CHARITY FOR

「笑ろてるパパがええやん!」。父親が変われば、社会が変わる。父親であることを社会に活かし、貢献を〜NPO法人ファザーリング・ジャパン関西

令和6年度「雇用均等基本調査」によると、2024年の日本の男性の育休取得率は40.5%。
父親の育児参加が少しずつ増えている一方で、お父さんたちもさまざまなことに悩んでいるといいます。

「一昔前であれば、父親が外で仕事に集中して、母親が専業主婦として家庭を守るというスタイルが当たり前だったのに対し、現在は女性もどんどん社会で活躍するようになりました。しかし『(父親が)大黒柱として家族を支える』というような社会通念もまだ残っていて、特に今の若いお父さんたちは、仕事も、子育ても、パートナーシップも、さらには自分の夢も…と、あれこれ気にかけることがあって大変だと思います」。

そう指摘するのは、今週JAMMINがコラボするNPO法人「ファザーリング・ジャパン関西(以下『FJK』)」代表理事の浅山貴宏(あさやま・たかひろ)さん(50)。

「実は父親が、父親としての悩みや大変さを吐露できたり共有したりする場所や機会があまりない。自分が悩んだり苦しんだりしていることにすら気づかずに、疲弊しているお父さんも少なくありません。
社会にある『父親はこうあるべき』というような古い父親像からの解放が、僕らの活動の目的。『笑ろてるパパが、社会を変える』と信じ、活動しています」と浅山さん。

浅山さんと、FJK会員の佐々木元勝(ささき・もとかつ)さん(36)に、お話を聞きました。

お話をお伺いした浅山さん

今週のチャリティー

NPO法人ファザーリング・ジャパン関西(FJK)

「父親であること」を活かし、父親たちが本気で楽しむ背中を見せながら、家族、組織、地域や社会に良い影響を与えたい。「笑ろてるパパ」が当たり前になる社会を関西から日本全国に広げていくために活動しています。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2026/04/27

「父親が、父親であることを社会に活かす」

地域を巻き込んだ親子イベントの様子。写真は2024年開催の「FJKエキスポ in 西脇市」での一枚

──今日はよろしくお願いします。最初に、FJKさんのご活動について教えてください。

浅山:
「NPO法人ファザーリング・ジャパン・関西(以下FJK)」は、NPO法人「ファザーリング・ジャパン」の関西におけるファミリー団体として、2010年に産声を上げた団体です。「笑ろてるパパがええやん!」をスローガンに、現在は110名の会員のお父さんたちと活動しています。

活動目的として、FJKの定款上では「男性の育児・家事参画を社会に推進する」と書かれているのですが、「父親が、父親であることを社会に活かす」ための、さまざまな活動を行ってきました。

親子が楽しめるイベントを自主開催したり、行政や企業から依頼があれば、出向いて講座をしたり…。数えてみると、大小ありますが年間100近くイベントをやっています。

「行政、企業、地域団体さまからの依頼に応じ、FJK役員・認定講師による「笑ろてるパパ」を広めるセミナーや研修を実施しています」

──すごい頻度ですね。

浅山:
男性の育休取得が40%を超えるといった増加といった社会的な流れもあって、2年ほど前までは、企業や行政からお声をかけていただいて講演やセミナーをすることが多かったのですが、最近は比較的落ち着いてきました。

──そうなんですね。

浅山:
講演に招かれて講師をしていたのは理事メンバーだけだったのですが、コロナ禍に、FJKは「FJK認定講師育成制度」を作りました。研修を受けることで、会員であるお父さんたちも、講師として各地で話ができるようになりました。

セミナーの様子。「FJKのセミナー・研修、学んで終わりではなく、明日から、部屋を出てから『○○しよう』『○○をやってみよう』という気づきの多い内容にすること心がけてます」

浅山:
父親のロールモデルは、たくさんあった方がいい。会員のお父さんたちも巻き込んで、講演に一緒に登壇してもらっており、講演に参加された方にも、会員のお父さんたちにも好評です。

