障害児保育、という言葉をご存知でしょうか? 近年、新生児医療が発達し、従来では死産等していた子どもが無事生まれるようになりました。しかし保育などのインフラは十分に発達していないのが現状です。
そもそも、日本の全ての保育所には障害の有無に関わらず受け入れる“応諾義務”があります。しかし、スタッフの知識や体制が十分でない等の理由から多くの障害児が入園を断られるケースが発生しており問題となっています。ある調査によると障害児を持つ母親が常勤の仕事に就ける比率は通常の1/7しかないと言われています。
今週のチャリティーはNPO法人フローレンス。「子育てと仕事の両立が可能な社会」を目指し、100%対応&訪問型の病児保育を展開しています。彼らは昨年から本格的に障害児保育問題に取り組み、東京都に「障害児保育園ヘレン」を開園しました。
さらに、重い障害がある子どもの在宅保育が出来るよう「障害児訪問保育事業アニー」を2015年4月から開始しました。今週のチャリティーは障害児を持つ母親が働きやすい社会を作るために使われます。
団体名の由来は看護師の代名詞であるナイチンゲールの名。ナイチンゲールは看護師が医者の召使いとして考えられていた時代に、統計学を駆使し軍や官僚を動かし衛生環境を改善。死亡率を下げることに貢献したと言われている。また、看護学校の建設や運営にあたったイノベーターでもありました。
ナイチンゲールのように、古い制度や価値観・仕組みなどを変えるフローレンス。イノベーターであろうとする彼らの活躍から目が離せません。
法人名:特定非営利活動法人フローレンス
活 動:東京に事務所を構え、「子育てと仕事の両立が可能な社会」を目指し、100%対応&訪問型の病児保育を展開する他、小規模認可保育所「おうち保育園」や、「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」などの事業を展開する非営利法人。
住 所:東京都千代田区飯田橋3-3-7 秋穂セントラルビル2F
H P:http://www.florence.or.jp/
GIFTED ¥45,500 CHARITY NPO法人フローレンス(5/18〜5/24) JAMMIN | Social Wear Brand
【THIS WEEK】障害児を持つ母親が仕事に就ける比率は通常の1/7。親が働きやすい環境作りを応援出来るキャンペーンがスタート JAMMIN | Social Wear Brand