。写真やイラストを多用し、わかりやすくかつ美しい文章で綴られた一冊)

──高田さんにとって自然とは何ですか。

高田:
昔は「自然(じねん)」といいました。字の通り、「自(おの)ずから然(しか)るべき」ものです。今の「自然(しぜん)」という言葉は、英語の「Nature(ネイチャー)」の日本語版として、近代になってから使われるようになったものです。人間と切り離され対立して存在するものではなく、水と空気が健全に流れ、大地がしかるべきかたちにある完全な調和の状態を、昔の日本人は「自然(じねん)」と呼んだのです。

──人もその中に含まれ、調和していたのですね。

高田:
「自ずから然るべき」本質を、仏教では「法(ほう)」といいました。
法とはルールではなく、自然の真理であり、そこに基づく生き方を意味します。ここを見つめるだけでも、過去の日本人の叡智を感じることができます。これだけ豊かに、自然を傷めずに文明生活を継続してきた国は、他にはありません。昔の土木技術を見ても、その素晴らしさに驚くばかりです。
自然はすべての源であり、僕らもその一部です。だからこそ、道を踏み外してはならないのです。

(「人里を離れた雄大な高山の回峰は、地球との対話の時間。かつての山岳修験行者は地球との対話を求めて山を歩きました。そこで自然の中の人間の存在に再び気づき、街に戻る。すると街中においても自然との一体感を感じる瞬間は、落ち葉一枚、石ころ一つがいつも語りかけてくれていることに気づきます。その小さな声を伝えたいと思っています」)

チャリティーは、落ち葉を活用する「落ち葉ステーション」設置のために使われます!

──最後に、チャリティーの使途を教えてください。

高田:
チャリティーは、誰でも参加でき、落ち葉を資源として活用したり、身近ないのちの循環を手助けすることができたりといった体感と新たな視点を得ることができる「落ち葉ステーション」の設置のために使わせていただきたいと考えています。
ぜひ、アイテムで活動を応援いただけたら幸いです。

──貴重なお話をありがとうございました!

(2021年夏、沖縄県国頭郡今帰仁村にて。「やんばるの森の世界自然遺産登録決定を機に、暮らし・風土・文化を支える美しい自然環境が、観光開発の狭間で悪化していくことが懸念されます。その根本的な原因を見つめ、地域を超えて多くの人と大切なふるさとを育む視点を共有するシンポジウムを2021年11月20日に開催します。その準備のために集まった大切な仲間たちです」)

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

現代の生活の便利さを享受しながら、一方で自然が消え行く姿に傷つく自分がいます。土地開発のブルドーザーは、まるで悪魔の手のように見えます。切り拓かれた山でギラギラと存在感を放つソーラーパネルは、あまりにも異質で直視することさえ憚られるほどです。しかしだからといって、自分に何ができるのか。無力さに傷つくことを恐れ、怯え、直面することを避けていました。

しかし今回高田さんのお話を聞いて、私たち一人ひとりがこの問題に対し、あるいは目の前の木々や自然に対し、どのような意識を抱き(生み)、どう接していくのかが、直接的ではなくても、土の中の菌糸と同じようにすべてつながって、地球の未来を作っていくのではないかと思いました。
真剣な眼差しで、一つひとつの質問に真摯に答えてくださる高田さんの姿が本当に印象的でした。高田さん、ありがとうございました!

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サクラ、ナラ、カシ、タブノキ、プラタナスなど日本の雑木林や街路樹などで見られる落ち葉を描きました。落ち葉の隙間から覗くたくさんの小さな光は、落ち葉に触れ、見つめ直すことから始まる自然と向き合う私たちの暮らしの無限の可能性を表現しています。

“Leaf, feel, field”、というメッセージを添えました。

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