自主事業の大きなものとしては、「FJKエキスポ」があります。私たちののスローガンである「笑ろてるパパがええやん!」を広める機会になればと、毎年、各地の自治体とタッグを組んで開催しています。

絵本の読み聞かせ、バルーンアート、ダンボール迷路、パパクエスト、ビッグシャボン玉など、さまざまなFJK独自のコンテンツをおしみなく出して、子どもと家族が全力で楽しめる場を提供しています。
一昨年に兵庫県西脇市で開催した時には、500人ほどの参加がありました。

パパが笑えば、子どもが笑う。子どもが笑えば、家族が明るくなる。家族が明るくなれば、地域が変わる。地域が変われば、社会が動く。パパが笑えば、パパが変われば、社会が変わる。私は、本気でそう信じています。

FJKエキスポの様子。「年に1度、拠点地域を設け、FJKの総力を挙げて『笑ろてるパパ』を広めるイベントです。地域の『キッズサポーター』とコラボして、FJKのパパ、地域の子どもたちと共に、イベントを成功に導きます」

家族のあり方、男女の働き方が変化する中で
育児をするお父さんたちが抱える課題

企画を考えるお父さんたち。写真は、親子クッキング(メニューはカレー)の立案ミーティングの様子。具材の種類、具材をカットする大きさ、ルーの種類、辛さや緩さ…、さまざまな意見が飛び交う

──「パパが笑えば、社会が変わる」とのことですが、それは同時に、「今の社会に、笑ろてるパパが少ない」ということでもあると思うのです。子育てするお父さんたちを取り巻く課題について教えてください。

佐々木:
私は現在、5歳児と0歳児の子育ての真っ最中なのですが、普段、たとえば友人と集まった時や職場の同僚と子育てとか育休の話題になるかというと、ほぼなりません。

育児は生活の一部で、父親として、子どもの成長を見ながら戸惑ったり悩んだり、楽しかったり感心したりすることがたくさんあるのですが、それを話す機会がほとんどないんです。

佐々木さんとご家族。「子どもとはとにかく、一人の人間として『対等』に接するよう意識しています。だからこそ、まずは子どもの話を聴くのはもちろん、37歳の父親である私が、5歳の息子に相談することもあります。意外と芯をつく回答をしてくれるんでよね。対等だからこそ、一緒に楽しむし、一緒に悲しむ、一緒に怒る。いつも学ばせてもらっています。それから、やはり妻のことを一番大事にするということを、息子とは常に共有しています。妻がいてくれたおかがで僕は夫になり、父親になれました。息子も、妻が命をかけて産んでくれたからこの世で生を受けることができました。我が家では毎日、妻への感謝をめいいっぱい伝えています」

佐々木:
FJKを知った時、「父親が集まっている」ということ自体がそもそも違和感で(笑)、直感的に「面白そう」と興味を抱いて入会しました。入会して後々気づくのですが、子どもに対する声がけの仕方の一つ、子育ての考え方一つをとっても、FJKには父親としてのお手本がたくさんあるんです。

というのは、僕自身は「自分の父親」しか知らないわけですよね。でも、ここにはいろんな考え方のお父さんが集まっている。結果として、ものすごくたくさんのことを学ばせてもらっています。

また、講師として自らの育児経験を人前で話させてもらう機会もすごく貴重で、普通に働いているだけだったら出会えなかった経験をたくさんさせてもらっています。

セミナーで話をする佐々木さん。「パパとして、自分の生活の一端を外に発信することで、少しでもよりよい社会につなげたい。そう願い、各地でのセミナーや研修、新聞等への露出などを通じ、一般会員も含め、積極的に発信しています」

浅山:
お母さんたちは、集まってお母さん同士で子育てや子どものことをあれこれ話したり相談したりしますよね。そんな井戸端会議が、お父さんには、実はなかなかないんです。

