CHARITY FOR

アートで地球を元気に。子どもたちの絵を通じて自らの命の輝きに気づき、「人生をクリエイトする」きっかけを〜NPO法人子供地球基金

皆さん、最近、心からワクワクしたことはありましたか。
心の底から笑ったり感激して涙があふれたり…心震える感動や身からあふれ出るような喜びを、体験したり表現しているでしょうか。

今週JAMMINがコラボするのは、NPO法人「子供地球基金」。
1988年より病気や戦争、貧困などで苦しみ、心に傷を負った世界中の子どもたちに、絵を描くことで「表現すること」の大切さを伝え続けてきました。
同時に、子どもたちの描いた絵を集めて世界中で展覧会を開催したり、企業にレンタルしたりすることで得た基金で、新たに支援を必要としている子どもたちに、新たに絵を描く機会を提供してきました。
子供地球基金の活動は2018年、ノーベル平和賞にもノミネートされました。

「直感や興味の赴くままに、思いに忠実に生きることが、自分を、そして自分の周りの人たちを幸せにすることにつながる。絵を通じて、そのことを伝えたい」。

そう話すのは、団体創設者であり代表の鳥居晴美(とりい・はるみ)さん(65)。現在アメリカに在住する鳥居さんに、活動についてお話を聞きました。

(お話をお伺いした鳥居さん。「2015年のネパール地震直後にワークショップに訪れた時の写真です。夢中で絵を描く子どもたちの目はキラキラ輝き、地震の悲しみを忘れ笑顔を見せてくれました」)

今週のチャリティー

NPO法人子供地球基金

創造力豊かないのちを育てることを目的に、これまでにアジア・アフリカをはじめとする世界40カ国以上の国々を訪れ、災害、戦争、病気などで心に傷を負った子どもたちへ画材、絵本、文房具や必要な物資を寄贈する活動を続けてきました。また家や肉親を失うなど、心に傷を負った子どもたちに画材を提供し、絵を描くことで心を癒し、表現することの大切さを伝える活動をしています。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2021/10/25

世界中の子どもたちに、
「表現の大切さ」を届ける

(「太陽が地球を抱きしめている絵です。太陽にも心があり、地球を守ってくれているという意識、存在していることが当たり前と思わず、それに感謝する子どもの温かい気持ちが表現されています」)

──今日はよろしくお願いします。団体のご活動について教えてください。

鳥居:
世界中の子どもたちと絵を描くワークショップを通じ、表現の大切さを届けることが私たちの活動の中心です。創造力が豊かな子どもが育つことが明るい未来につながると信じ、1988年より33年間、活動を続けてきました。

子どもは「大人に与えられて生きていく存在」と思われがちです。しかしそうではありません。小さな子どもでも、すでに個人として考えや思いが胸にあり、一人の人間としてこの星に存在しています。

(過去に開催したワークショップの様子。こちらはカンボジアの貧困地域に、子供地球基金が建てた「キッズアースホーム」でのワークショップの様子)

鳥居:
紛争や飢餓、貧困、災害…、世界にはまだ、自由にのびのびと絵を描くことができる状況にすらない子どもたちがいます。その多くが、大人の勝手な都合やエゴが起因しているのではないでしょうか。その裏で苦しむ子どもたちの存在を、子どもたちの絵を通じて大人たちに伝えることも私たちの活動です。

私たち一人ひとりには、はかり知れない力が宿っています。
絵で表現することで、その力を子どもたち自身に存分に感じとってほしいということ、同時に、魂からあふれる自由な感性で表現された子どもたちの絵を見た大人が、そこから何かを感じとり、成長する過程で失われてしまった、自分が本来持っている純粋な力を呼び覚ますきっかけになってくれたらと願っています。

これまでに世界各地で、3000回を超える子どもたちの絵の展覧会を開催しました。絵を見たたくさんの方がアクションを起こしてくださり、さまざまな奇跡が起こりました。

──子どもたちの描いた絵、その感性、またそれを見て感じ取る大人たちの感性、どちらも素晴らしいものなのですね。

(「キッズアースホーム クロアチア」の子どもが描いた絵。「家族を爆撃で失い、孤独を表現した絵を描きました」)

