CHARITY FOR

野鳥の立場から、自然環境を守る。「野鳥と人間が共存する社会」を目指して〜公益財団法人日本野鳥の会

(写真/佐藤信敏)

暖かくなり、小鳥のさえずりを耳にしたり、姿を目にしたりする機会が増えてきました。ふっと気持ちをあたたかくしてくれる、野鳥の存在。
皆さんの住んでいる場所では、どんな野鳥が姿を見せてくれますか?

…一方で、「最近、野鳥を見ることが減った」という印象を抱いている人も少なくないのではないかと思います。JAMMINのオフィスがある京田辺は、のどかな田舎町ですが、私が幼かった頃に比べて、野鳥の姿が減っているように感じます。

今週、JAMMINが1週間限定でコラボするのは、公益財団法人日本野鳥の会。
野鳥の目線で、彼らとその生息地を守るため、自然保護に取り組む活動をしています。活動開始は、なんと1934年。変わりゆく自然環境に対応しながら、80年余にわたって活動を続けてきました。

詳しいお話を、日本野鳥の会・会員室室長代理の景山誠(かげやま・まこと)さん(47)と、吉倉浩子(よしくら・ひろこ)さん(49)にお伺いしました。

(お話をお伺いした景山さん(左)と吉倉さん(右))

今週のチャリティー

公益財団法人日本野鳥の会

野鳥の保護を通じて、生物多様性や自然環境を守る活動をしている公益財団法人。
自然にあるがままの野鳥に接して楽しむ機会を設けることや、野鳥の調査・研究、独自の野鳥保護区の設置、政策提言などを通じ、野鳥とのその生息地の保護、啓発活動を行なっている。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO

野鳥の立場から、野鳥と人間の共存を目指す

(2016年の秋、絶滅危惧種「シマフクロウ」の繁殖を助けるために、北海道の野鳥保護区内におよそ20㎏もの巣箱を設置する日本野鳥の会のレンジャー)

──本日はよろしくお願いします。
まず、日本野鳥の会さんの活動について教えてください。

景山:
私たちは、野鳥の立場から、野鳥とその生息地を、また絶滅危惧種の鳥たちを守るために活動しています。
地球の歴史のなかで、この数世紀は「とにかく人間が住みやすいこと」が第一となってしまい、野鳥をはじめとする生きものたちや貴重な自然が失われてきました。野鳥の視点に立って自然を守り、彼らと共に生きられる、豊かな社会への発展を目指しています。

吉倉:
主に行なっているのは、保護活動と普及啓発活動、そして調査活動の3つです。保護に関しては、国などの保護事業からこぼれている野鳥の保護に力を入れています。

啓発に関しては、広く一般の方に、野鳥を通じて身近な自然に触れてもらって、その神秘や素晴らしさを感じてもらうと同時に、「じゃあ、こんな素晴らしい自然や野鳥が減っているってなぜなんだろう?」と考えてもらうことで、自然保護や環境に対して意識を向けてもらうきっかけにしたいと考えています。

調査は、目的によって色々やり方がありますが、たとえばある特定の環境にどんな種類の鳥が、それぞれ何羽ぐらいいるか、減っているのか増えているのかについて、定期的にモニタリングしています。野鳥の保護を訴えていくためには、基礎的かつ科学的なデータで示す必要があるからです。

いずれも「野鳥と人間が共存する社会をつくる」という目的で活動しています。

(2005年3月、北海道根室市の法的指定がなされていない203.7ヘクタールにも及ぶ湿原と草原を買い取った。この保護区「渡邊野鳥保護区フレシマ」の中にあるフットパス(野外で歩くことを楽しむための道)で、来訪者を案内するレンジャー)

絶滅の心配がある野鳥の保護も活動の一つ

(2012年2月、北海道東部の野鳥保護区周辺で持ち上がった大規模風力発電施設建設に関し、絶滅危惧種「オオワシ」や「オジロワシ」への影響を調べるために調査を行うレンジャーたち)

景山:
日本には約600種類もの野鳥たちがいて、私たちにとって身近な存在ですが、現在絶滅危惧種とされている野鳥と、将来的に絶滅危惧種になりうる、また減少してしまう心配があるといわれている野鳥を合わせると、野鳥全体の4分の1にも上ります。

──…えっ?!そんなにですか…!

