
「誰も取り残さない社会を作る」。
愛知県内全域で、子ども・若者のために支援活動を行うさまざまな団体に、食料支援をはじめとする後方支援を行う一般社団法人「愛知子ども応援プロジェクト」が今週のチャリティー先!
「家庭が居心地悪いと感じた時、もう死にたいと思うほど嫌なことがあった時、子どもにとって『あのおばちゃんにラインしてみようかな』『あのお兄さんのところにいけば、何か食べさせてもらえる』という人が、地域に一人でもいれば、状況はまた変わってくると思うのです。地域にちょっとだけ安心できる場所があることがすごく大切で、だからこそ、私たちは後方支援をしています」
そう話すのは、団体を立ち上げた、代表の藤野直子(ふじの・なおこ)さん(63)。
活動について、お話をお伺いしました。

お話をお伺いした藤野さん
一般社団法人愛知子ども応援プロジェクト
愛知県内のこども食堂やフードパントリー・学習支援、ひとり親支援などの地域活動を行う方・団体への後方支援を行っています。
INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2026/07/20

「『令和の米騒動』と言われた米価格高騰の中、多くの支援者からお米のご支援をいただきました。コロナ禍から、毎月継続的にお米をご支援くださる企業もあります。食べ盛りの子どもがいるシングルマザーのお母様にお渡しすると、涙を流される方も多くいらっしゃいます」
──今日はよろしくお願いします。最初に、団体のご活動について教えてください。
藤野:
愛知県内の約320箇所の、子どもの居場所活動している方たちの後方支援をしている団体です。こども食堂や学習支援、ひとり親支援、自立支援、外国人支援など、さまざまなお子さんと家庭のフォローをされている方たちの活動が終わらずに継続できるよう、食料支援をはじめとするさまざまな支援を行っています。
いちばん大きな活動が、食料支援です。
食料品は、渡して終わり、食べて終わりではなく、困難な家庭を拾い上げ、密につながり続け、他の必要な支援につなげるための大切なツールになります。
特に最近は食料の価格が高騰しており、支援団体さんが自分たちで食材を購入したり集めたりするのは大変です。想いと志を持って活動を始めてくださった方たちが、その活動を継続し、子どもたちの居場所となれるよう、私たちにできる支援がしたいと思っています。

「当法人が用意した支援品を、居場所活動運営者が必要とされるご家庭にお渡しします。顔の見える関係性を築き、孤立孤独に陥らないようにするための重要な活動です」
──食料はどのように集めておられるのですか。
藤野:
ひとつは、企業からのご支援です。つながりのある企業から、あるいはこちらからアプローチをかけてご支援いただくこともありますし、ホームページを見て支援してくださる企業もあります。
お米に関しては、フードバンク事業として政府の備蓄米をいただいたり、困窮者支援の助成金で購入したりしています。
集めた食料は、愛知県内15箇所にあるハブステーションに、各団体さんが取りにくるかたちで対応していただいています。各ハブステーションに関しては、それぞれその地域で居場所活動をされている方たちの場所をお借りしており、食料を保管する冷蔵庫や冷凍庫は、うちが寄付したものもありますが、皆さんが知恵と力を寄せ合い、奉仕の精神でやってくださっています。

愛知県愛西市のハブステーション。「ここに、近隣の約25か所の居場所活動運営者が支援品を受け取りに来ます。また地域の社会福祉協議会とも連携し、ボランティアが困難家庭へ直接支援品をお届けしています」

食料支援だけなく、経験の支援も行う。「毎月、ホテルのランチビュッフェにご招待いただいています。初めてのホテル、初めてのランチビュッフェ、初めて接するホテルマン。この企画をきっかけに世界観が変わり、定時制高校への進学を決心したヤングケアラーの中学生がいました。さまざまな経験が、子どもたちの視野を広げ、自信を身に付け、将来への夢を描く機会となります」
藤野:
今は、貧困が見えづらい、わかりにくい時代になっています。
洋服も安く手に入りますし、フリマなどのアプリを活用したりもしているし、あとはある意味、困窮家庭の子でも、スマートフォンを持っていたりします。
そうすると、パッと見た目には、貧困がわかりにくい。だけどご家庭のお話を伺うと、本当にギリギリの状況で、お母さんが自分の食べるものを我慢して子どもに食べさせていたり、長期休みで給食がなくなると子どもの体重が減ったり…、現実として、そういったことが起きているのです。
不十分な食事が子どもの成長に悪影響を与えることもそうですが、経済的な貧困がもたらす「経験の貧困」も、大きな問題です。
以前、名古屋市内のひとり親家庭の子どもや児童養護施設の子どもたちを招き、牧場でバーベキューをしたことがありました。すると、ほとんどのお子さんが「バーベキューは初めて」と話してくれました。
環境によっては、野外活動が難しかったり、お母さんも平日は一生懸命働いていて、土日は家のことをやるのに精一杯ということもあります。
バーベキューをする、お誕生日にケーキを食べる、映画を観に行く…、本当にちょっとした、ごくごく普通の経験をしないまま大人になるという子どもたちがいるのです。

