住居がない。これは何を意味するのでしょうか。住居がなければもちろん屋根はなく雨風にさらされる。もちろんそれも一つですが、何よりもっと大切なものがありません。それはそこに暮らす人にとって何よりも幸せな時間である家族との団らん、一人でほっと一息つけるプライベートな空間。住居がないことはこれらの明日を頑張るための活力を得る場がないことを意味するのではないでしょうか。
世界では約8億もの人がスラム地域など住居がないに等しい地域で生活。これらの地域に暮らす人は住居を得るためのまとまった資金を作る資金的余裕がないのが現状です。
今週のチャリティーはNPO法人ハビタット・フォー・ヒューマニティー・ジャパン。住居の建築・修繕支援を通じて人々がきちんとした居住環境を得られるよう支援しています。
それだけでなく、支援を受ける居住者が資金を一部負担する仕組みを導入。ハビタットは資金提供者とともに返済計画を練り、さらに受け取った資金は同じコミュニティの他の住居建設費用へプール(流用)させています。この仕組みを通じて、居住者が自ら努力を促し、コミュニティ全体が助けあって住居を得られるよう配慮しています。
支援を通じて、住居を建築することはそんなに難しいことではありません。最も重要なのはそこで暮らす家族が幸福で豊かな人生が送れるようになることです。それが実現出来なければ住居の価値は半減してしまうのではないでしょうか。
ハビタットが目指すのは、地域社会が持続的に発展する仕組みを作ること。だからこそ住民の一部資金負担を組み込み、その資金をコミュニティで再活用する仕組みを作り上げています。地域に住む全員が幸福で豊かな人生を送れるよう、ハビタットは今日も住宅を提供し続けています。
法人名:特定非営利法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
活 動:東京に事務所を構え、住居の建築・修繕支援というアプローチにより、人々がきちんとした居住環境を手に入れ、幸福感を持ち、豊かな人生を歩み、自己成長することを可能にする地域社会の発展に貢献する非営利法人。
住 所: 東京都新宿区市谷田町2-7-15 近代科学社ビル3階
H P:http://www.habitatjp.org
GIFTED ¥49,700 CHARITY NPO法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン(11/17〜11/23)
住居ってどんな意味を持つの?ホームレス経験のある方にインタビューしてきました JAMMIN | Social Wear Brand