景山:
そうなんです。たとえば「アホウドリ」や「ヤンバルクイナ」など、絶滅寸前の野鳥に対して、国は優先的に対応しますよね。しかし、保護を必要とする野鳥たちの種類は多い。そうすると当然、対応が後手後手に回ってしまう野鳥がどうしても出てきます。

──現時点では絶滅の危機には瀕していなくても、放置すると結果として同じ「絶滅の一歩手前」という運命を辿る野鳥が、ほかにもたくさんでてくるかもしれない、ということですね。

景山:
そうです。知らない間に数が減って、気が付いたら絶滅の一歩手前だった…という状況を避けるため、日本の近海にだけ生息する海鳥カンムリウミスズメなど、国からはまだ重点的に守られていない絶滅危惧種の保護に取り組んでいます。ほかにも、身近な野鳥のひとつヒバリは、すみかの草地や農地が少なくなったことで数が減っていて、東京都では絶滅危惧種に指定されてしまいました。緩やかに絶滅の恐れのある状態へと向かいつつある野鳥を調査し、現状を知ってもらい、その未来を変えるために環境を整えていくことが、私たちの活動のひとつの使命でもあります。

──絶滅寸前よりももっと手前の段階で、彼らの未来を保護していくということですね。

(日本の近海にのみ生息する海鳥「カンムリウミスズメ」。環境省レッドリストで「絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)」に指定されている)

「野鳥保護区」や「サンクチュアリ」を管理・運営

(「シマフクロウ」の野鳥保護区内で、森づくりのための除間伐作業を行なっているところ。野鳥が生きていくためには、本来その場所に存在した環境を守ることが欠かせない)

吉倉:
日本野鳥の会は、希少な野鳥の生息地を、買い取りなどによって恒久的に守る「野鳥保護区」や、「サンクチュアリ」と呼ばれる、自然環境の保全や環境教育を目的とした場所の管理・運営をしています。ここは自然保護の拠点であるだけでなく、人と自然とが出会える場です。

当会は1981年に、民間組織としては日本初の「ウトナイ湖サンクチュアリ」を、募金活動による資金で設置しました。

(日本野鳥の会が日本で初めて設置した「ウトナイ湖サンクチュアリ」ネイチャーセンターの内部。来館者が自由に野鳥観察できるように、スコープが設置してある)

景山:
「サンクチュアリ」内にあるネイチャーセンターには、「レンジャー」と呼ばれる専門の職員が常駐していて、保全のための調査や自然環境の管理を行いながら、自然の魅力や大切さをより多くの人に伝えるために活動しています。実は私も、姫路と根室にあるサンクチュアリで、レンジャーをしていたんですよ。

──どんなことをされていたんですか?

景山:
子どもたちに向けて野鳥や自然を楽しむ観察プログラムをつくったり、海岸線を10km以上歩いて野鳥の状況を調査したり…、自然が相手ですから、決して楽な仕事ではありませんが、やりがいはありましたね(笑)。

北海道のレンジャーたちは、野鳥保護区内に生息している絶滅危惧種のシマフクロウを守るために、−20℃近い寒さになる真冬の極寒の日も、雪に埋もれた山奥を、エサとなる生きた魚をソリで引いて、設置したいけすに届けることもあります。

(北海道日高地域にある「持田野鳥保護区シマフクロウ日高第1」にて、雪道をひたすら歩き、いけすまでシマフクロウの餌となるヤマメを運ぶレンジャー)

──なぜ、生きた魚を届けなければいけないのですか?

景山:
シマフクロウは、本来森の中を流れる川で、生きた魚をとらえて食べる鳥だからです。森がまだ豊かだった時代、木々の根がつかんだ豊かな土壌が雨水を保って、いろんな場所から水が湧き出ていました。そのおかげで、川の水面に凍らない場所ができ、真冬でも魚を食べることができました。しかし人間が森を切り開いたことで、湧水は枯渇してしまって水面がカチカチに凍ってしまうようになり、川に砂防ダムを造ったことで、エサとなるサケやアメマスなどの魚も遡上できなくなってしまいました。

エサが少ないと十分な栄養がとれず、子育てに影響します。
現在、シマフクロウは北海道全体で160羽しかいません。なんとか命を守り、つないでいくために、いけすを設置しました。そこにレンジャーが、新しい命を育むために必要な、生きた魚を届けているんです。

(運んだヤマメをいけすに投入!)