「メガバンクが、子どもたちを映画館に招待してくださいました。家族で映画館に行こうとすると、交通費・映画代・ポップコーン代など、かなりの出費になってしまいます。当日、受付時間の1時間前から嬉しそうに待っていた親子の姿が忘れられません。大きくなってお友達と映画に行く時だって、経験があれば何も臆することはありません」
──確かに。
藤野:
脳科学の世界では、非認知能力が子どもの成長に与える影響の研究が進んでいます。
非認知能力が育っていると、他者との協調性やレジリエンス(回復)力、コミュニケーション能力などが備わると言われていますが、では非認知能力がどのように育まれるかというと「9歳ぐらいまでに脳に良い影響を与える」ことが大切なのだそうです。
それがどういうものなのかというと、「ああ、美味しい」とか「楽しくてゲラゲラ笑って、疲れて寝た」、「お誕生日に家族でファミレスへ行って、お父さんとお母さんが楽しそうにお酒を飲んでいた」とか、本当に何気ない、もしかしたら本人も覚えていないような、日常のちょっとした幸せや喜びを感じることの積み重ねが、脳を育てるといいます。
──そうなんですね。
藤野:
アメリカの研究では、非認知能力が十分に備わることが、生涯年収にも大きく関わってくるという研究結果も出ています。…それぐらい、小さい時の経験が脳に与える影響は、人生に大きく関わっているんですよね。

「支援品を受け取った居場所活動団体から毎月お礼のメッセージを集めています。約100団体から寄せられるメッセージには、多様な居場所で生み出される多くのエピソードが詰まっています」
──どんな経験をするかが、いかに大切かということですね。
藤野:
中学生ぐらいまでは、子どもにとって家庭と学校がほぼ、社会のすべてです。
「お腹がすいた」と言った時に「うるさい、黙ってろ!」「あんたなんか、生まれてこなきゃよかった」と言われたらどうでしょうか。毎日怒られたり怯えたりしながら生活していると、他者とのコミュニケーション能力も十分に備わりません。
そうすると学校ではいじめの対象にもなりやすく、孤立や孤独に陥りやすいという悪循環が起きてしまいます。
だからこそ、子どもたちのために、家庭でも学校でもない「地域の居場所」がすごく大切だと思っています。
家庭が居心地悪いと感じた時、もう死にたいと思うほど嫌なことがあった時、「あのおばちゃんにラインしてみようかな」「あのお兄さんのところにいけば、何か食べさせてもらえる」という人が、地域に一人でもいれば、状況は、また変わってくると思うのです。
とりあえず居場所に来て、ごはんを食べたり勉強したりして過ごして、「何かあれば、ここに来たらいっか」って思える、ちょっとだけ安心できる場所があること。それが、すごく大切だと思っています。