FJK会員の育休取得率は9割ほどですが、令和6年度「雇用均等基本調査」によると、2024年の日本の男性の育休取得率は40.5%です。ただ、特に地方に行けば行くほど、男性の育休取得がまだマイノリティに分類されているところがあります。

お父さんの育児参加が増える中で、お父さんたちも、育児に関わる中でさまざまなことに悩んでいます。
一昔前であれば、父親が外で仕事に集中して、母親が専業主婦として家庭を守るというスタイルが当たり前だったのに対し、現在は女性もどんどん社会で活躍するようになりました。

一方で「(父親が)大黒柱として家族を支える」というような社会通念もまだ残っていて、特に今の若いお父さんたちは、仕事も、子育ても、パートナーシップも、さらには自分の夢も…と、あれこれ気にかけることがあって大変だと思います。
その中で、父親としての悩みや大変さを吐露できたり共有したりする場所や機会が、実はあまりない。
男性の産後うつも社会課題になっていますが、自分が悩んだり苦しんでいることにすら、気づかずに疲弊しているお父さんも少なくありません。

父と子だけの父子キャンプの様子。「子ども寝かしつけたら、パパ同士の、アツいオールナイト飲み会が始まります」

──そうなんですね…。
確かに、外で仕事を頑張り、家のことにはノータッチ!という時代から、父親に求められることが増えているように思います。

佐々木:
僕は、一人目が生まれた時に5ヶ月の育休を取りました。本当は、半年取る予定だったんです。でも、1ヶ月縮めて職場復帰しました。

──育児が大変だったのでしょうか。

佐々木:
いいえ。僕の場合は、キャリアアップの面での不安感が大きかったからです。
育休中、家で子どものおむつを替えている時に、「他の同僚たちバリバリキャリアを築いているのに、自分は子どものおむつを替えていて大丈夫なのか」と、不安と焦りに駆られて、当初の予定より早く、復帰を決めました。

「FJK会員には、会社員はもちろん、弁護士、主夫、学校の校長先生、大学教授、中小企業診断士、ダンボール名人、マジック名人、200個以上のボードゲームを持っているパパ…、多用という言葉だけでは言い表せせられない、縦にも横にも視野の広い、そして視座の高い知識や特技をもっているパパたちが集まっており、FJKの源泉です。ママも7人在籍しています」

──確かに…。育休中は社会との接点も少なくなるし、子育て世代の2〜30代は、まさにキャリアを築く年代でもありますね。

佐々木:
子どもが生まれると、周囲から「子どもが生まれたんやから、父親として、もっともっと仕事をがんばらんとな」と声をかけてもらいます。
そこにもちろん悪気はないのですが、「家族を養っていく」というプレッシャーや焦りを感じながら、一方で奥さんには「頑張る」としかいえないし(笑)、同期はライバルだから、そんな不安を吐露していられない。そんな苦しさがありました。

会員の筧さん。「子どもがやりたいことを全力で応援するパパです。お子さんの『歌のイベント自主企画したい!』という願いを、パパである筧さんは、つかず離れず、FJKメンバーを巻き込んで実現しました。家族全員、良い笑顔で過ごされています」

「古い父親像からの解放」

保育園の運動会で、お子さんと競技に出る浅山さん。「写真に写っている娘は今年、大学生になりました。FJKとして、これまでは『全て会員のために』とマネジメントを進めてきましたが、この4月からは『笑ろてるパパ』をもっともっと広めるために、新たに『FJK一歩前へ!』として、中期経営計画を推進しようとしています。組織に蓄えられたノウハウをしっかり交通整理し、その価値を、内外ともに見える形で発信していきたいと考えています」

浅山:
これは僕個人の考えですが、世の多くの人が「父親はこうあるべき」というような、古い「父親像」に、どこか縛られているところがあるように思います。
僕らの活動はそういったことからの解放を目指しているんです。

