CHARITY FOR

政治のイメージを覆す!「政治は身近」を若者に伝える”Voters Bar”を運営〜NPO法人YouthCreate

2016年夏に選挙権が20歳から18歳に下がり、満18歳以上であれば選挙に参加できるようになったのは、皆さんまだ記憶に新しいと思います。

その後の参議院議員選挙における投票率は、20代が35.6%、30代が44.2%であるのに対し、なんと10代は46.8%(総務省ホームページより)。

20代30代の皆さん、負けてますよ!!!

かくいう私自身、選挙権を持って10年以上が経ちますが、投票に行ったことがあるのは…実は数えるぐらい。政治のこと、実は良く知らないんです…あまり興味もなかったし…

なぜか?
やっぱり、政治が遠い。

政治にまったく興味がないわけじゃない、テレビで国会中継をやっていれば見るし、朝のニュース番組の政治ネタにも興味はある。けれど「自分の生活」と「政治」がなかなか結びつかないんです。
見てはいるけど、参加はしない。まさにそんな状況なんです。

今回のチャリティー先は、私のような人を含めて、「若者と政治をつなぐ」ために活動をしているNPO法人Youth Create。

今回はYouthCreate代表の原田謙介さんに詳しいお話をお伺いしました。

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YouthCreate代表の原田謙介さん。

今週のチャリティー

NPO法人YouthCreate(ユース・クリエイト)

「子ども・若者」が日本や自分の住んでいる地域へ主体的に関心を持ち、政治参加する、「子ども・若者」の意見が政治・行政の議論の場にのる社会を目指し2012年より活動を行っています。

若者が政治と触れ合う場を作り、政治のイメージを変える「Voters Bar」

今回のチャリティー先・YouthCreateさんが開催する「地域の議員と若者がお酒を片手に気軽に語り合うイベント」だという「Voters bar(ボーターズ・バー)」。

まずは、その名前のインパクトというか、「Voters(有権者・投票者)」と「Bar(お酒を飲むあのバーですよね)」をくっつけた名前にかなり衝撃を受けました。

お、お酒は大好きやけど…バーも大好きやけど…そこに有権者くっつけちゃうのかーー??!!
いいのかーー??!!

そして、過去に開催されたVoters Barの動画を見てさらにびっくり。口あんぐり。

照明暗めの小洒落たお店に集う若者。そう、今夜はVotersBar。気持ちラグジュアリーな大人たちが集います。
時に笑ったり、時に真剣に議論したり、本当にお酒を片手に談笑したり。

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Voters Barにて。議員さんの話を聞いた後、参加者同士で感想を話し合います。

若者も、議員さんたちも。老若男女リラックスした雰囲気で政治について語らう風景。

妄想:…あれ?セイジ君(政治)ってこうだっけ?何か違う。私が知ってるセイジ君と違う。
セイジ君は、頭でっかちで、話なんてひとつも聞いてくれなくて、オシャレなお店なんて一つも知らなくて、いつも時代遅れな格好をしていたのに…。

ここに居るセイジ君は、イマドキで、スタイリッシュで、グラスを片手に若者に颯爽と歩み寄っているではないか…!!!セイジ君ってば、本当はそんな人だったの?!

−−そもそも、私が政治に抱いていたイメージが、一方的なものだったのかも…。すごくいい意味で、これまでのイメージが一瞬にして覆されたんです。

そして、私のなかにあるセイジ像をそんな風に変えてしまったYouthCreateさんに非常に興味がわいたわけです。

みんな、政治のことには興味がある。でも、とっかかりが難しい

−−Voters bar の動画を見て本当にびっくりしたんですが−−、というのも、正直「政治」と「若者」が、点と点というか…線で結びつかないという印象があったので…。
Voters bar について詳しくお伺いしても良いでしょうか?

