異常気象、地球温暖化など環境の問題だけでなく、今年に入ってからは新型コロナウイルスの大流行、イギリスのEU離脱やアメリカにおける黒人差別問題…、さまざまな事件が地球を駆け巡っています。めまぐるしく移りゆくこの動乱の中、私たち人間は、そしてこの地球はどこへ向かおうとしているのでしょうか。
何万年もずっと前から、そんな地球の変化を見守ってきた生き物がいます。
今週、JAMMINが1週間限定でコラボするのは「喜界島サンゴ礁科学研究所」。
サンゴの調査・研究を通じ、喜界島から情報を発信しています。喜界島はサンゴ礁でできた島として知られ、地域の人たちの生活や文化に、サンゴは深く結びついていました。
「サンゴだけで数百年生きるし、サンゴが集まってできたサンゴ礁は、長いものは数十万年そこに存在します。時間をかけ、さまざまな変化や危機に対応しながら生き延びてきたサンゴには、地球の変動の記録が閉じ込められています。変わりゆく社会の中で、サンゴの中にきっと『変わらないもの』があるのではないか。それは、次世代が生きるヒントにつながるのではないか、そう考えながら研究しています」
そう話すのは、団体理事長であり、北海道大学で教鞭をとるサンゴ礁地球環境学研究の第一人者の渡邊剛(わたなべ・つよし)先生(49)。
サンゴのこと、そしてご活動について、お話をお伺いしました。
(お話をお伺いした渡邊先生)
NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所
喜界島サンゴ礁科学研究所は、世界でも稀少な隆起サンゴ礁で形成された喜界島にある日本で唯一のサンゴ礁研究に特化した研究所です。国際的なサンゴ礁研究拠点として、地球規模での気候変動解析と未来予測のために必須である一次記録を次世代に残すための事業を展開しています。
INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2020/7/6
(研究所がある、喜界島の旧早町小学校。「廃校になった小学校を活用しています。実験室や教室、事務室などがあり研究所の拠点の一つとなっています」(渡邊先生))
──今日はよろしくお願いいたします。最初に、団体のご活動について教えてください。
渡邊:
私たちは、「100年後に残す」という理念のもとにサンゴ礁に関する調査・研究を行っています。まず「何を残すのか」ですが、そこには「次世代につながる研究成果を残す」、「喜界島のサンゴ礁にまつわる文化を伝承する」‥、いろいろな意味が含まれています。
そして「どう残すか」ですが、一つめは調査・研究によってです。ここ喜界島はサンゴ礁を研究する科学者たちにとってはまさに聖地で、周囲48kmほどの島はサンゴ礁の隆起によってできました。まさに世界各国から研究者が訪れる場所で、ここを拠点に次世代に残る調査研究をしたいという思いがあります。
(喜界島のダイナミックなサンゴ礁段丘。くっきりと見える台地は約 6 万年前に形成されたサンゴ礁段丘)
渡邊:
二つめは、教育を通じてです。私たちは、子どもを対象にいくつかのプログラムを提供しています。年に一度のサイエンスキャンプやサンゴについて楽しく学べる「サンゴ塾」を開催しています。都市部から喜界島に移住し、サンゴ塾で学びながら学校に通う生徒もいます。
三つめは、普及活動です。研究所のすぐそばにはカフェとロッジ、サンゴ礁ミュージアムがあり、研究と教育の成果を地域の方やここを訪れてくださった皆さんに伝え、発信する場となっています。
(団体が運営する「サンゴ CAFÉ」でのイベント。2019年の海の日は、アメリカ・ミネソタ州から研究所に来たインターン生が「ゼロウェイスト」をコンセプトにしたイベントを企画。子どもやエコに興味のある人たちが集まり、オリジナルトートバッグを作った)
──調査・研究だけだと敷居が高いですが、子どもたちや地域と交流の場があると良いですね…!