愛知子ども応援プロジェクトの支援品は、各地のこども食堂などの会食型、あるいはフードパントリーのような配布型で活用されている

「とある公立工業高校で『朝ごはんプロジェクト』を開催しています。朝ごはんを食べてこない生徒を心配する先生の発案で始まり、当法人がお米や海苔、具材を用意しています。『朝ごはんを食べて、午前中のパフォーマンスが上がることを身に付けて社会へ巣立ってほしい』と、早朝から300個ものおにぎりを握ってくださるボランティアさんにも頭が上がりません」
藤野:
私たちが食の支援をする、もう一つの理由があります。
愛知子ども応援プロジェクトの登録団体に、保護司(非行や犯罪をした人の立ち直りを支える民間のボランティア)の方たちによる居場所活動団体がいくつかあるのですが、「犯罪に手を染める子や再犯をする子の多くが、いつもお腹を空かせている」と聞いたことがあります。
お腹が減っていると、生きる尊厳が満たされません。自己肯定感とか自己有用感というものが得られないまま、大人になっていくんです。
だからこそ、まず食で支援する。
家族で食卓を囲んで食事するという習慣のない子どもたち、とにかくごはんを食べさせる。温かいごはんを、お腹いっぱいになるまで、何回でもおかわりしていいんです。
小言が言いたい時も、まずはその子お腹がいっぱいになってから。
これは、子育ての鉄則でもありますよね(笑)。

「支援企業さんのご尽力で、お相撲さんが、こども食堂でちゃんこ鍋をふるまってくださいました。なんと、親方も配膳してくださったのです。自治会のご協力もあり、地域の幅広い年齢層の方々が多く参加され、皆さん大喜び!とても賑やかで温かな居場所となりました。当法人だけでは到底できない事業でした」
──…確かにお腹が満たされると、心も満たされますね。
藤野:
ある登録団体さんは、生活保護家庭のお子さんを対象に学習支援をされているのですが、週末のお昼、子どもたちにごはんとお味噌汁、主菜と副菜のおかずを、まずしっかり食べさせるんだそうです。お腹がいっぱいになってから、学習支援に入り、帰り際には私たちがお渡ししているお米を、おうちに持って帰ってもらうのだそうです。
…そうすると、帰ってお母さんが喜びます。お母さんが喜んでくれると、その子の自己肯定感も高まるし、「また来よう」と思ってもらえる。「お米のお土産があることで、参加率が上がった」というお話を聞きました。
──お母さんの喜ぶ顔が見られるのも嬉しいですね。
藤野:
講演などでお話をさせていただく機会があるのですが、「子どもの貧困は、親の責任だ」というようなご指摘や質問もよく出てきます。でもやはり、親を否定するのではなく、まずは「子どもを救うこと」なんです。
生まれてきた子どもには何の罪もないし、もっというと命の一つひとつが奇跡です。奇跡である一つの命が、いろんなことを見て、聞いて、感じて今日を生き、希望ある未来へとつなげていく必要があるのではないでしょうか。
そのためには、いざという時に子どもたちが頼れる場所があれば、悩みを相談できる人がいれば、本当にちょっとしたことが、その子にとって人生を変える、大きな分かれ道になる可能性がある。だからこそ、後方支援を続けることで「地域で子どもたちを育てる」ことを応援したいと思っています。

毎年、クリスマスには、困難家庭限定のクリスマスケーキプレゼントも行っている。「協賛企業からの支援金を原資として、居場所活動団体が日ごろから繋がっているご家庭に直接ケーキをお渡しします。受け取られたお子さんや親御さんのみならず、居場所活動運営者の方たちからも『子どもたちの輝く笑顔を見て、こちらまで嬉しくなりました』と言われます。関わる方々が幸せを感じられることは、何よりもの原動力になると思います」

「学校の視力検査でメガネが必要と診断されても、メガネが作れないご家庭もあります。メガネ屋さんと地元企業のご協賛で、子どもたちへのメガネのプレゼントがかないました。『黒板が見えるようになった』『世界が明るく見える』といった感謝の言葉が届いています」
藤野:
4年前から「実家基金」も始めました。
手元にお金がないという理由で子どもたちが教育の機会や経験を失わないように、登録団体からの申請を受けて、「実家が用立ててくれる」ように、すぐにお金をお渡しするしくみです。
──どのような使い道での申請があるのですか。
藤野:
部活の遠征費や受験費用などもありますし、「修学旅行のお小遣い」も少なくありません。
生活困窮世帯の場合、子どもの修学旅行費は公金で積み立てをしてくれるので「お金が払えないから行けない」ということはほとんどありません。ただ、公金はお小遣いまでは出してくれません。そうすると「お小遣いがないから」と、その日の朝になって修学旅行を欠席する子が出てきます。
──旅行先に行ったとしても、お小遣いがなければ、旅先のお土産を買ったり、お友達とお揃いのキーホルダーを買ったり、同じようには楽しめませんね…。
藤野:
そうですよね。さらに言うと終わった後も、お友達の間では修学旅行の話題が出るでしょうし、旅行の作文を書いたり、旅行の写真を壁に貼り出したり、しばらくは修学旅行の話題が続きます。行かなかった場合、ずっと疎外感が続いてしまいます。
──さみしいですね。