「あなたは、宇宙にたった一人だけのかけがえのない存在」。
一人ひとりがそのことに気づけば、地球はより良い場所になる

(物やお金だけでなく、ぬくもりや希望を届けたいという思いから、クロアチア、ベトナム、カンボジアなどに、精神的なよりどころとなり夢を語れる家として「キッズ・アース・ホーム」を設置。東日本大震災直後には宮城県亘理町にも設置し、10年経った今も定期的に活動を続けている。写真は2016年、「キッズアースホーム ベトナム」にて。「当時、約50人の子どもたちがホームで暮らしていました。美しい地球を描くワークショップを行いました」)

鳥居:
設立当初より、日本国内の小児病棟や児童養護施設だけでなく、1986年に起きたチェルノブイリ原発後の旧ソビエトのウクライナ、2001年の9.11テロ後のニューヨーク、2000年以降紛争が多発したアフガニスタン、2015年の大地震後のネパール…、50を超える国と地域を訪れ、画材や必要な物資を届けながら絵を描くワークショップを行ってきました。

ボスニア・クロアチアの紛争地帯には30回以上訪れています。訪れた病院で、爆撃によって頭の一部が飛ばされ頭が陥没した小さな子ですら、私たちが笑顔を向けると笑顔を返してくれました。その時の衝撃は忘れられません。

(2016年、「キッズアースホーム クロアチア」を訪問した際の一枚)

鳥居:
カンボジアでは、貧しさ故に死んでいく子どもを目の当たりにしました。
ベトナムやカンボジアでは、子どもたちが描いた絵の展覧会や販売で得たお金で「キッズアースホーム」という、エイズ孤児やストリートチルドレンのためのホームも設立しました。そのホームの子どもたちの提案で、「困っているのは自分たちだけじゃなく、ストリートにもまだまだお腹を空かせた子がたくさんいるから」と、余った食事をストリートに届けるようにもなりました。

──自分が大変な状況に置かれてもなお他者のことを思い、行動に移すことができる。すごいですね。

(2014年、カンボジア貧困地区の小学校にて。「自分の夢を描こうというワークショップをしました。子ども達は医者や教師など、人の役に立つ仕事がしたいと口をそろえて言っていました」)

鳥居:
2001年に殺傷事件が起きた大阪教育大学附属池田小学校では、心に傷を負った子どもたちのために何かできないかという教育委員会からの依頼を受け、ワークショップを開催しました。クラスメイトが刺されて亡くなるという、つらい思いをしたはずなのに、ワークショップの後、「心に傷を負った世界中の子どもたちのために使って欲しい」と、自分たちで募金活動をして集めたお金を私たちに届けてくれました。6年ほど続いたでしょうか。

窮地に追いやられてもなお誰かを思う、相手を思いやる子どもの優しさには驚かされます。

地球上にまだ生まれて間もない小さな存在であっても、だからこそ宇宙とつながり、神性と共に生きる子どもたち。しかし次第に、周囲からの影響や環境によって、純粋な感性が変化していってしまうのです。

つらく大変な環境に置かれても、自分には力があるのだということ、自分は宇宙にたった一人だけのかけがえのない存在、祝福される存在だということを、どんな時も忘れずに心に持ち続けてほしい、そんな想いでワークショップを届けています。私たち人間が皆この感性を失わずに生きられたらば、あるいは自らの神性に気づくことができれば、この地球はより良い場所にできると私は感じています。

(「ボスニア・クロアチア戦争下に撮られた写真です。指揮者の大野和士さんと奥様と一緒に活動しました」)

活動のきっかけは、一枚の絵

(子供地球基金発足のきっかけとなった、鳥居さんの息子さんが描いた絵。「太陽と月が地球に緑と水をプレゼントしている絵です」)

──ご活動を始められたきっかけを教えてください。

鳥居:
はじまりは、当時4歳だった息子が描いた一枚の絵です。地球に緑と水をプレゼントする絵で、それを見た時に「子どもの持つ純粋なやさしさこそ、地球を救っていくんだ」と感じました。

35年近く前の当時、地球温暖化や紛争、コロナの流行などによって、世界中の人たちが病み、大変になると誰が予想したでしょうか。しかし幼く小さな子どもが、地球に思いを馳せ、そこに起こることを懸念し、思いやる感情をすでに持っていたのです。

──そうだったんですね。

鳥居:
当時、息子の幼稚園を探していました。いくつか見学したのですが、子どもたちは皆おとなしく先生の話を聞くばかりで、壁に飾ってある子どもたちの絵が、まるでハンコを押したように皆同じ絵であることが気になりました。100人いれば100人皆違うのは当たり前なのに、皆が同じように行動をして、同じような絵を描いている。違和感を覚えました。