渡邊:
僕はサンゴ礁研究のために、世界各地の熱帯のフィールドを巡りました。往々にしてフィールドは、田舎で少しアクセスが不便な場所が多いです。そうすると、分析は大きな研究機関じゃないとできませんから、標本採取のためだけにぱっと現地へ行って帰るということが起きます。もしそのサンゴによってたとえ良い研究結果がもたらされたとしても、地元の人は知らないまま、その地域に還元されないままという状況にずっと違和感を感じていました。
その地域でサンゴを採取させてもらうからには、地域の方たちにも共有して、還元できるようにしたい。そんな思いもあって、「地域に根付いた場所」であることを目指しています。
(地元小学校との連携。2019年には、喜界島のサンゴ礁文化の伝承を目的に地元の早町小学校の児童とサンゴの石積み経験がある地域の方たちと協力してサンゴの石垣修復体験を行った。参加した皆さんと、サンゴポーズでパシャリ)
(喜界島荒木沖の豊かなサンゴ礁)
──サンゴについてお伺いしたいと思います。あまり馴染みがないのですが…、どのような生き物なのですか?
渡邊:
良い質問です(笑)。「サンゴって植物?それとも動物?」。子どもたちに教える際もそこからのスタートです。
サンゴは地球の熱帯・亜熱帯の、栄養塩がなく枯渇した、まさに「海の砂漠」と呼ばれる海域に生息する、イソギンチャクの仲間です。サンゴは体内に「褐虫藻(かっちゅうそう)」と呼ばれる植物プランクトンを飼っていて、それが太陽の光で光合成して得たエネルギーを栄養に変えて生きながらえる、褐虫藻と共生する動物の一種です。地球上の物質を循環させ、他の生き物のいのちや地球環境に対しても大きな役割を担っている、まさに「不動力」の持ち主です。
海の砂漠地帯であってもサンゴがあることによって、そこがいろんな動植物の住処となっています。サンゴ礁には実にさまざまな住人がいて、家のかたちもそれぞれです。多様性が広がる世界は、知れば知るほど複雑で魅力的です。
(喜界島のサンゴ礁文化を伝承する「サンゴの島の暮らし発見プロジェクト」にて、集落の方たちから聞き取りをおこなった時の様子。「サンゴ礁でできた島に代々住み、サンゴとともにに生きてきた皆さん。私たちは喜界島の皆さんをリスペクトしています」(渡邊先生))
──「サンゴ」ではなく「サンゴ礁」となると、また違うものなのですか。
渡邊:
サンゴが生きている時に体の外に形成する骨、「外骨格」と呼ばれるものですが、それがどんどん積み重なって形成されたものが「サンゴ礁」で地形のことを指します。サンゴ礁は、サンゴがこれまで生きてきた歴史を物語るものです。
──なるほど。そうすると、サンゴの生死に関わらず、サンゴによってできた地形は「サンゴ礁」と呼ぶことができるのですね。近年、地球温暖化の切り口からサンゴの白化現象について耳にすることが多いですが、これはなぜ起きているのですか?
渡邊:
グローバルなものについては、温暖化や海洋酸性化によってサンゴと共生する褐虫藻がダメージを受け、失われることでサンゴの白い骨格が透けて見える現象が起こります。これが白化現象です。近年、サンゴの絶滅を危惧する声もあります。
(白化が進んでいるサンゴ)
(「私たちがハワイで掘削したサンゴ骨格は累計 118 年の骨格を形成していました。この骨格は太平洋戦争など 20 世紀を通じた海洋の二酸化炭素濃度の変動が記録されていることが期待されます」(渡邊先生))
──先生は世界各地のサンゴを採掘して研究されているそうですが、研究によってどのようなことがわかるのですか。
渡邊:
専門的な話になりますが、サンゴは炭酸カルシウム(CaCO3)を生成しながら生きています。サンゴを採掘して化学分析をすることで、そのサンゴが存在してきた間の二酸化炭素量を知ることができます。サンゴはとても繊細で敏感な生き物で、まさに時代の生き商人なのです。
──なるほど。
渡邊:
各地で地球温暖化やそれによる気候変動の問題が叫ばれています。地球温暖化の原因は「二酸化炭素の排出」によるものですが、しかし実はこの「二酸化炭素の排出」が人為起源のものであるのかどうか、実ははっきりと証明されていないのです。
(サンゴを調べることで、サンゴ礁に溶け込んだ、人類が排出した二酸化炭素量を知ることができる。そのデータは、人類がこのままの経済活動を続けていった先にどこまで二酸化炭素濃度が増えるのか、どれくらいのスピードで海に溶け込むのかといった地球環境変動の将来予測に貢献する重要な記録となる)
──えっ、そうなんですか?!