Voters barは、気軽に若者と議員が交流できるイベントです。
目的としては、「政治って意外と近いんだ」っていうことを若い世代の人に知ってもらう、感じてもらうきっかけの場づくりをしたいということです。

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2016年4月の熊本震災後、6月に熊本で実施されたVoters Bar。多くの高校生・大学生と政治家が、今後の熊本について考えました。

選挙に参加しない若者たちが、実際政治に興味がないかというと、そういうわけではないんですよね。

「政治のことは気にはなっているけど、よくわからない」、「選挙権が18歳に下がって、若い子たちは考えてるみたいだけど…自分もそろそろ知っておきたい」等、イベントに参加する方はそんな方たちが多いです。

「選挙」とか「政治」っていうと何かすごく大きいことのように感じますが、まずは自分の住んでいる街や地域の、たとえば駅前の開発問題だとか、そんな身近でとっつきやすいテーマから政治を知る。そんな場所になればと思っています。

Voters barで実際に議員さんと会ったり話をしたりして、「あれ、政治家も普通の人じゃん」とか、もちろん人なんですが(笑)、「自分の意見とは違うけど、何か面白いこと言ってるな」とか。実際に会って感じてもらうということは大きいと思います。

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参加者と議員さんの交流シーン。お酒を片手に、ざっくばらんに語り合います。

一つの話ネタ位の気持ちで参加してもらったら良いと思っていて、だから参加にあたって政治の知識も一切不要ですし。
でも、参加した後に「あの議員さんのtwitterをフォローしてみるか」とか「facebookで情報チェックしよう」とかっていう動きが出てくる。

「政治家」とか「議員」と言われるとすごく遠い存在に感じますが、実際に会って、話して、その人に興味を持つことが、ひとつのきっかけになります。

リアルな語りを通じて「政治は遠い」から「政治は近い」へ

−−なるほど。
たしかに、実際に会えたら「遠い」という印象は薄れますね。でも、かといって「近い」という感じはないような…。「政治に参加する、関わる」っていうひとつアクションを起こすモチベーションというのは、また別なのかなと思うんですが、その辺はどんな風にお考えですか?

地域の議員の方は、市民を代表して日常や地域のことを決めていますよね。

議員さんと話をして、自分の意見を伝える。

そこで「それは考える必要があるね」だとか「確かにそうだね」っていう反応が返ってきて、意見交換ができたときに「あ、ちゃんと意見を聞いてもらえた」とか「自分も政治に関わることができるんだ」という感覚があると思います。

そういうところから「政治は近い」というふうに感じてもらえたらと思っています。

参加してすぐにどうするというよりは、参加してくれた後、それまではスルーしていた市の広報誌を読むようになったとか、駅前の街頭演説で配っているチラシを受け取るようになったとか、少しずつ政治に興味を持ち、関心を持ってくれるだけでも、大きな変化ですよね。

まずは、そんな場を提供したいと思っています。

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Voters Barの一コマ。時にはグループワーク的に実施することもあります。