(鳥居さんが設立した幼稚園の開校日に、先生たちと)

鳥居:
私たちはそれぞれ、この地球にたった一人しかいない貴重ですばらしい存在です。生まれた時はきっとそのことを覚えていて、純粋でやさしく美しい力を持っているのに、大人のエゴや環境、親からの悪影響、混沌とした状況でどんどんその力が奪われてしまう。

そんなふうにはしたくない、子どもたちの純粋なやさしさや想像の世界を拡げ、あなたは素晴らしい存在なのだということを実感して伸ばせる場所を作りたいと、1985 年、一人ひとりが自由に表現できるアトリエのような幼稚園を作りました。

そこから、子どものような純粋な感性こそが、地球を再び愛のあふれる場所に変えていく鍵になると信じて活動してきました。

──そうだったんですね。

(チェルノブイリ原発事故の直後に訪れたウクライナにて。「ターニャちゃんという女の子と出会い、全国287名の方が編んで下さった手編みのセーターを届けました」)

鳥居:
その後、1986年にはオーストラリアにも幼稚園を設立しました。

この幼稚園では、子どもたちだからこそできるボランティアカリキュラムにも力を入れていましたが、終末期の患者さんのいる病院を訪問すれば「子どもに病気がうつるから連れて行かないで」、国籍や人種の違う子が入園すると「遊ばせるな」、障害のあるお子さんが入園した際には付きっきりのヘルパーさんに付いていただいていたのですが、「同じ授業料を払っているのに、なぜあの子だけ特別なんだ」…親たちが子どもにすばらしい影響を与えるどころか、悪影響ばかり与えていることが見え、襟をたださなければならないことが多々ありました。

──つらいですね‥。親のちょっとした発言や態度、声色や表情一つが、純粋であるからこそ、子どもの心に大きな影響を与えるというのは感じます。そのような時はどうされたのですか。

鳥居:
正直とてもつらかったです。子どもへの過干渉も、言ってしまうと緩やかな幼児虐待です。
私立の幼稚園だったので、そういった声があった際には「ここでなくても他に幼稚園はいくらでもあるので、今日でここをお辞めください」とお伝えしていました。私が携わった23年の間、辞めた方は一人でしたが、親御さんを説得するのは非常にエネルギーが要るし、傷つきます。同じ子どものために働くのならば、より必要としている子どもたちのためにエネルギーを使いたいと、この活動をNPOに絞りました。

(2017年、「キッズアースホーム カンボジア」を訪問した際の一枚)

「指が一本あれば、大地に絵が描ける」

(ベトナム・トッドック地区の貧困の子どもたちが通う学校でのワークショップ。「普段は美術の授業などはなく、私たちが訪れた時のみが絵を描ける時間です。子どもたちは順番に筆をとり、喜んでワークショップに参加してくれました」)

鳥居:
私がなぜ活動を絵に絞ったのかというと、たとえ筆や鉛筆がなくても、指が一本あれば、大地に絵を描くことができるからです。表現することができるからです。技術も要りません。最も原始的な方法で、しかし世界中の人がそれを見た時、言葉や文化、宗教の壁を超えて、直感的に何かを伝えることができる。それが絵なのではないでしょうか。

──確かに!

鳥居:
日本では森美術館、サントリーミュージアムや国立新美術館、ロシアのプーシキンミュージアムやフランスのポンピドーセンター…世界各地で子どもたちの描いた絵の展覧会を3000回以上開催してきました。そこで集まったお金で、また新たに別の場所で支援を必要としている子どもたちに絵を描く機会や学びの場、暮らしの場を提供してきました。

純粋な子どもたちだけが創り出すことのできる素晴らしい絵が、支援を必要とする子どもたちを救う基金となる。まさに“Kids Helping Kids(子どもたちが子どもたちを救う)”です。大人と同じことはできないかもしれない。だけど、子どもだからこそできることがあるのです。

(子どもたちが描いた絵の展覧会を、世界各地で開催してきた子供地球基金。こちらは1994年、ロシアのプーシキンミュージアムでの展覧会にて。テープカットの様子)

