CHARITY FOR

少年院出院者に新たな居場所を。当事者同士が支え合い、再び犯罪に戻らず社会復帰できる道を〜NPO法人セカンドチャンス!

2017年の少年による刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷などの検挙人員は50,209人(平成30年版犯罪白書より)。その数は年々減少していますが、家庭裁判所での審判の結果、保護処分となって少年院に送致されると、そこで更生のための矯正教育を受けることになります。

少年院とは、12歳〜20歳未満の未成年者(送致される時の年齢の対象。実際には26歳未満までが収容される)が収容される施設です。更生のための教育を受けて出院した後、彼らは社会に戻っていくわけですが、中には出院後、元いた居場所に戻り、再び犯罪に手を染めてしまう若者もいるといいます。

今週、JAMMINがコラボするのは、NPO法人「セカンドチャンス!」。
少年院出院者が中心となって、まっとうに生きたいと願う当事者同士が支え合う自助活動を行っています。

「運営メンバーの役員(理事・監事)は皆、少年院出院者。それぞれ仕事をしながらこの活動に携わっています。メンバーの中には少年院出院者を支援する活動をしている人もいますが、セカンドチャンス!は自助団体ということで、ここが自分たちにとっても居場所の1つであり心の支えになっています」

そう話すのは、「セカンドチャンス!」理事であり、京都代表の富岡大悟(とみおか・だいご)さん(38)。
富岡さんと、団体代表の才門辰史(さいもん・たつし)さん(37)に、活動についてお話を聞きました。

(お話を聞かせていただいた一人、「セカンドチャンス!」代表の才門さん)

今週のチャリティー

NPO法人セカンドチャンス!

少年院出院者が経験と希望を分かち合い、仲間として共に成長することを目的として活動するNPO法人。現在は全国9都道府県(東京、大阪、福岡、京都、長野、佐賀、北海道、兵庫、神奈川)を拠点に、交流会やレクリエーションを実施する傍ら、全国の少年院や更生保護関連団体、学校等で講演を行い、メッセージを発信している。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2020/5/4

「まっとうに生きたい」と願う
少年院出院者が集まる場

(交流会の様子。2016年7月、長野交流会でのBBQ)

──今日はよろしくお願いします。まずは、貴団体のご活動について教えてください。

才門:
少年院出院者が集まり、サークルのようなかたちで交流会やイベントを通じて自助活動をしています。

少年院を出た人の再犯率は、25〜30%といわれています。「高い」と感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、一方で出院した7割以上の人が、それぞれ困難を乗り越えながら社会で生活しています。その時に仲間同士でつながり、支え合っていくことはとっても大きな意味を持ちます。

富岡:
「少年院出院者による”支援”活動」と言っていただくこともありますが、”支援”を目的にしているわけではなく、自分たちも含め、悪い居場所ではない、犯罪から離れた居場所をつくること。「犯罪をやめようと思った時、その人が孤立しない、孤独にならないようにする」ことが僕たちの活動の主旨です。健全な居場所があれば再犯を未然に防ぐことができ、その人の人生、また新たな被害者を生むこともなく、その人生を守ることにもつながります。

(2019年1月、「セカンドチャンス!関東」の仲間たちと、千葉県市原市にある少年院「市原学園」の成人式に出席。「OBとしてエールを送りました」(才門さん))

──活動への参加資格はありますか。

富岡:
参加資格は「まっとうに生きたい」という願いを持っていること、それだけです。
犯罪を犯した背景や少年院に入った経緯はそれぞれ全く異なりますが、いずれにしても「犯罪から離れてまっとうに生きたい」という思いを持っていれば活動に参加できます。

才門:
現在、僕たちの団体には100人くらいの仲間が出たり入ったりしながらゆるくつながっています。「再犯防止」は大切なことだと思います。ただ支援を目的にしない仲間のつながりである私たちが「再犯防止」を活動の主旨として掲げてしまうと、僕たちとつながった後に再び少年院に入った子や、少年院に出たり入ったりを繰り返している子が参加しづらくなってしまう。そうすると彼らは居場所を失い、孤立し、再び悪い場所に戻ってしまうでしょう。だから、まずは「居場所であること」を大切にしています。

それぞれ日常生活を送りながら、互いに支え合う仲間として「居場所を作って、孤独にならない、孤立させない」ことを大切に活動しています。

(2019年8月、長野交流会での一枚)