──いけすの水は凍らないのですか?

景山:
水を循環するポンプをつけて、凍らないようにしています。このことからもわかるように、自然のサイクルが一度どこかで途切れてしまった時、この部分を補おうとするだけで、莫大な労力と資金が必要になります。

──元来そこに存在していた自然のサイクルが、いかに完成形であったかということ、そして私たち人間が分け入り、それを乱してしまったということですね…。

景山:
この作業を、無償のボランティアでやり続けることは難しいです。でも、だからこそ、国がカバーしきれない部分を、私たちが担う。山道を十数km歩いて、鳴き声を録音したり、巣箱をかけたり、数や状態を調査したり…、地道な活動を積み重ねて、野鳥を守っています。

(2010年より、絶滅危惧種のシマフクロウが子育てできる森を育てるために根室カトリック幼稚園の園児たちと進めている広葉樹の苗木を育てる「天使の森(エンゼル・フォレスト)計画」での1枚)

野鳥を知れば、環境がわかる。
野鳥は自然のバロメーター

(生態系ピラミッド。頂点にワシやタカなどの猛禽類が存在する(イラスト/DLOP))

──野鳥が勝手に減っているのではなく、その背景には、自然やそのサイクルを無視した人間の行動があるんですね。

景山:
人間活動の影響によって野鳥が行き場を失い、追い詰められているということをまず知って欲しいと思います。そしてこれ以上数を減らさないために、できることをやっていく必要があります。

吉倉:
野鳥が減っているということは、日本の自然が追い詰められているということを意味します。野鳥は、自然を知るための「バロメーター」なんです。

──「バロメーター」ですか?

吉倉:
食物連鎖をあらわした生態系ピラミッドをイメージしていただくと、わかりやすいと思います。
まず、陸上でのピラミッドの一番下には、“分解者”と呼ばれる菌類やダニ、ダンゴムシやミミズなどの土壌生物が存在します。その上に“生産者”と呼ばれる植物があり、さらにその上の層には主に昆虫などの“第一次消費者”がいます。植物やこういった生きものたちを食べるネズミや小鳥類などの小動物はその上位に存在します。さらにその上、頂点にいるのは、ワシ・タカなどの猛禽類です。

この生態系ピラミッドの上の方にいる野鳥が見られなくなっているということはすなわち、生態系のバランスが崩れ、彼らが生きるために必要な植物や小動物たちが十分ではないことを意味します。

たとえば仮に一羽のタカが、年間に数百羽の小鳥を食べるとします。その一羽の小鳥が食べるのは、年間10万匹もの虫たちです。ではその10万匹もの虫たちを養う草木の量は…このように考えると、緑豊かな環境が、どれほど多くの生きものたちの命を支えているのか、少し想像ができるのではないでしょうか。一羽のタカが生きるためには、実は豊かな緑が必要なんです。

──なるほど。

景山:
「毎年こんな鳥が見られていたのに、いなくなってしまった」という場合、何かしらその鳥に必要な環境が失われてしまっているということを意味します。
人間の目から見ると、一見何も変わっていないように見えることも、鳥の目線から、環境が変化していることを認識できるのです。

──おそろしい環境の変化を主導する私たち人間に、野鳥たちが警鐘を鳴らしてくれているように感じます。

(お二人に、特に思い入れのある野鳥をお伺いした。写真左は、景山さんチョイスの「シマフクロウ」。「シマフクロウは世界最大級のフクロウ。北海道赴任中に調査で聞いた、森の奥から響く『ヴォヴォー』『ウー』というオスとメスの鳴き交わしの声が忘れられない」(景山さん)。写真右は、吉倉さんチョイスの「ヒヨドリ」。「とかく声がうるさい、とか、えさ台にやってくる他の小鳥をけちらかす(?)のがイヤ、とか言われがちですが、秋の深まった頃聞こえてくる声に郷愁を感じます」(吉倉さん))