「一人ひとりの感性を大切に、
自由に描いてもらう」

各地で行っているワークショップについて、子供地球基金スタッフの佐藤美来(さとう・みく)さん(31)、阿部友海(あべ・ともみ)さん(29)にお話を聞きました。

(スタッフの佐藤さん(右)と阿部さん(左)。2019年、東京世田谷区・玉川高島屋にで開催した展覧会にて)

──子どもたちと絵を描く際に、気をつけていることなどはありますか。

佐藤:
子どもの表現を否定したり、「こっちの方がいいんじゃない?」といった意見をしないようにしています。たとえば太陽を青で描きたいという子どもに対して、「どうして青なの?」ではなく、「青の太陽、きれいだね」と声がけする。そのような感じです。

ピンク色の空、緑の象…、子どもたちの表現は実に自由で鮮やかで、感性の豊かさを見てとることができます。見たままを模写する子もいますが、何もない中で「絵を描こう」というと時にも、心を開き、恐れずに描いてもらえるような空間づくりを心がけています。

(2019年、岡山県真備町の小学校でのワークショップにて。「子どもたちは手や服が汚れることなど気にせず、全員が下を向き絵に夢中になっています。何を描こう、どうやって描こう…と先のことを考えて描いているのでなく、感じたままにその一瞬をアートにしている様子が分かります」)

佐藤:
時には、青で太陽を描いている友達を見て「なんで?これは間違い!」と周りの子が言うこともあります。でもそれすらも否定せずに見守っていると、「私も違う色で描こう!」と、その子もお決まりの色は捨てて、自分の好きな色で太陽を描き始めます。そんなポジティブな広がりがあります。

阿部:
私はワークショップの際、子どもたちに自由に描いてもらうことを前提に、丁寧に会話するようにしています。知らない人が来て「一緒に絵を描こう」といわれても、緊張してしまいますよね。緊張がほぐれてくると、笑顔が増え、好きなように表現してくれます。

絵を描きながら、子どもたちが「実は最近、こんなことがあったんだ」とか心の中を話してくれることがあります。絵を通じて、親でも友達でもない私たちだからこそ、子どもの感じている繊細な部分を受け止められる空間を提供できたらと思います。

(渋谷区のコミュニティセンターにて行ったワークショップの様子。「近所の公園や道端に落ちている葉っぱや木の実を拾い、みんなで模造紙に小さな秋を表現しました!」)

──これまでで印象に残っているお子さんや絵はありますか。

阿部:
「海の絵を描こう」というテーマでワークショップをした時、きれいな海や魚を描く子たちが多い中で、ペットボトルやゴミをたくさん描いている子がいました。子どもながらに海ごみの問題を敏感に感じ取り、問題意識を持っているのだなと感じました。

佐藤:
スタッフになって3年になりますが、2019年、台風19号によって大きな豪雨被害に遭った直後の栃木を訪れました。現場を目の当たりにすると、ニュースで見るのとは違い、そこには言葉を失うほど壮絶な光景が広がっていました。

それでも子どもたちは明るく元気いっぱいでした。しかしワークショップが始まると、真っ黒の雨の絵を描いている子がいました。「豪雨の時、お父さんと車に閉じ込められて水に浸かっていた」とぽつぽつと話してくれました。周りに気遣って「怖かった」という言葉を口にせず思いを閉ざしていたのだと思うと、心への影響の大きさを感じたし、衝撃を受けました。

(栃木市を訪れた際の写真です。「生活の一部だった、家の中にあったものが水に流され、水浸しで木に引っかかっていました。子どものおままごとセットのようなものもありました」)

「自分を信じて、人生をクリエイトする」

(「2020年のハロウィンの日に東北のキッズアースホームでワークショップを行いました。コロナ禍でなかなか自由に外出できない日々が続いていましたが、外の空気を感じながらのワークショップは子どもたちにとっても、良い時間となったようです。大きな布に全身を使って自由に表現してくれました」)

さて、インタビューを鳥居さんに戻します。

──鳥居さんが、活動を通じて伝えたいことを教えてください。

鳥居:
大人も子どもも関わらず、「表現すること」の大切さをお伝えしたいと思っています。一人ひとりがかけがえのないすばらしい存在です。だから表現していいんだよ!表現することを恐れなくていいし、していくことが大切なんだよ!と。

(鳥居さんとご家族の皆さん。ご家族とともに過ごす時間は、大きな幸せだという)

