CHARITY FOR

NPO法人マドレボニータ

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あなたはしんどい時に、どうやって過ごしていますか? 一人で悩みを抱え込んでしまうことはありませんか?

そんな時は、自分だけで何とかしようとするのではなく周囲の人に頼る、同じような悩みを抱える人と交流することで、しんどさから解放されるヒントを見つけられることがあります。

今週のチャリティーは、女性が抱える「ある悩み」の解決に向けて挑戦するNPO法人マドレボニータの活動を紹介します。

女性が最もしんどい時期のひとつ、産後

なぜ、しんどいのか

産後の女性は身体的・精神的にもしんどい状況にあります。

まずは身体。女性の胎内には妊娠と同時に赤ちゃんを育むための胎盤という臓器が出来、赤ちゃんと共に大きくなっていきます。

出産時には赤ちゃんの後に直径20センチ、厚さ2〜3センチ、重さ約500グラムの胎盤も排出します。十月十日、赤ちゃんを支えた臓器が剥がれ落ちることで子宮は傷だらけになり、約1カ月ものあいだ出血が続きます。

また、お産のために骨盤を支えている靭帯がゆるむので、骨盤がグラグラの状態になり、歩くことすらままならなくなる等、産後は大きな身体的負担を抱えているのです。

産後、約1カ月を産褥期(さんじょくき)と言い、一般的には身体を養生すべき期間とされています。

しかし、家族構成や勤務地にもよるとは思いますが、特に都心部に住む核家族世帯の母親は、周りに頼る人がいません。乳飲み子を抱え、家で一人悶々と過ごしている人も少なくありません。

夫婦関係に対する影響も

産後の夫婦を象徴するような調査結果があります。離婚のうち最も多いのが、産後2年以内の離婚。その割合は約30%に上るというものです。

厚生労働省|平成23年度全国母子世帯等調査結果報告 別添2(結果報告)

さらに、出産から1〜2年の間に、夫への愛情が急速に低下するという調査結果もあります。

株式会社ベネッセコーポレーション・ベネッセ次世代育成研究所|第1回 妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査(1歳児期)報告書 第3章 1歳児を持つ夫婦の関係

これらの原因の一つが、産後の女性が“夫と会話する気力も体力もない状態”にあり、コミュニケーション不足に陥ることだと考えられています。

産後の女性が身体的・精神的にしんどい状況にあれば、十分に起こりうることではないでしょうか。

どう産後の女性を守っていくべきか

活動内容

マドレボニータは、日本ではまだ珍しい“産後ケア”というコンセプトを日本に広めるべく活動しています。

マドレボニータは、出産でダメージを受けた産後の心と身体の健康を取り戻すための「産後のボディケア&フィットネス教室」を展開。専門のインストラクターによる講座を北海道から沖縄まで、日本全国の約50カ所で開催しています。

マドレボニータは、産後の股関節や膝間接に負担をかけずに、必要な筋肉に適切な負荷をかけるバランスボールを使ったトレーニングを実施しています。

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(バランスボールに座り、弾みながらステップを踏んで有酸素運動。足腰に負担をかけずに筋力アップに)

さらに、マドレボニータの教室では人生・仕事・パートナーシップについて考え、話し合う「シェアリング」というトークパートも設けています。

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(人生・仕事・パートナーシップについて考え、語り合う「シェアリング」の時間)

他にも、ケアを教室を離れても実施できるよう、自宅でできるセルフケアも伝える等、産後ケアセンターや助産院での産褥入院などでの、講師が中心となる“受ける”産後ケアとは異なり、受講者も一緒に“取り組む”産後ケアを提供しているのが大きな特徴です。

チャリティーの使途

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(左:受講をサポートする介助ボランティアの方 右:産後ケアバトン制度で参加された双子の母)

出産した誰にも産後のケアは必要です。中には社会的に孤立しやすかったり、より子育てに向き合うエネルギーを必要とする環境にあったりすることで、自らの産後の心身のケアに取り組むのが難しい方がいらっしゃいます。

例えば、多胎児(双子や三つ子)の母、ひとり親、障がいをもつ児の母親などです。

マドレボニータでは、そうした方が産後ケア教室に参加できるよう、受講料の全額を企業や個人からのチャリティーでまかなう「産後ケアバトン制度」を導入しています。

多胎児の親子には、教室の卒業生である「介助ボランティア」がサポート。ボランティアが受講中やスタジオまでの行き帰り・レッスン中の子守り・オムツ替えやミルク等を行うなど、産後の心と身体のリハビリとコミュニティへの参加を促しています。

産後ケアバトン制度を使って、女性が産後のリハビリをするために必要な費用は一人あたり約1万8千円。今週のチャリティーは、産後ケアバトン制度運営のための費用として使われます。

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(母たちが運動し、語り合う真ん中で、赤ちゃん同士もコミュニケーション!)

さいごに:女性が出産・子育てが楽しい!と思えるよう、私たちに出来ること

私の個人的な意見ですが、日本の母親たちは我慢し過ぎている気がしてなりません。

実際、私の母も妊娠中はつわりによって吐きながら仕事をしていたそうです。そして、産後の体調不良も気合いで乗り切った、と言っていました。

確かに当時はそれで良かった、もしくは当たり前だったのかもしれませんが、決して持続的な方法ではありません。この話を聞いた私たち世代が子どもを産みたい、と思えるかも疑問です。

今週のチャリティー、マドレボニータの活動には新しいアイデアが溢れています。写真に映る女性たちが活き活きしているのが、素晴らしい活動であることの証拠だと思います。

チャリティーアイテムを通じて、孤立しがちな女性や、マドレボニータの活動がもっと広まるよう、応援していきましょう!

TEXT BY KEIGO TAKAHASHI

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(先週、9月12日(土)開催のイベント「MadrebonitaDAY 2015」にて)

基本情報

法人名:特定非営利法人マドレボニータ
活 動:東京に事務所を構え、母となった女性が産後の養生とリハビリに取り組み、本来持っている力を発揮できる社会を目指す非営利法人。
住 所:東京都杉並区高井戸西二丁目12番23号グリーンヒルハイツ301
H P:http://madresbonitas.strikingly.com

NGO/NPO担当者からのメッセージ(チャリティーの入金報告)

GIFTED ¥163,100 CHARITY NPO法人マドレボニータ(9/14〜9/20)

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