CHARITY FOR

新しい学びを届ける学校改革、若者に「想定外の未来」を届ける〜NPO法人青春基地

時代が急速に変化しつつある今、ビジネスや組織、様々なシーンで「従来のあり方」が揺れています。インターネットや科学技術の進化、グローバル化が多様な価値観を生み出す一方で、溢れる情報の中で、若い世代の子どもたちは新たな生き方を模索しています。

今週JAMMINが1週間限定でコラボするのは、NPO法人「青春基地」。「教育の再定義」をミッションに、未来の学校づくりのための活動を行っています。

「これまでの一律的な教育ではなく、個々人の『やってみたい!』を育てていく教育のあり方を再定義していく必要があります」

そう話すのは、代表の石黒和己(いしぐろ・わこ)さん(25)。活動について話を聞きました。

(お話をお伺いした、青春基地の石黒さん)

今週のチャリティー

NPO法人青春基地

「生まれ育った環境をこえて、一人ひとりが想定外の未来をつくる!」をコンセプトに、公立高校において”PBL(Project Based Learning)”という新しい学びを届ける学校改革に取り組んでいるNPO法人。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO

中高生を対象に、好きなことを通じて学び、
成長していくプログラムを実施

(東京の都立高校での1コマ。「学びにむかう意欲が低いと言われていましたが、半年後には生徒たちが和気藹々楽しむ風景が当たり前になってきました」(石黒さん))

──今日はよろしくお願いします。まずはじめに、貴団体のご活動について教えてください。

石黒:
私たちは、公立高校を対象に”PBL=Project Based Learning(プロジェクト・ベースド・ラーニング)”という新しいプロジェクト型学習を届ける学校改革を、学校の先生方と一緒にとりくんでいる団体です。

──PBLとは何ですか。

石黒:
一人ひとりが”will”と呼んでいる興味や関心のあることをもとにプロジェクトを企画し、アクションして生まれる出会いと経験の中で学ぶのが”PBL=Project Based Learning”です。

生徒たちが学校から与えられた課題をこなし、定められた「正解」に向かう従来の教育のあり方ではなく、本人の好きなこと、やってみたいことを通じて人や世界・社会と関わり、その中で成長し、未来を描いていく。これが、私たちの理想とする教育のあり方で、PBLはそれを学び、体感できるプログラムになっています。

私たちは「スパイラル・モデル」と表現しているのですが、従来のように与えられたゴールに向かって一つひとつ課題をこなして階段を登っていく、「準備」としての教育ではなく、対話や経験を通じて、くるくると渦を巻きながら、その都度上がったり下がったり、ある時にはパッと飛躍するスパイラルのように、「今ここ」で学び、感じ、考えながら、常に探り続ける過程こそが未来につながると思っています。

──本人の興味を軸に学び、世界を広げていく手法なのですね。

(会いたかったあの人に会いにいくプロジェクト。自分で書いた企画書を通じ、小学生の頃からファンだったFC東京の大金直樹さんのもとへ)

若者が自身を持てず、
「やりたいこと」を前向きに捉えられない現実

(長野でスタートしたPBLの最初の授業では、まちづくりから芸術家、紙漉き職人まで多様な大人たちとまちを散策。「言語だけでなく、風景や空気、そして机上だけでなく、歩いたり、つくったりして、感じる時間です」(石黒さん))

──若者を取り巻く現在の教育の課題はどんなところにありますか。

石黒:
様々な課題が絡まり合っていると思いますが、課題の一つとして、学校という場が一人ひとりのやりたいこと、個性や感性を生かしきれない場所になってしまっていることがあると思います。

学びとは本来、一人ひとりの人生が前進していくものだと思います。しかし今の中高生たちは、必要以上に周囲の空気を読んだり、「どうせ無理だろう」「本気を出すなんてカッコ悪い」などと、仲間にさえ自分にとって一番大事なことを話していないような風潮があります。