「政治家も、同じ人」。

Voters bar に参加いただく議員さんには、政治の話だけでなく、生い立ちや政治家になった経緯なんかも話してもらっています。

聞いている側は親近感がわきますよね。「同じ人なんだ」って。

「政治家も、人」。それって当たり前のことなんですけど(笑)、若者からすると政治家がまだまだ遠くて、そういう風に感じられる機会がまだまだ少ない。

Voters barの活動を通じて、政治は堅苦しくない、政治ってなんか楽しい、かっこいい、そんな意識が若者のなかに広がっていくと嬉しいです。

−−知らないから、「私なんかが…」とか「どうせ私が投票しても…」と選挙にもいかず傍観者を貫いてしまうというか…で、そのまま何年も経ってしまって。

まずはそこを溶かすというか、「選挙に行く」とか「政治に興味を持つ」以前に、自分と政治の関係とをほぐして見直すような、そんなとっかかりの場なんですね。

若者からも、政治からも。両者の歩み寄りで、相乗効果が期待できる

たとえば、政治に興味を持った高校生が、政治家の街頭演説で毎回チラシを受け取るとします。

毎回高校生がチラシを受け取ったとしたら、政治家からしても「高校生に向けて、どういう政策が必要だろうか」ということを考えるきっかけになりますよね。

たとえば、大学の構内に投票場を設置すれば、大学生からは「自分たちの声も重視してくれるんだ」と政治に興味を持つきっかけになります。

両者の関心と歩み寄りによって、政治と若者はもっと近づくことができますし、そのために、若者だけでなく、政治のほうへもアプローチしています。

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参議院にて、参考人として招致され国会議員を前に話す原田さん。

Youth Createとしては、若者と政治をつなぐために、Voters barだけでなく、中学・高校を中心に出前授業や、教員向け研修などの主権者教育の実施もしています。

また、行政とも協働しながら若者の政治参加に向けての新たな取り組みを行ったりと、若者と政治をつなぐために多方面からアプローチしています。

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愛媛県松山市では、中高生をメインターゲットにした企画も実施しました。

今回のチャリティーは、Voters bar開催の資金になります

−−今回、チャリティーで集まったお金をVoters bar開催のための資金としてお使いいただけるとのことで、内容について詳しく教えてください。

Voters barは、過去4年間で30回実施しました。2ヶ月に1回程度ですね。

活動拠点である東京都内だけでなく、地方にも足を伸ばしています。つい先日は福岡の春日市でも実施しました。

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三重県・四日市では、フットサル場でVoters Barを実施。会の最後にはみんなでフットサルをしました!

毎回参加人数はまちまちですが、平均して20名ほどの参加があります。

以前は夜、飲みながら開催していましたが、最近では高校生の参加も増え、お昼にカフェでお茶を片手に開催することも多くなってきています。
「Voters cafe」ですね(笑)

会場費や飲食代は参加費でまかなっていますが、地方開催の場合、私たちが移動する交通費を含めると赤字になっているのが現状です。

例えば京都での開催となれば、バスか電車で移動しても1〜2万円はかかります。

Voters barをやりたいとう声はたくさんいただいており、今回のチャリティーは、Voters Bar開催のためのスタッフの交通費として使わせていただきます。

この機会にぜひ、Voters barの活動をぜひ広げていければと思います!

−−ありがとうございます。「政治って近い」と感じる若者が一人でも増えるよう、今後のご活躍も期待しています!

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岡山で開催されたVoters Barの第1回目。結構みんなはっちゃけています!

“JAMMIN”

編集後記〜インタビューを終えて〜

「政治」に対してこれまで抱いていた印象、それって本当に「印象」に過ぎず、偏見に満ちたものだったのだとつくづく感じさせられるインタビューでした。

…というか、「政治」について、自分ごととして考えてみたことがなかったかも。

原田さんにお話を伺いながら、「選挙に行かなきゃいけない」、「国民の義務としてこのぐらい知っておかなきゃいけない」とかでなく、政治って自分らしい距離感、自分らしい関わり方ができるものなんだと感じました。

政治の見え方がちょっと変わった!過去開催のVotersBarの動画はこちら!↓

YouthCreateさんの活動を通じて、私のような政治をよく知らない人にも、「そっかあ」とか「やってみよう」と、政治の新しい可能性を知る若者が一人でも増えればと思います。
ぜひぜひチャリティーにご協力ください!
YouthCreateホームページはこちら

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“The World is Created by People’s Choices”.
世界は、人々の選択でできている。

「興味ない」、「関係ない」かもしれないけど、あなたが「興味ない」、「関係ない」と思っているから、歩み寄ることがないまま、問題が解決しないのかも。

やるのもやらないも、自分次第。だけど、あなたが興味を持って行動すれば、それだけ世界は少しよくできる。そんな思いを表現しました。

JAMMINデザインにはめずらしく、シリアスなタッチで映画ポスターのような深い世界観を出しています。

チャリティーアイテム一覧はこちら!

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