(写真左)ホテルのランチビュッフェに参加した親子からの手紙。(写真右)「実家基金」を活用した親子からの手紙。「心温まる御礼のお手紙は、活動の励みになります」
藤野:
部活のシューズが買えなくて、本当は続けたいのに辞めざるを得なかったり、周りはピカピカの新品を持っているのに、自分だけ黒ずんだおさがりの体操服やカバンで、いやな気持ちがあったり。大人からしたら「そんなこと、別にいいじゃん」というようなことであっても、本人にとっては大事です。
その時にどんな対応をとるのか、周りがどんなサポートができるのか、その小さな選択の積み重ねが、その子の先々につながっていくことがあるのです。
実家基金を活用した、Aくんという子がいます。
ひとり親家庭で育ったA君は、「お母さんを楽にしてあげたい」と工業高校に入学しました。いろんな資格を取っておくと、就職した時に資格手当がつくので、あえて工業高校を選んだそうです。

「コカ・コーラボトラーズジャパンさんが、寄付型自販機を作ってくださいました。こちらからの寄附金は『実家基金』の原資としております。深いご理解のもと設置してくださっている企業さんには、感謝しかございません」
藤野:
Aくんは地域の支援団体につながっていたのですが、高校1年生の夏、その支援団体の方が、Aくんが汗だくなことに気づきました。
聞いてみると、入学時になんとかお金を工面して冬の制服を揃えたけれど、お金がなく、夏服は買えていないということでした。Aくんは冬のズボンを履いていて、それで汗だくだったんです。「夏服が必要だ」と支援団体さんが実家基金を申請し、そのお金で夏服を揃えました。
この春、A君は工業高校を卒業し、一流企業に就職しました。同じ工業高校から十数名が応募して、受かったのはAくんたった一人だったそうです。

「高級お菓子問屋さんからは、季節ごとに大量のお菓子をいただいています。ハブステーションまでの配送も全て担ってくださいます。お菓子を購入する余裕の無いご家庭も多く、大変喜ばれます。『お菓子は心の栄養』です」
藤野:
卒業の際、お母さんと二人で支援団体さんのところに来て「食料も学習も、ずっとフォローしてもらった。そしてあの時、夏の制服が買えなかったら、学校を辞めていたと思う」と感謝を述べられたそうです。実家基金で買った制服は、破れたらツギハギをしながら、3年間着たんだそうです。
…そうやって、大変なことがありながらも諦めずに学校に通い、未来への切符を手に入れたんですよね。もし高校を中退していたら、全く別のことをしていたかもしれない。きっとどこへ行っても立派に生きていくんだと思いますが、あの時、「夏服を買えるか、買えないか」というちょっとしたことが、人生を大きく変えることであったんだなと感じました。
…Aくんに限らず、ちょっとした周囲の支援が、後々の大きな可能性につながる子が、たくさんいるんです。

「たくさんの企業さんが、活動を応援してくださっています。生きづらさを感じている子どもや若者たちに、社会には優しい大人がいっぱいいること、SOSを出して他者を頼ることも自立の一つの形なのだと伝わることを願っています」
藤野:
これは聞いた話なのですが、外国にルーツのあるひとり親家庭のお子さんがいたそうです。不登校で学校には通っていなかったそうですが、ある時、日本人のお友達が「映画に行こう」って誘ってくれたんだそうです。
本人はすごく嬉しかったんだけど、お母さんはお金がなくて、その子に映画に行くお小遣いを渡してあげられなかった。…そしてその子は、飛び降り自殺して亡くなってしまったというんです。
その話を聞いた時、「その親子と地域の居場所がつながっていたらよかったのに…」と思いました。…遺されたお母さん、映画に誘ったお友達、一体今、どんな気持ちで過ごしているでしょうか。
映画のチケット代と交通費、お友達とちょっとジュースを飲んだりおやつを買ったりする数千円のお金があれば、命を絶たずに済んだかもしれません。
数千円、数万円のことで、夢や希望、楽しみなことを諦めないと行けない子どもたちがいる。偶然耳にした話ですが、自殺はしないまでもそういう思いをしている子どもたちが、たくさんいるのではないかと思っています。