身近な野鳥「ツバメ」を守りたい

(子育て真っ最中のツバメ。私たちの生活の中で身近にあった、馴染み深い光景だ(写真/佐藤信敏))

──この時期よく見かけたツバメを見る機会が以前と比べて減ったと感じているのですが、やはり環境の変化が影響しているのでしょうか。

吉倉:
各地で開発が進み、私たちの身近にいる野鳥、ツバメやスズメなどが暮らす里山がどんどん都市化しています。この影響が、じわじわと出てきているといえます。

ツバメは長い歴史の中で、人間の身近なところで一緒に生きてきた野鳥のひとつです。見ることが少なくなり、「最近、ツバメが減っているのではないか」という懸念から、2012年に「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」を開始しました。

インターネットなどを通じて、全国の方に「あなたの周りにツバメはいますか」と尋ねたところ、ご回答くださった約8,400件のうち、39%の方が「減っている」と回答しました。やはり減っているんだ、というところから、より詳しく調べてみようということになり、2013年にホームページ上で「ツバメの子育て状況調査」を立ち上げて、全国の皆さんにツバメの巣がある場所を投稿してもらい、毎年子育ての状況をお知らせいただいています。

(「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」の2018年のツバメの子育て状況調査のページ。全国各地から投稿があり、ツバメの子育て状況を確認できる。パソコンやスマートフォン、タブレットから、また郵送やファックスで誰でも参加可能(詳細はこちらのページから)

吉倉:
そして2013年から2015年までの3年間の情報を詳しく調べたところ、通常ツバメは6個ほどの卵を産みますが、都市部に作られた一つの巣から巣だったヒナは平均3.89羽で、4羽に満たないということがわかりました。ちなみに郊外や農村部の場合は4.29羽で、都市部のほうが0.4羽分少ないという結果でした。
一つの巣から巣立つヒナが4羽以下になると、計算上、長い年月をかけて徐々にツバメが減少していく危険性がある(※)と考えられます。

(※)国内外のツバメの研究報告から、親鳥2羽の翌年生存率を50%、巣立ちビナの翌年生存率を30%と仮定した場合、巣立ちビナが3羽に近づくと数が減少傾向に転じます。

──なぜ、都市部は少ないのでしょうか?

景山:
エサとなる虫が捕れる自然が少ないため、多くのヒナが育てられないのだと思います。また、追い打ちをかけるように、都市部で子育てに失敗した原因の一つは「汚いから」「病気が心配」という理由で、人間がツバメの巣を壊してしまうことでした。
長い歴史の中で「ツバメが巣をかける家には幸が訪れる」と大切にされ、これまで共に生きてきたのに、ここ数十年で人間がツバメの巣を駆除するようになってしまっている現状が浮き彫りになったんです。

──そうだったんですね。

吉倉:
ちょうど今の時期、ツバメは子育てをします。ヒナが生まれてから巣立つまでは、たったの3週間。この期間だけ、やさしく見守ってほしい──。ツバメの子育てを見守ってくれる応援団を増やしていくため、2013年に小冊子『あなたもツバメ子育て応援団』を発行しました。
ツバメの基礎的な情報や調査結果、またフン対策や、カラスからツバメの巣を守る方法、さらに巣を落とそうとしている人にはどう対応したらいいかまで、ツバメの子育てを応援するために役立つノウハウを掲載しており、希望される方に無料でお送りしています。

──すばらしいですね!

(小冊子『あなたもツバメ子育て応援団』では、フン受けの作り方や、巣台の設置の仕方などが紹介されている。「ツバメってこんな鳥」ということが分かる内容になっていて、小学校の教材や、図書館資料としても申し込みがあるそう)

チャリティーは、ツバメとその子育てを見守る人を増やすため、
そのノウハウが書かれた小冊子を配布するための送料になります!