交流会やイベント実施のほか、
少年院を訪れ、同じ経験者として講話も行う

(2013年3月に開催された「セカンドチャンス!合同合宿 in 広島」での一枚。合宿は年に一度開催され、全国から仲間が集う)

──具体的にはどのようなご活動をされているのですか。

才門:
各地で月に一度開催されている交流会をメインとして、全国から参加者が集まる全国合同合宿も年に一度開催しています。少年院出院者は修学旅行に行ったことがない人も多く、修学旅行のような感じで観光しながら、夜通し語り合いながら普段は会えないメンバーと交流を深めています。

また、メッセージアプリやインターネットでもグループをつくって交流し、遠くにいるメンバーや交流会が開催されていない地域のメンバー同士で交流できたり、日々の生活で困ったことや悩みごとを相談したりしています。ゆるくつながることができて、孤独にならない環境づくりを意識しています。

(2019年7月、女子少年院の4人を追ったドキュメンタリー映画『記憶』(監督:中村すえこ)の試写会に「セカンドチャンス!」の仲間で出席。ドキュメンタリー教育映画『記憶』の特設サイトはこちら(動画も視聴できます)→ https://nakamurasueko.com/kioku.html

富岡:
もう一つ大切にしているのが、現在少年院にいる若者たちへのアプローチです。全国の少年院を訪れ、同じく少年院を経験した仲間として講話させていただいています。

──なるほど。

才門:
僕自身そうでしたが、少年院の中でやり直そうと思った時、ここを出た人たちが皆どんなふうに生きているのか、情報が少なく、やり直すために何をどうしたらいいのかわからなかった。図書棚に少年院を出て弁護士や教師になった方の本があったので読みましたが、本になるぐらいなので本当に限られた人ですし、じゃあ果たして自分が今から猛勉強して弁護士や教師になれるのか、刺激にはなりましたが現実味が薄く、ロールモデルにはなりませんでした。

僕たちが少年院を訪問することで、入所している子たちが「こんな人もおるねんな」とか「こういう生き方もあるねんな」と感じてくれて、それぞれがロールモデルとしてヒントになれたらと思っています。そして何よりも、可能性は皆にあるのだということ、勇気を持って非行から抜け出すことで新しい仲間ができるんだよということを伝えています。

富岡:
僕たち自身も、少年たちの前で話をすることや活動を通じて自分を律することにつながっていると感じています。

(2015年8月、浪速少年院を訪問する才門さん。「毎年お盆の時期に、院生分のお菓子を差し入れし、OBとしてのメッセージを伝えさせていただいています」(才門さん))

「出院後、15分が勝負」。
戻る場所がなく、再び犯罪に手を染めてしまうケースも

(「セカンドチャンス!」が発行した書籍。制作に3年を費やした冊子『陽はまた昇る 少年院等出院者への応援メッセージ(Ver.1)』は、少年院出院者が社会で生きていくためのガイドラインとして、メンバーそれぞれが自身の少年院時代や少年院を出てから困ったこと、また少年院の若者たちから実際に受けた質問などをまとめ、Q&M(メッセージ)形式で掲載、全国の少年院、少年鑑別所、自動自立支援施設に配布した。「少年院にいる若者たちに届けたいと、みんなで力を合わせて作ったものです」(富岡さん))

──「居場所」が大きなキーワードなのですね。

富岡:
出院後の生活の中で居場所がないと、孤独に感じ、再び悪い場所に戻ってしまいます。本人は「犯罪をやめたい」と思っていても、悪い仲間と縁を切るのが難しかったり、そこに居場所を感じていたりします。さらに悪い場所に戻れば、少年院にいたことがマイナスではなく、楽しい話や自慢話、ステータスにさえなります。再び悪い場所に戻らないためには、健全な居場所を持つことがとても大切です。

──なるほど…。

才門:
少年院や刑務所などは、「出院後の15分が勝負」といわれています。施設を出た時、まず最初に何を考えるか、誰と連絡をとるか、どこに向かうかで、その人のその後が大きく変わってきます。

──なるほど。どこに身を置くか・置こうとするか、ということですね。

才門:
僕は18歳の時に少年院に入りましたが、少年院を出る時、自分の存在がなくなってしまったように感じました。「結局、誰も自分を待っていない」という事実を突きつけられ、行き場がなく、ひとりぼっちでとても寂しかった。「自分は少年院に入ってる方がマシやったんや」とさえ思いました。