渡邊:
そうなんです。人為起源の二酸化炭素の排出は、これまで長く歯止めの効かない環境問題として認識されてきましたが、実際には人為起源の二酸化炭素がいつから、そしてどれ程海に溶け込んできたのか、その事実はわかっていないのです。というのも、私たち人間は100年も200年も前から海の二酸化炭素量を記録してきたわけではないからです。
なので、アメリカの現リーダーのような方が出てきて「地球温暖化の原因は、人間が出した二酸化炭素だという根拠はない。だから二酸化炭素を排出しても問題ない」と言われてしまったら、それを否定するだけの証拠が、現状ないのです。
(インドネシアでの調査の様子。「サンゴの掘削は空気の圧縮ボンベで行います。油圧式だと少しでも海洋を汚染してしまう可能性がありますが、私たちは空気を使うのでサンゴ掘削で海洋を汚染することはありません。またサンゴの掘削後に特殊な栓をすることで、サンゴは成⻑を続け、生き続けます」(渡邊先生))
(喜界島の研究室にて)
渡邊:
しかしサンゴは、すべてを記録しています。「人為起源であるという証拠がないというのなら、サンゴに聞いて証拠を出してやろう」と思っています。
人為起源であることが証明されたとして、「人間だけが悪い」と言いたいわけではなくて、サンゴが教えてくれる真実を通じて私たちの活動がどれだけ温暖化に寄与しているかがわかれば、将来、持続可能な地球や社会をつくっていくためのヒントなり、それは100年後にも届けることができると信じています。
──具体的には、どんな風に調べるのですか。
渡邊:
大気中の二酸化炭素は、海の表層に吸収されます。そしてサンゴというのは、ちょうど表層のあたりで生息しています。サンゴ礁には木と同じように年輪があって、たとえば200歳なら200の年輪があるのですが、毎年の溶け込んだ二酸化炭素量をそこから知ることができるのです。人為起源による二酸化炭素が増え出したのは18世紀後半の産業革命以降なので、たとえばその前後の二酸化炭素量を調査することで、人間の活動を俯瞰して見ることができます。
──なるほど…!