──なぜでしょうか。

石黒:
学校の中で、「対話」が不在になってしまっているのだと思います。
目指すべき「正解」が定められた環境では、人と人が同じモノサシで比べられてしまう。自分自身の核心を話してどう思われるかという不安や、評価されたくない不安が、挑戦のしにくさをつくっているのではないでしょうか。

一方で私が過ごしてきたシュタイナー学校というオルタナティブ教育では、自由が尊重され、目指すべき「正解」がない環境でした。実際に同級生たちは芸術家から建築家、金融マンまで多様なキャリアを歩んでいますが、他者との違いを比べても仕方ないことを知っていました。

だからこそ、自分のやりたいことに対して「面白いね」と言ってくれたり「よく分からないけど頑張って」と放っておかれていたので、常にやりたいことを迷いなくストレートに口にすることができたし、出る杭が打たれることもありませんでした。この恵まれた環境が「やりたいことを実行してみる」面白さを知る基盤にも、自己肯定感にもつながりました。

子どもたちを取り巻く自信や自己肯定感を感じにくく、本音が言いづらい空気。あるいは自ら挑戦することへのハードルが高いことは、たとえ友だちや親がいても、素直に真剣に話をできる相手がいなかったり、「それは無理だよ」と言われてしまったりして、自分を信じ、開いていく「対話」の相手が不在になっていることがあるのではないでしょうか。

(富士北稜高校で実施したPBLにて、「甘いものが好きだから、パフェを食べたい」という意図でスタートしたというパフェ作りのプロジェクト。「あちこちインタビューをする中で、地元かつ彼女達しかできないパフェが生まれました」(石黒さん))

教育現場で起きている問題は、
社会全体でも起きている

(パフェ作りのプロジェクトにて。「どんなパフェを作ろうかと地元のお店を訪れてインタビューを依頼したものの取材内容もしっかり定まっておらず、その場であたふたしていたところ、オーナーがどんどんお菓子を食べさせてくれているシーンです。生徒たちのやる気にスイッチが入ったのは、意外にこの時でした。『こんなにいただいては、私たちもいいものを作らない!』と、と感謝が積もってだんだん形ができていきました」(石黒さん))

石黒:
なぜこのような課題が、学校教育のなかで起きているか。
それは急速な経済成長を遂げてきた「近代」というパラダイムと密接だと思います。そのスピードにおいては、多様な個性や自由の尊重よりも、みんなで同じ方向に向かっていく力が求められていたと思います。

しかし時代が少しずつ変わり、一人ひとりの個性や可能性を生かせるようになってきた。その現在の社会のあり方に、現行の教育システムが追いついていないのではないでしょうか。

私たちのビジョンは「生まれ育った環境をこえて、一人ひとりが想定外の未来をつくる」というものですが、教育制度が個を生かしきれていないのであれば、「学校」という場そのもの、「教育制度」そのものを問い直す必要があると考えています。

そして多様性のある時代だからこそ、学校だけで取り組まず、私たちソーシャルセクターや、多様なメンバーで取り組むことが大切だと思っています。

──なるほど。

石黒:
ただ、ここまで課題をお伝えしたのですが、私たちは「課題解決」ではなく「価値創造」という視点で取り組むことを大切にしています。課題解決はもちろん大切ですが、それを目標にした時に、アプローチとして対処療法的になりがちだからです。

──というのは?

石黒:
一つの課題を解決しようとすると「誰が悪い、何が悪い」という問題の特定に走ってしまいます。課題から入ってしまうと、多くの問題は単線ではなく、複線で起きていることがほとんどですが、それを見抜けにくくなる。

例えば学びに向かわない子どもがいた時、背景にはその子が抱える家庭環境や、先生との関係性があるかもしれません。もしその子に対して寄り添えていない先生がいたとしても、その先生が悪いのかといえばそうではなく、その先生にも多忙さや、あるいは社会からの責任や評価の圧によって、誰にも相談できない問題を抱えている可能性があるかもしれません。