でも、悪い仲間たちは「帰ってきたんか!」と出院を喜んでくれます。そこに居場所を見出し、結局元いた場所に舞い戻り、再び犯罪に手を染める。すごくもったいないし、残念なことです。

5000人以上の元犯罪者から成る、スウェーデンの自助組織
「KRIS(クリス)」との出会い

(2013年1月、スウェーデンの刑務所出所者支援団体「KRIS」のスタッフを日本に招き、合同イベントを開催。写真中央は、「KRIS」を立ち上げたクリステル・カールソンさん)

才門:
スウェーデンに「KRIS(クリス)」という、元犯罪者たちによって設立された自助組織があります。この組織は、刑務所で様々な更生プログラムを受けたものの再犯を繰り返し、過去合計30年間刑務所に入っていた元犯罪者のクリステル・カールソンさんという人物が仲間と共に1997年に立ち上げた組織で、現在は5000人以上の元犯罪者たちが互いの社会復帰を支え合っています。

ここが本当にすごくて、誰かが刑務所を出所するとなったら、近くの支部のメンバーがいち早く、ギャングよりも早くその人を迎えに行くんですね。そして、出所者とこれからのことをじっくり話し合うんです。

──迎えに来てもらったらうれしいですね。

才門:
施設を出た人に孤独な思いをしてほしくないし、再び犯罪に手を染めることもしてほしくない。僕たちはまだそこまで大きな団体ではありませんが、この先、輪を広げて1000人2000人のネットワークができたら、北海道から沖縄まで、少年院を出院する子を近くの仲間がつながっていくことができるという夢をもっています。そうすることで孤立や再犯も未然に防ぐことができるのではないかと思っています。

(2010年3月、スウェーデンの「KRIS」を視察。国境を越え、良好な関係を築いている)

「当事者が当事者を支える」影響力の強さを確信、
2009年に活動スタート

(「セカンドチャンス!」のシンボルマークには、団体のポリシーである「Honesty、正直」「Equality、平等」「Respect、尊敬」の3つの言葉が刻まれている。「横浜の仲間が中心になって作ってくれました」(才門さん))

──今年で団体を立ち上げられて11年ということですが、団体を立ち上げたきっかけを教えてください。

才門:
僕は少年院を出た後、通信教育で高校を卒業し夜間の大学に通いました。その時にとっていた犯罪社会学の教授の方が元法務教官(少年院や少年鑑別所の職員)で、なんと僕が入っていた少年院で勤務されていたんです。

──すごい偶然ですね。

才門:
そうなんです。そのことがわかった時に、少年院に居た当時、そして少年院を出てから「こんなことに納得できなかった」「あれがつらかった」と、本当に誰にも話せなかったこと、ドロドロした部分も含めて伝えることができました。

その後、その方がスウェーデンへ視察に行って元犯罪者たちによって設立された自助組織「KRIS」の存在を知り、「当事者が当事者を支える」しくみと、その影響力はどんな支援よりも強く響くということを確信されて、「一緒にやらないか」と僕に声をかけてくださったんです。必要とされたことがとても嬉しかったです。2009年に活動をスタートし、2011年にNPO法人化しました。

(2011年1月、「セカンドチャンス!」設立記念イベントにて。「少年院からの社会復帰と当事者支援の可能性」と題し、2日間に渡りシンポジウムを開催した。KRIS理事長のクリステル・カールソンさんと犯罪者の立ち直りに関する専門家であるシャッド・マルナさん(クイーンズ大学ベルファスト校教授)による基調講演、また少年院出身の元プロボクサー川嵜竜希さんによるセッションを開催、参加者と居場所の大切さや社会的な理解などについて話し合った)

新しい世界を知り、新たな人間関係を築くことが、
非行から抜け出すきっかけに

(世界各地を訪れるようになった富岡さん。アメリカ・グランドキャニオンにて、壮大な自然を前に)

──「新しい世界を知る」ことも、非行から抜け出すことにつながるんですね。

富岡:
そうですね。僕自身がそうでした。
僕は16歳と18歳の時の2回、少年院に入りました。当時はその世界に生きて、それが自分の生き方だと思っていたし、出院後もまた同じ世界に戻るつもりでいました。なぜならそこには仲間がいて、自分の居場所があったからです。