(2019年11月、北海道大学で開催された日本サンゴ礁学会 第22回大会にて。日本沿岸のサンゴ骨格から得られた二酸化炭素記録について発表する渡邊先生)
渡邊:
私たちは2015年より、「CoralCO2プロジェクト」をスタートしました。私たちの生活がどれだけの二酸化炭素を、いつから排出してきたのか。サンゴ礁を調べることによって、気候変動が叫ばれている中、将来を予測しようというプロジェクトです。
地球温暖化にしてもそうですが、当たり前のように思っている物事が果たして本当に事実なのか。大人になるとどうしても頭がかたくなってわかった気になりがちですが、人間って、実はそんなにわかっていることばかりではないと思うんです。賛成反対とか、良い悪いとか、何派を支持するとかしないとかではなく、データを通じて「揺るぎない証拠」を示すことが科学のすごさで、それが僕たち科学者の役割でもあるし、データは、未来に向けても提示できるものです。科学が、それぞれの人がそれぞれの立場で、客観的に対等に、そして一緒に問題を考えていく材料になるし、それが結果として未来にもつながっていくと思っています。
──その人に拠るものやその人が信じるもの─国籍とか人種とか政治、文化だけでなく、時までをも超えていくものなのですね。
(探していたサンゴが思うように見つからず、採掘にはご苦労もあるのだそう。インドネシアにて、サンゴの掘削が成功した時の一枚。渡邊先生が手にしているのが、サンゴの骨格をくり抜いた試料)
(サンゴ礁サイエンスキャンプの様子)
──先生はなぜ、サンゴを研究しようと思われたのですか。
渡邊:
僕は横浜の生まれですが、「若者と(良い意味で)馬鹿者は北を目指す」ではないですが、広大なところがいいなと北海道大学に入り、そこでサンゴに出会う機会があってこれは面白いと思いました。生物学的にも複雑で無限に知ることがあるし、また研究することによって地球環境やその変化まで教えてくれる。サンゴは「知りたい」「学び続けたい」と思っていた自分にはぴったりな研究対象でした。
──先生のサンゴ愛がひしひしと伝わってくるのですが、絶滅もささやかれる現在の状況をどのように感じていらっしゃいますか。
渡邊:
一言で言うと「穏やかなかなしみ」でしょうか。
自然保護活動をしている人の多くが「人間が悪い」といいますが、一方で人間も生き物として残っていくためにいろいろと進化を遂げて、今の状況が起きています。地球ができてからの5億年の歴史を見ると、もっといろんな出来事があって、それでもサンゴはその度に結果として生き延びてきました。地球のしくみの中で、サンゴと人と、どうやってバランスを上手く取っていくことができるのか、皆さんと一緒に考えていきたいです。
(喜界島坂嶺沖で観測したサンゴのトゲキクメイシ属の産卵(2020年6月))
──団体の理念「100年後に残す」ですが、なぜ30年後や50年後ではなく100年後なのですか?
渡邊:
100年後、僕と子どもとか友人とか、僕と直接関わっている人は少なくともいないでしょう。そうすると100年後の人たちに対してフェアになることができて、「その時までに残したい」と思った時、そこには自分の利益やエゴは存在しない。その象徴的な時間の長さが「100年」かなと思います。
──なるほど。
渡邊:
サンゴがつくりだす多様性は、私たちの生活や文化にも大きな影響を与えています。喜界島の歴史や文化をみても、先人たちの知恵やサンゴと共に生きてきた歩みが生き生きと見てとれます。
我々人間の暮らしは一見進化しているようで、昔の人たちは、もっとうまく調和して生きていたのではないかと思います。新型コロナウイルスの流行や人種差別の問題、今、さまざまな問題が地球上で起きていますが、100年前と比較しながら、今を俯瞰し、100年後の未来にまで思いを馳せる時期に来ているのではないでしょうか。
──サンゴの存在が、時を超えて私たち人間が生きるヒントを教えてくれるのですね。
渡邊:
そうですね。ふとした瞬間に、過去と今、今と未来がつながったらいいな、と思います。言葉では非常に説明しづらいですが、僕もサンゴから、たくさんのインスピレーションをもらっています。
(インドネシアのロンボク島(Lombok)で行われているサンゴのプランテーション。「ロンボク島にサンゴと海洋環境について勉強するマリンスクールを作ることを計画しています」(渡邊先生))