現場で起きている小さな課題にも、一人ひとりの行動の背景には家庭環境から、あるいは学校の組織文化、評価制度など、その背後には様々な社会課題が絡み合っています。個人モデルではなく「社会モデル」として、課題を俯瞰する必要があると思っています。

(パフェのプロジェクトにて、完成したパフェを皆で撮影しているところ)

──教育だけでなく、社会全体のシステムとして課題が発生しているということですね。

石黒:
そうですね。現場で話を聞いていると、この問題は決して学校だけのせいではなく、そして学校だけで起きている問題でないと感じます。そもそも日本社会全体が「個を大切にしにくい」という大きなパラダイムにあったのだと思っています。

しかし「課題解決」から始めてしまうと俯瞰がしづらく、「学校が遅れている」とか「先生が…」とか、誰かのせいになってしまう。
そうではなく、未来を見据え、それぞれがどうありたいかを対話し、行動していくことで、課題自体も自然とほぐれていくのではないでしょうか。

(完成したパフェ。地元の寒い冬を表現した。それぞれにコンセプトがあり、名前が付けられている)

「未来が予測できない不確実な時代だからこそ、
個が生きる社会が広がる可能性がある」

石黒:
テクノロジーの劇的な進化、世界経済のグローバル化などによって社会はより複雑で予測できない時代になってきています。

「Volatility(変動性)」、「Uncertainty(不確実性)」、 「Complexity(複雑性)」、「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとった「VUCA(ブーカ)」という言葉で表現されますが、この将来の予測が困難な「VUCAの時代」の到来は、一方では人類における多様性がこれまで以上に認められる、むしろ教育や社会にとって可能性があるものだと思っています。

これまでのように一つの正解をつくったりそれを暗記したり、システム全体で歯車を回していく社会ではなく、個人一人ひとりの知や考え方が、気持ち良い未来をつくっていくのではないでしょうか。「しなければならないこと」ではなく「やりたいこと」ができる仕組みが生まれていくのではないかと思っています。

教育の現場でも、これまでのように与えられた・定められた正解を学ぶのではなく、自らの意志で動き、考え、人や社会と呼応しながら変わり続けるあり方が問われているのではないでしょうか。

(「SOUTEIGAI」という企業向け人材育成プログラムも実施している。「プログラムを通じて、社会人の方たちが平日に授業づくりに関わってくれている風景です。公立高校に多様な接点を築きつつ、それを通じて大人たちも学び、それを組織に持ち帰ることで、個と組織の変革につなげていくプログラムです」(石黒さん))

一人ひとりの個性を認め、
「Will」を引き出すPBLプログラム

──実施されている「PBL」について、もう少し詳しく教えてください。

石黒:
高校生が一人ひとりの興味関心をもとにプロジェクトを企画し、アクションする中で生まれる出会いと経験の中で学ぶプログラムです。

現在は、東京都立第一商業高校と長野県市立長野高校の2校で実施しており、PBL型の学びを、それぞれ必修の授業のなかで学年全体の一年間のカリキュラムとして届けています。

また軸となるのは子どもたちの学びづくりですが、先生方との協働と対話を何より重視するほか、異学年での授業や、学外でのフィールドワークを出席に認められないかどうかなど、様々な枠を超えて構想もしているところです。

──そうなんですね。

石黒:
PBLでは、一人ひとりの「Will」を引き出すことを徹底しており、子どもたちも、大人たちも、「対話する」ことを大切にしています。

──「何もやりたいものがない」という子もいるのではないかと思いましたが、いかがですか?