鳥居:
「周りがこうだから」ではなく、自らの意思で思いをかたちにすること。直感や興味の赴くままに、思いに忠実に生きること。思いのままに生きるための努力をすること。
なぜなら、自分が幸せでないと他人を幸せにすることはできないから。

じゃあ幸せって何だろう?と考えてみると、機嫌よく快く、いつもニコニコしていることだと思うのです。そのために、主体的に人生を選択し、創り出していくこと。魂が喜ぶ状態を自分のために作ってあげること。自分の人生を、自分でクリエイトすることです。

──確かに、本当にそうですね。

鳥居:
クリエイトする人生そのもの、一瞬一瞬を生きる価値を創り出していくこと、つまり生きていることそのものが、壮大なアートなのではないでしょうか。

「時間ができたら」とか「お金ができたら」という声を聞くことがあります。でも「○○したら」という条件をつけていたら、きっといつまでもその機会はやってこないでしょう。そうではなくて今、この瞬間に、きっとあなただからこそ、できることがあると思うのです。最初は勇気が要るかもしれません。だけど自分を信じて一歩を踏み出した先に、壮大で素晴らしい世界が広がっています。そこで成功体験を積み重ねていく以外に、道はないのだと思います。

(「自分の魂が喜ぶ状態を自分のために作り、自分の人生を、自分でクリエイトすること」と鳥居さん。今まさに、夢の一つであった「キッズアースギャラリー」を新たにロサンゼルスにオープンするために動いているそう!)

鳥居:
人が生きる目的は「みんなが幸せになること」ではないでしょうか。
たまたま縁あって生まれてきたこの地球という星に感謝しながら、自分もその一部として、この星で愛を育む意識というのでしょうか。世間体や周囲の目、見栄を気にして生きるのではなく、自分自身の心に忠実に、素直に生きた先に、自分だけでなく周りのものをも幸せにする世界が広がっていると思います。

一人ひとりが魂を開放して、表現した先に、戦争や飢餓のない世界が、必ず訪れると私は信じています。

(子どもたちが夢を語り、また夢に向かって努力してきた事を発表する場「Kids Talk(キッズトーク)」。「参加費の一部は、トークする子どもの夢をかなえる基金となります。残りは”Kids helping Kids”をスローガンに、世界中の貧困、病気、災害など様々な理由で心に傷を受けた子どもたちとのワークショップや支援の為にも使われます。まさに子どもたちが子どもたちを救う活動です」。写真は、ダンサーになりたいという夢を持つ伊藤ないるさん。Kids Talkでは、ダンサーへの想いや目標を発表し、さらにオリジナルの素晴らしいダンスも堂々と披露!)

チャリティーは、子どもたちに絵を描く機会を届けるために活用されます!

(「コロナ禍が終息した明るい未来」をテーマに、ワークショップを行った時の一枚)

──最後に、チャリティーの使途を教えてください。

鳥居:
今回のチャリティーは、子どもたちのための画材の購入や、子どもたちとの絵のワークショップ開催のための基金として活用させていただきます。ぜひチャリティーアイテムで応援いただけたら嬉しいです。

──貴重なお話をありがとうございました!

(「30年ボランティアを続けていただいている三浦さんのお誕生日をお祝いした際の写真です。子供地球基金はたくさんのボランティアの皆さまのお力で成り立っています。いつもありがとうございます!」)

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

笑顔いっぱい、エネルギーいっぱいで力強く語ってくださった鳥居さん。話を聞いているとなんだかとっても嬉しくて、ワクワクして、よし!私も!と思えて、細胞が活性化しているようでした。
思いのままに生きることを実践されてきた鳥居さんのエネルギーが、画面を超えて伝わってきているのを感じました。そんな存在に、私もいつかなれたら…と思いましたし、子どもたちの描いた絵は、同じようにポジティブなエネルギーとして作用し、この地球を、人々の魂を、豊かに照らすのだと思いました!

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私たちのホームである大好きな星、地球を描くペンやブラシを描きました。この星に生まれた私たち一人ひとりが、ありのままに自由に、思いのままに自分を表現することが、地球をピースフルで愛あふれる場所に変えていく様子を表現しています。

「あなたは、あなたらしく。あなたの色でこの星に存在することが、愛なんだ」。
“We love our planet”、「私たちは私たちの星を愛している」というメッセージには、自分の魂が喜ぶ表現をすることで、宇宙に誇れる地球を一緒にクリエイトしよう!という思いが込められています。

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