(毎年喜界島で開催される「サンゴ礁サイエンスキャンプ」参加者の表情。探究心を持った科学者の卵たちが全国から集まり、国内外の第一線で活躍する研究者とともにフィールドワークを行う)
──先生にとって、サンゴはどんな存在でしょうか。
渡邊:
「人生の先輩」でしょうか。人間よりはるか昔から地球にいて、はるかにいろんな場所に住んで、適応して生きて来たのがサンゴです。私たち人間が引き起こしてきたさまざまな問題を引き受けたりもしていて、許容範囲の広い生き物です。サンゴのようになりたいなと思うし、学ぶことも多いと思いながら、でもまだまだ学べていない存在、それがサンゴです。でも実際に海に潜ってサンゴに出会うと、ストレスも全部わすれます。母のようであり、父のようでもあります。
僕は今、研究者として自信を持って「サンゴは素晴らしいよ!」と皆さんにお伝えしていますが、そう言えるのはサンゴのおかげだなと思いますね。
(2010年 鹿児島県・薩摩硫黄島 火山性の二酸化炭素が湧き出るところにも巨大なサンゴが生息していることを発見)
──読者の皆さんにメッセージをお願いできませんか。
渡邊:
サンゴの世界は本当に複雑だけど多様性にあふれていて、だからこそこれだけ長く研究しているし、僕はサンゴと関われてとても幸せです。
変わりゆく地球や社会の中で、それでも変わらない「何か」がある。そのヒントが、サンゴ礁にあると僕は思っています。科学者としてまだそれを見つけられていないけれど、でもこれまでサンゴが歩んできた歴史、環境や気候の激変を乗り越えてきた歴史の中に、未来へのヒントがあるはずです。そして、サンゴが乗り越えてきた様々な歴史が、サンゴ礁の持つ美しさにも結びついていると感じています。皆さんと一緒にサンゴ礁に入っていきたい。そして共に味わい、楽しみたいですね。
(2019年、サンゴ礁サイエンスキャンプの集合写真。「私たちは、これからの世界を牽引することできる次世代のグローバルリーダーを育てていきたいと考えています」(渡邊先生))
(海洋清掃の様子。「私たちは喜界島の海を愛する皆さんと一緒に、海洋観測・リーフチェック・海岸清掃と海岸保全の啓蒙活動を実施しています。喜界島の海を見守る活動を地域で続け、⻑期的に環境を記録し、皆さんと一緒に共有することで、将来に渡り喜界島の美しい海を守っていきます」(渡邊先生))
──最後に、チャリティーの使途を教えてください。
渡邊:
チャリティーは、サンゴの調査・研究のための資金として使わせていただきたいと思っています。サンゴ研究を通じて地球で今、何が起きているのかを知り、そして未来へとつなげていくために、チャリティーアイテムで応援してくださったら嬉しいです。
──貴重なお話をありがとうございました!
(サンゴ礁サイエンスキャンプ の一コマ。サンゴを直接観察しながら、サンゴ礁と地球環境について話すことができます)
インタビューを終えて〜山本の編集後記〜
どちらかというと脇役的な印象であまり注目したことがなく、「サンゴ・サンゴ礁って何?」というところからスタートした今回のインタビュー。渡邊先生のお話を聞きながら私は、訪れたことのない喜界島を一緒に歩かせてもらって、先生が回られた各地の海の風景を見せてもらって、一緒に海に潜ってサンゴのかけらを握りしめ、時空を超えて、地球や人類のルーツを探る夢の旅に出たように思いました。本当に美しくて愛おしい旅でした。先生との旅を終えて、サンゴを見る目が変わりました。こんなに楽しい生き物だったなんて!
旅は終わっていません。私たちは未だ旅の途中にあり、どのような未来に向かうのかは、私たち一人ひとりに託されています。良い旅にしたいな。ワクワクする旅にしたいな。どこかでサンゴと話すことがあったら、その時はお互いに「ありがとう」と言い合える関係だったら良いな。美しいものをもらったのだから、美しいものを返したい!心から、そう思います。
・NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 ホームページはこちらから
サンゴのポリプを中心に、海の生き物や喜界島の花、鍬(くわ)やオールを描きました。サンゴを中心に豊かな生態系や文化が育まれる様子を表現しています。
“The future has an ancient heart”、「未来は、古代の心を持っている」というメッセージを添えました。
Design by DLOP