大きな地震や台風などの災害。その時現場でまず必要なのは人命の確保です。そして食糧・衣料などの物資が必要となります。
経済的に豊かでない地域で起きる災害では、備蓄品等の事前の備えが十分でないことも多く、被災地は混乱し被害を拡大することにもなりかねないのが現状です。
あなたがもし旅行中に災害に巻き込まれたとしたら。そう想像してみるとその苛酷さは計り知れないものがあります。
今週のチャリティーはNPO法人ピースウィンズ・ジャパン。2013年には11ヶ国約10万人と2万7千世帯もの緊急支援を被災・紛争地域で実施しています。
8月に発生した中国雲南省での地震発生翌日にはスタッフを現地へ派遣し、そこで得た情報がニュースとして報じられるなど、彼らの迅速さはメディアからも一目置かれています。
さらに8月20日に発生した彼らの地元広島で起きた土砂災害では、災害救助犬2頭と職員7名が発生当日には現場で支援活動を行っていました(写真)。
ピースウィンズ・ジャパンの活躍は日本政府も注目。代表の大西健丞氏(写真)は、自然災害時などにNGO・経済界・政府の官民が連携して緊急援助を行う人道支援ネットワーク「ジャパン・プラットフォーム」の設立にも中心的な役割を果たしました。
ピースウィンズ(平和の風)という緊急支援を運ぶ風は、今日も日本・広島から世界の被災地や紛争地に向けて吹き続けています。
法人名:特定非営利法人ピースウィンズ・ジャパン
活 動:広島に事務所を構え、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して支援。日本に本部を置き、これまで世界26の国と地域で活動する非営利法人。
住 所:広島県神石郡神石高原町近田1161-2 2F
H P:http://peace-winds.org
GIFTED ¥92,400 CHARITY NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(9/1〜9/7)