ネパールで女性の立場は弱いものとされています。多くの村では伝統的慣習から、嫁いだばかりの若嫁はもっとも家庭の中で立場が低く、そのため農業や家事など、妊娠中でも重労働を休むことができない等、厳しい状況にあります。
もし、体調が悪くなっても危険な状態になるまで言い出せず、時に手遅れになってしまうケースも。ネパールの女性と子どもが共に健康に育つために、私たちに何が出来るのでしょうか。
今週のチャリティーはNPO法人AMDA社会開発機構(AMDA-MINDS)。開発途上国における地域の発展と、人々の生活の向上に継続的に寄与するため、中長期にわたり社会開発事業を実施しています。
AMDA-MINDSは、ネパールでは母子保健・農業生産事業・水不足の解消に向け活動してます。特に力を入れるのが保健衛生啓発事業。女性や子どもにに対して保健衛生教育を行うために必要な費用は約5万円です。今週のチャリティーはネパールでの保健衛生啓発のために使われます。
ネパールの土地は急峻で、生活インフラの整備が遅れていました。AMDA-MINDSの事業地の中でも、必要な食料を約7割もの村民が確保出来なかったり、乾季の水汲みに4〜5時間かかるという地域もあるそうです。
そんな中、2015年4月にネパールを大規模な地震が襲いました。AMDA-MINDSのネパール事業地の一つも被災しています。首都カトマンズよりも多くの住宅が壊れ、現在も住民たちは続く余震の中、屋外での生活を余儀なくされているとの情報が入っているそうです。一日も早く事業地が復旧し、再びAMDAが展開していた活動が再開されることを願ってやみません。
法人名:特定非営利活動法人AMDA社会開発機構
活 動:岡山県に本部を構えるAMDAグループの中で、開発途上国における地域の発展と、人々の生活の向上に継続的に寄与するため、中長期にわたり社会開発事業を実施している非営利法人。
住 所:岡山市北区蕃山町4-5 岡山繊維会館3階
H P:http://www.amda-minds.org/
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