(多くの人に野鳥や自然に親しんでもらうため、全国各地の約90の連携団体が「探鳥会」(バードウォッチングの会)を開催している。経験豊かなリーダーが、初心者にもわかりやすくバードウォッチングの楽しさを伝えてくれ、野鳥を通じて自然と触れ合うことができる。会員でない方、子どもも大人も、誰でも参加できる)

──チャリティーの使途を教えてください。

吉倉:
小冊子『あなたもツバメ子育て応援団』を、2,000人に届けるための送料など約17万円を集めたいと思います。

最近では、小学校などからもお問い合わせいただくことが増えてきました。ご希望がある場所に届けていきたいと思っていますが、そのためには送料が必要です。今回のキャンペーンで、ツバメを取り巻く現状を知っていただき、よりたくさんの方にツバメの子育てを見守っていただくチャンスを増やしたいと思っています。ぜひ、ご協力いただけたらうれしいです!

(「一人でも多く、身近な野鳥や自然に関心を持って欲しい」と、校外学習でサンクチュアリにやってきた小学生に、野鳥や自然について解説するレンジャー)

──ぜひ、お手伝いできたらうれしいです!
最後に、お二人にとって「野鳥」とはどんな存在ですか?

吉倉:
季節の変化や自然を感じさせてくれる存在です。子供の頃には、まだ近所に雑木林や田んぼがたくさんありました。その時に感じた気持ちを思い起こさせてくれます。
出先でも、意識せずに自然とそこにいる鳥を目で追いかけてしまうんですよね(笑)。こんな鳥がいるんだな、こんなふうにも鳴くんだな、今年もここに渡ってきたんだなーーと、ふとした瞬間に喜びや興味を運んできてくれる存在です。

景山:
人間にとっての「欠かすことのできない隣人」ですね。「花鳥風月」という言葉の通り、野鳥は古くから日本人の文化の中に根付き、常に身近な存在でしたから。それに、彼らのさえずりに癒されるのは、森で生まれて進化してきた人間にとっては子守歌のようなもので、私たちの遺伝子に刻まれたふるさとの音色だからではないでしょうか。この世界から鳥を取り除いてしまうと、そこに残るのは無味乾燥な世界だと思います。

──本当ですね。無意識のうちに、癒される存在ですね。決して当たり前の存在ではないし、だからこそ「一緒に生きていくこと」を私たちが考えていかなくてはいけませんね。貴重なお話、ありがとうございました!

(日本野鳥の会の野鳥保護事業を支えている「自然保護室」「保全プロジェクト推進室」「施設運営支援室」のメンバーの皆さん)

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

今回、野鳥の会さんと企画を練ったり、インタビューさせていただいたりする中で、なんとなく普段の生活の中の野鳥をいつも以上に意識してみました。…本当に「癒し」なんです。早朝、まだ暗い時分に「ピピピピ…」と歌う優しい歌声に始まり、日中、夕方、窓から聞こえる様々な、まるで喜びを奏でるような美しい歌声たち。

また、その姿を見た時には、何ともいえず心がホッと和むのです。
…しかし、私も感じています。目にする野鳥が少なくなったことを。

この素晴らしい癒しを、共に生きる小さな命を、この先にもずっとずっと残していくために。私たち一人ひとりがその責任を背負っています。
ぜひ、キャンペーンにご協力ください!

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豊かな自然を飛び回るツバメの姿をヴィンテージなタッチで描きました。当たり前のようで、決して当たり前ではない。貴重なこの美しい姿と共に生き、そして後世にも残していきたい──。そんな思いが込められています。

“I wake up to the sound of birds singing in the morning”、「毎朝、鳥の歌声で目を覚ます」。
人間と野鳥がこれまでずっと続けてきた、そしてこれからもずっと続けていきたい光景をメッセージにしました。タマゴ型に配置したタイポグラフィーがスタイリッシュなデザインです。

Design by DLOP

【1週間限定購入者特典!】
キャンペーン期間中にアイテムをご購入いただいた方には、小冊子『あなたもツバメ子育て応援団』を2冊プレゼント!(なくなり次第終了)
1冊はご自分用に、もう1冊はお友達や近所の方、ご家族にどうぞ。皆でツバメの子育てを見守りましょう!

チャリティーアイテム一覧はこちら!

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