講演で話をする藤野さん。「居場所の大切さを伝えるため、お声がけいただいた場には、必ず伺うようにしています。私たちのすぐ近くに『見えない貧困』の子どもたちがいること、必死に子育てをなさっているご家庭があることなどお伝えしています」

「この活動を通じて、たくさんの仲間に出会うことができました。骨身を惜しまず、何の見返りも求めず、ただただ、子どもたちのために活動する居場所の運営者たち。特にハブステーションのメンバーは、この活動をしていなければ出会うことが無かったであろう、かけがえのない宝物です。子どもたちのための活動ですが、実は私自身の人生も豊かにしてもらっています」
──藤野さんがこのご活動を始められたきっかけを教えてください。
藤野:
私は、娘をすぐに亡くしています。
長女は3日間生き、亡くなりました。この経験を通じて、私は命の奇跡と神秘を強く感じました。
しばらくは落ち込んでいましたが、同じ障害があっても、長女のように亡くなる命もあれば生きる命もあって、「生きているっていうことは、それだけで奇跡なんだ」と思って、最初は特別支援学級で、障害者支援のボランティアをしていたんです。
そこで家庭の経済格差が、子どもの環境や教育格差に直結している現実があることを感じました。「どんな家庭環境に生まれても、可能性を諦めないでほしい」。そんな思いから、こども支援をやりたいと思うようになりました。

愛知県内外のロータリークラブにて、活動の広報を行う藤野さん。「今でもロータリークラブの大先輩や仲間たちが、クリスマスケーキの協賛や、寄付型自販機の設置などでご協力くださっています」
藤野:
2017年、最初は私が所属する「名古屋名東ロータリークラブ」内での活動として、前身となるしくみを作って活動していたのですが、2020年にコロナ禍で食料支援の必要性が増し、活動が大きくなったため、新しく団体を立ち上げました。
──原動力を教えてください。
藤野:
生まれ出ている命は、それだけで奇跡の塊です。子どもたちは奇跡で、可能性のある存在です。だから虐待とか教育格差とか、見知ってしまったことをこのまま見過ごせない。勝手な使命感というか、おせっかいですね(笑)。
どんな環境であっても、皆がごくごく普通の、当たり前の幸せを感じて生きられる社会になればと願っています。
──最後に、チャリティーの使途を教えてください。
藤野:
チャリティーは、「実家基金」や「いばしょ基金」として、子どもたちが教育や体験の機会を失わないために活用させていただく予定です。修学旅行のお小遣い、部活動の遠征費や日帰りキャンプの費用など、やりたいことや希望を諦めなくて良いように…、ぜひ、応援よろしくお願いします!
──貴重なお話をありがとうございました!

地域の上場企業のイベントの出展した際の一枚。「公認心理師・保健師・看護師・管理栄養士など、多くの専門家スタッフが、当法人の活動を支えてくれています」
インタビューを終えて〜山本の編集後記〜
こども食堂など地域の居場所活動は、食材だけでなく場所や人員の確保も大変で、継続の難しさをお伺いすることがあります。しかし一方で、藤野さんもお話しくださったように「つながり続ける」ことにも大きな意味があって、子どもたちを支援しながら、一方で継続のためのやりくりも考えていくというのは、活動する側にとって、決して負担の軽い話ではないだろうと思います。
愛知子ども応援プロジェクトさんの後方支援は、子どもたちを直接支援する団体さんにとっても非常に心強く、より安心して、一人ひとりの子どもたちと向き合う力になっているのだなと思いました!

【2026/7/20-26の1週間限定販売】
小さな橋に腰掛けて、背中を合わせ、思い思いに過ごす動物を描きました。
特別に何かしているわけでもない、何気ない時間だけど、そこに信頼と、安心がある様子を表現しています。
“Your space, your story, your life(きみの空間、きみの物語、きみの人生)“というメッセージを添えました。
JAMMINは毎週週替わりで様々な団体とコラボしたオリジナルデザインアイテムを販売、1点売り上げるごとに700円をその団体へとチャリティーしています。
今週コラボ中のアイテムはこちらから、過去のコラボ団体一覧はこちらからご覧いただけます!