しかし2回目の少年院を出た後、友人の誘いでスノーボードを始めてから少しずつ世界が変わっていきました。楽しくて夢中になり、スノーボードをするために一人でも各地に行くようになって、新たな仲間ができ、徐々に価値観が変わっていったんです。「今まで自分が生きてきた世界がすべてではない」と感じました。スノーボード、大学入学資格検定(現在の高等学校卒業程度認定試験)のWEBスクール、一人旅などを通じてたくさんの人と出会い、つながっていった。新しい世界を知って、どんどん引き込まれ、それが自分の生きがいになっていきました。

スノーボードはケガをして断念せざるを得なくなりましたが、新しい世界を知ったら、もう元の世界には戻れなかった。その後、悪いことからは足を洗い、日本全国や世界各地を旅するようになりました。

──そうだったんですね。

富岡:
やりがいのある仕事や趣味の発見、新しくできた仲間の存在、信頼してくれる人、信頼できる人との関係、守るべき大切なものができたおかげで、それまで生きてきた世界の外に素晴らしい世界があるのだと知ることができたんです。

(2013年8月、富士登山合宿での一枚。20人ほど参加し、湖畔でテント泊、富士山に登った)

経験者同士だからこそ分かり合えること

(2019年9月、仲間と歌舞伎町を散策。「当時とは異なる仲間と改めて繁華街を歩くと、見える景色が全然違うことに気づきます」(才門さん))

才門:
少年院出院者は、「自分は少年院出院者だから」「住む世界が違うし」「どうせ周りは上から目線でものを言ってくる」と引け目を感じ、外に壁を作りがちな傾向があります。

でも、僕も今37歳になったからこそわかる部分もたくさんあるのですが、理解してくれて助けてくれる人がたくさんいました。自分の経験を通じて、「やり直したいという時に、それを手伝ってくれる人は必ずいる」ということを伝える架け橋になりたいと思っています。

──経験者同士だからこそ伝えられる部分ですね。

富岡:
「経験者同士」というのは大きいと思います。
まったく別の立場から「反省しろ」「更生しろ」「悪いことをやめろ」と言われても、まず本人の意識が変わらないことには、その人のことは変えられないと思っています。僕もそうだったからです。
でもそんな時に、当事者同士だからこそ本音が言えたり弱い面が見せられたり、赤裸々に話しができて心が開かれる部分があると感じています。「悪いことはやめた方がいい」という言葉に説得力も感じて、一つの意見として取り入れてもらえます。

才門:
少年院を出院後、真面目に、一生懸命生きている人もたくさんいます。同じ経験者として、そのような人たちの声を発信し届けていくことができたら、やり直したいと頑張っている人の励みにもなります。それも僕たちの一つの使命だと思っています。

(2016年7月、関東医療少年院に訪問した際の一枚。才門さんのお隣は、ドキュメンタリー教育映画『記憶』監督で、セカンドチャンス!女子交流会のリーダーの中村すえこさん。「少年院で話を聞いてくれた子がたまに交流会に顔を出してくれたりもします」(才門さん))

昔よりも居場所がない、
現在の子どもたち

(2018年2月、福岡合宿のミーティングでの一枚。世代を超え、同じ意志を持った仲間たち)

──今、感じていらっしゃる課題はありますか。

富岡:
僕たちの若い頃は、いわゆる「不良」の傾向が強い時代でした。そこからエスカレートして犯罪に手を染めてしまうケースが少なくありませんでしたが、今少年院に入る子たちの傾向として、「不良」というより「ドロップアウト」してしまった子が多いと感じています。

不良の場合はグループの中にもコミュニティーがあって、皆それなりに社会性を身につけていることが多く、悪いことをやめた後、そこを生かして社会でバリバリ働いている人や会社を経営している人もいます。

現代の若い子たちは、社会性を身に着ける機会が乏しかったり、逃してしまっていたり、家庭的な背景や社会的な問題など複雑な事情を昔以上に抱えていて、居場所作りが困難な子が少なくありません。「居場所がない」という意味では、今の子たちの方が悪い生活から抜け出すことが難しいのではないかと感じています。そういった意味では、今後、少年院出院者の居場所作りがますます必要になってくるのではないでしょうか。

──そうなんですね。

(2015年11月、京都と大阪で開催された合宿にて、夕食風景)

