聴覚障がいとは「聞こえない」や「聞こえにくい」とともに人生を過ごすこと。ある調査によると日本に聴覚に何らかの障がいを持つ人は約30万人もいると言われています。
聴覚障がいを持つことは想像以上に苦労が多いもの。例えば、目覚ましのアラームが聞こえず安心して眠ることがなかなか出来ません。そして、車の音が聞こえない外出だけでなく、家の中でも神経をすり減らしながら暮らしているのが現状です。
今週のチャリティーは一般社団法人日本聴導犬推進協会(旧:NPO法人聴導犬普及協会)。彼らは保健所や動物愛護センターにいる子犬を聴導犬として訓練しています。
聴導犬は、聴覚障がいのある飼い主の後ろから来る自転車の存在、目覚ましの音、家族の呼ぶ声、キッチンで鳴るタイマーなど、音の存在を飼い主の身体に触れることで通知。まさに飼い主の耳代わりとなってくれる貴重な存在です。今週のチャリティーは聴導犬の育成の費用や認知度向上のための費用として使われます。
日本聴導犬推進協会は、日本で最も早く聴導犬の訓練に取り組み、2002年に聴導犬普及協会として法人化。さらに盲導犬・介助犬ととともに聴導犬の普及を進めるための「身体障害者補助犬法」が施行されて最初に合格した聴導犬を輩出するなど、大きな功績を残しています。
実は日本では視覚障がいの人数より聴覚障がいの人数が多いのをご存知でしょうか。しかし盲導犬は約1,000頭いる一方、聴導犬は54頭しかいません。盲導犬に比べ認知度が低く企業の支援も集まりづらいのが現状です。そんな中でも聴導犬普及協会は今日も動物愛護と聴覚障がいの問題のために奮闘を続けています。
法人名:一般社団法人日本聴導犬推進協会(旧:NPO法人聴導犬普及協会)
活 動:埼玉に事務所を構え、聴覚障がい者の方の生活を助ける聴導犬の育成・普及活動を実施する非営利法人。
住 所:埼玉県ふじみ野市亀久保2201-5
H P:http://www.hearingdogjp.org
GIFTED ¥60,200 CHARITY NPO法人聴導犬普及協会(1/19〜1/25) JAMMIN | Social Wear Brand