石黒:
これはよくいただく質問なのですが、すべての人、誰しもが本質的にこの「Will」を持っていると思います。ただ、もしかしたら言葉にする勇気がまだないのかもしれないし、はっきりと形が見えていないのかもしれない。「やりたいことがない」ことも「迷いがある」ことも一つの表現かもしれません。

何より「やりたいことがないんだな」という評価や「やりたいことを早く見つけないと」というこちらの焦りこそ相手はよく気づくので、信じて待つことが大切です。そしてすべてを言葉に表現することができなくても、対話し、思いを共有することで、新たな出会いや世界を経験できると思っています。

PBLでは、プロジェクトを完成させることが目的ではありません。途中で頓挫した時にこそ見える興味関心や偶然の出会い、そういう過程のなかで、何か自分を動かすテーマや力と出会うことが大切だと思っています。

──なるほど。

(石黒さんお気に入りの1枚。「学びとは本来、面倒くさいもの、やらなくてはいけないものではなくて楽しいもの。これは日々、私たちの仕事のなかでも一番大切にしていることです。たとえば長野で授業をしたら、翌日はみんなで雪山を楽しむ。学校空間にとどまらず、遊びや余白のなか考えていくことは、創造性にはとても大切なので本気で遊びます」(石黒さん))

石黒:
「Will」を「意志」と訳すとかなりはっきりした印象になりますが、どちらかというと「望む・欲する」という意味で捉えています。もっと単純にいえば「好きか、嫌いか」だと思うんです。出会いや経験を重ねるなかで「なぜ私はこれが好きなんだろう、これが嫌いなんだろう?」と、ぼんやり「やりたいこと」が形成されていく。そんなイメージですね。

──たしかに「好き、嫌い」と言われれば、誰でも持っているものですね。

石黒:
なので、PBLを進める上では、子どもたちに課題や、「こうあるべき」と価値観を固定するのではなく、学びに刺激されることで、自分の中にあるものがどんどん引き出されていくことを意識しています。よく子どもたちを見つつ、つい大人は言いたくなるのですが、「こうしなさい」という指図や「これはダメ」というジャッジメントはしません。

──あるがままを受け入れていく、という感じなのでしょうか?

石黒:
そうかもしれないですね。何をしているかという具体的な「Do」ではなく、その人の本来の個性や考え方、「Be」を耕すことを重視しています。

(「日頃から、学生も社会人プロボノもフラットに議論をしています。こちらは団体のミッションである『教育の再定義』をどこから引き起こすのか、レバレッジポイントを分析している様子です」(石黒さん))

既存の価値観をリセットして、
大人も子どもも対等に関われる場

(PBLのゲストとしても、多様な大人たちが参画している。「この写真はエンジニアの方が話してくれているところです。一年間を通じて様々な関係性を持ち込むことで、生徒たちの興味が刺激されます。プログラム初期には1つも質問が生まれなかったことが思い出せないくらい、この日も質問が絶えない時間でした」(石黒さん))

──方的に正解を教わるという従来のスタイルではなく、自分の思いに沿ってプロジェクトを進めていくということ自体が、子どもたちにとっては新鮮な学びの場になるのではないですか。

石黒:
そうですね。学校で子どもたちは、「こう発言した方が先生や周囲のウケがよいのではないか」とか「こうした方が成績が上がるのではないか」と、本人と思っていることとは裏腹に行動することがあります。

──学校に限らず、会社などのコミュニティーでも、そんなことがありますよね。

石黒:
本当にその通りだと思います。
「他人にどう評価されるか、どう思われるか」という外発的な動機を一旦解除して、内発的な動機にシフトできたら、「人と違うことは大したことじゃない」という気持ちにもなることができる。そして「本当にやりたいこと」を通じて、学校の先生だけではない、たくさんの大人や学外の人たちと関わっていく中で、思い込みが外れ、新しい価値観をどんどん吸収していくことができます。

この経験が、子どもたちも、大人も、本人の「Will」を伸ばし、進路選択や未来のキャリアにつながっていきます。

──プログラムを進める上で気をつけていらっしゃる点はありますか?