「がんばってるな」「一生懸命やってるな」
そう思ってもらえるように

(活動の柱である交流会は、少年院出院者と地域のサポーターとが出会い、つながる場でもある。「毎年、長野交流会のサポーターが鍋を振舞ってくれます。色々悩みは出てきますが、力になってくれる地域のサポーターも沢山います」(才門さん))

──読者の方にメッセージをいただけませんか。

才門:
悪いことや悪い仲間との関係を断ち切ってまっとうに生きたいと思った時、孤立してしまい、孤独に陥ってしまうことがある。施設を出た人たちは皆、多かれ少なかれそのような体験をしています。そうではなく、まっとうに生きたいと願った時、それを応援してくれる仲間がいる、僕たちはそんな場を築いていきたいし、願わくは社会もまた、厳しく温かく新しい一歩を応援してくれたらと願っています。

犯罪を犯したという事実、少年院出院者であるという事実は消えません。でも、それでもなお一生懸命生きて、他の人たちと同じところに立っている人がいるんだということを示していきたいと思っています。

「どうせ少年院にいたんやろう」といった偏見や誤解は解いていきたい。「がんばってるな」「一生懸命やっているな」そんなふうに思ってもらえるように、失敗をしても希望を持ってがんばることができる社会が広がっていけばと願っています。

富岡:
悪いことをやめてまっとうに生きたいと心から願う少年院出院者の輪を少しでも広げていくことができればと思っています。そして、その姿勢を社会に見てもらうことで、厳しくも温かく受け入れてくれる社会が広がってくれたらと願っています。

社会の中で受け入れられていくことによって、その人の価値観も変わっていき、罪の意識や反省、後悔も必ずついてきます。過去と向き合い、社会の中で更生していくことで、その人は元の世界に戻らずに済み、犯罪・再犯も未然に防ぐことができるのではないかと思います。

セカンドチャンス!がたくさんのサポーターに支えられ共に活動しているように、少年院出院者が社会で生きていくためには、少年院出院者以外のたくさんの人たちと関わっていくことがとても大切で、必要不可欠です。まっとうに生きている、生きようとしている少年院出院者たちがいることを、厳しくも温かい目で見守っていただけたら幸いです。

(2013年2月、仙台で開催したミニシンポジムでの一枚。「まだセカンドチャンス!の活動がない地域にも、活動を広げていきたいと思っています」(富岡さん))

チャリティー使途

(2019年2月、10周年シンポジウム開催後、皆で記念撮影!)

──最後に、今回のチャリティーの使途を教えてください。

富岡:
今回のチャリティーは「セカンドチャンス!」の活動拠点を広げていくための資金として使わせていただきたいと考えています。

現在活動していない地域でも交流会を開催してほしいという声はずっとあって、一度や二度であれば近隣県にいるメンバーがボランティアで開催しにいくことも可能ですが、持続可能なかたちで活動を続けていくことができればと考えています。また、講話で少年院へ訪問する際の差し入れなど、メンバーがそれぞれ自己負担している部分としても使わせていただけたらと思っています。
ぜひチャリティーアイテムで、僕たちの活動を応援いただけたら幸いです。

──貴重なお話をありがとうございました!

(2018年2月、福岡合宿の打ち上げでの一枚。「これからも仲間と共に、歩んでいきたいです!」)

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

「失敗なんてしたことがない」という人はいるのでしょうか。私もこれまで何度も失敗してきたし、その度に誰かに許してもらってきました。犯罪はあってはならないことです。でも同時に、その過去から這い上がろうと一生懸命に努力する人に対して「君は罪を犯したからダメです」ということもあってはならないのではないでしょうか。

変わらない人もいるかもしれません。でも変わる人もいるし、変わりたいと願う人、何より劇的に変わった人たちがいます。それを証明するのが、「セカンドチャンス!」さんのご活動だと思いました。誰かに許され、この先も許されていくように、私たちもまた誰かを許し、受け入れ合う社会を築いていきませんか。

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力強く羽ばたくワシを描きました。
「勇気、勇敢」の意味を持つワシ。力強く、空高く、新しい人生に向かって羽ばたいて欲しいという願いが込められています。

“The sun will rise and we will try again”、「陽はまた上り、私たちも再び挑戦する」というメッセージを添えました。

Design by DLOP

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