石黒:
実際の授業運営は、主に大学生のインターンの方たちがメインとなって子どもたち関わり、カリキュラムづくりやコーディネートをしています。ここでも、まずはスタッフ間で対話とディスカッションを繰り返し、一人ひとりが「徹底的にどうありたいのか」や「このプログラムを通じて自分がどこに向かいたいか」、「PBLの学びの場を、自分にとってどういう時間にしたいか」などを徹底して話し合っています。

(「3年後どんな学校になっていたいか?」と、校長や教頭から教職員、学生や社会人などが一緒になって構想を練っている様子。「学校改革の現場では、なによりも先生方との対話の時間を大切にしています。先生が多忙な状況である全国ほとんどの学校において、組織内で腰を据えてビジョンを考え、共有する機会はほとんどないのが現状なので、第三者として私たちが入ることで『対話』の時間が生まれることに大きな価値があると感じています(石黒さん))

──スタッフ間でも「対話」と「Will」を重視されているんですね。

石黒:
そうですね。自分と異なる視点が出てきた時、そこには葛藤や恐怖心が生まれることもあります。少なくとも、これまでの教育のあり方はそういう部分が大きかったと思います。

──確かに、学生時代を振り返ってみると、自分にどれだけ意見があっても、先生の言っていることは絶対で服従しなければならない、という暗黙のルールというか圧がありました。

石黒:
PBLはそこを脱して、従来のあり方を解除して、大人も子どもも、皆が対等に、安心安全に好きに話し合える場です。
関わってくださる大人の方たちも、学生たちの意見を聞いて「それ面白いね」とか「新しい視点だね」とどんどん、言葉や感性がみずみずしくなっていくように感じます。

──大人にとっても、これまでの価値観を一旦リセットして、新たに学べる場なのですね。

石黒:
異なる意見は脅威ではなく、新たなアイデアが生まれるきっかけかもしれない。好きに話し、対話することで「なるほど」と自由に認め合い、そこからさらなる新しい観点も生まれてきます。子どもも大人も「なりたい姿」でいられるミラクルが、起きてくるんです。

──世代を超えて、共に学び、高め合える場なんですね。

(「学びの未来地図」と名付けて、クリエイティビティ・感性・哲学・人材開発など様々な角度からこれからの学びを考えるイベントを月一程度で開催している。写真は日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターを勤める中竹竜二さん招いた際の1枚)

チャリティーは、PBLを教育の現場に届けていくための資金となります!

(長野県で開催された教員研修の様子。「PBLについて、実際に授業づくりをするところまで全4回で実施しました。学校教育が変わっていくためのキーは、私たち大人たち、誰よりも先生方にあると思っています」(石黒さん))

──最後に、今回のチャリティーの使途を教えてください。

石黒:
現在取り組んでいる2校の公立高校のうち、長野県での取り組みは今年度が初めての取り組みになります。

十分な予算確保がない状況ですが、公立高校の予算不足も教育改革が足止めしてしまう壁だと感じており、自主財源を投資してのプロジェクト実施をしています。2年生160名の生徒を対象に、年間70時間の授業実施を進める上で、より多様なメンバーを巻き込むために、特に長野県でのプロジェクト遂行に使わせていただきたいと考えています。

東京と長野を毎週のように行き来するスタッフの移動や、多くの学生たちの移動、そしてインターンメンバーの活動支援金に当てさせていただきたいと思います。是非応援いただけたら幸いです。

──貴重なお話、ありがとうございました!

(スタッフミーティングにて、メンバーの皆さんと。「応援どうぞよろしくお願いいたします!」)

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

誰もが経験する学生時代ですが、「あの時、あれが嫌だったな」とか「これを教えてもらっていたら、人生変わったのにな」などと思うことがあっても、「学生の時のことだからまあいっか」で特に問題意識を持たないまま忘れ去ってしまうことが大半だと思うのです。

教育だけでない大きな視点を持って、それを教育のあり方に還元させながら活動する石黒さんのお話に、私自身「そうか、なるほど!」と納得することがとてもたくさんありました。

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「対話」を意味する二つの手と、その中から広がっていく無限の可能性を、宇宙を描くことで表現しました。
“Going beyond your upbringing”、「生まれ育った環境をこえてゆく」というメッセージを添えました。

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