──どういうことでしょうか。

浅山:
「なんでも良い」ということではありません。
父親としてのアイデンティティーを持ちながらも「自分は、自分として生きていいんだ」という意識、たとえば一家の大黒柱じゃなくていい、専業主夫になる‥、既存の「父親像」を取っ払い、多様な選択肢を見据えた時に、本人が「どうありたい」と思うのか。

「この社会で、何のために生きていくのか」ということを、お父さんたちに問えるような解放をしたい、ということです。

「イベントは、準備段階から『おもろいこと』をやるための目的をはっきりとミッション化し、実施しています。やって終わりでなく、イベント後には必ず『ブラッシュアップ会』を開催、各々の感想をシェアするという文化があり、FJKが発信するコンテンツのクオリティにつながっています」

──もちろん人によって、家庭像によって異なるとは思いますが、確かに、時代がこれだけ変化していながら、それぞれに抱いている「父親像」というものが、たとえば公で語られるとか共有される機会って、確かにあまりないですね。

浅山:
2024年の日本の出生数は68.6万人。70万人を割りました。これが何を意味するかというと、「子育てがマイノリティになる時代がやってくる」ということです。

2026年4月からは、共同親権(離婚後、子どもの親権を父親・母親の双方が持つ制度)もはじまりましたし、結構制度を利用しない、パートナシップ宣言や、離婚は3組に1組の割合となっています。家族のあり方は、時代と共にまた変わっていくでしょう。
そんな中で「父親とは何なのか」を再度、考えてみても良いのではないかと思います。

「ジェンダー平等」の文脈で父親が語られる時、その多くが「父親と母親がいて、子どもがいる」という、「父親軸」に対して「水平(横軸)」の話です。でも僕が気にしたいのは、お父さんもまた誰かの子どもであるという、「父親軸」に対して「垂直(縦軸)」の視点なんです。

「誰かが『これやりたい!』と言うとプロジェクトが立ち上がり、共感するメンバーすぐに集まる。FJKの文化です」

──詳しく教えてください。

浅山:
一人の父親がいたとして、当然ですがその人は同時に「(誰かの)子ども」でもあるんですよね。
代々の先祖がいて、祖父母がいて、両親がいて、自分がいる。そして自分にパートナーがいて、子どもがいる。子どもが大人になってパートナーと出会い、孫が生まれる…。そうやって紡がれていく「垂直」の流れの中で、たとえ時代が変わっても変わらないことがあると思っています。
それは、「父性」と「母性」が重なることで、子どもが心豊かに成長していくということです。

ひとり親家庭のお子さんも立派に成長しますから、「男性と女性」ではなく「父性と母性」です。
すべてを受け止め、子どもが安心安全を感じられる「母性」と、外の世界に出ていく冒険や社会の規律を、厳しい面も含めて教えてくれる「父性」。この二つの土台がしっかりあることで、子どもは社会に出ていくことができるのではないでしょうか。

「誰かが遊びに行く時には誘い合って、みんなで楽しく過ごします。『自分の子どもだけが幸せな社会はない』。そんな思いで、パパと他人のお子さんとの『斜めの関係』が多いのがFJKであり、パパ、子どもたちの心理的安全性が保たれた組織です」

浅山:
しかし今の世の風潮的に、どこか「なんでもOK、全部を受け止める」という、どちらかといえば「母性」の部分が強調されがちだと感じます。
今こそ、やさしくも厳しさを持って社会との関係性を伝えることができる「父性」の要素が必要だと感じるのです。

──なるほど。確かに。

浅山:
「笑ろてるパパがええやん」というFJKのスローガンの後ろには、世のお父さんへの呪縛を解放し、社会の課題を根本から解決していきたいという思いがあるんです。

その時に、「社会課題を解決する」っていう堅苦しい表現ではなく、「笑ろてるパパがええやん!」っていう楽しいキーワードで、それを一人ひとりが心がけるだけでも、日々の生活が、家族が、社会が、ちょっとずつ変わってくるんと違うかな。「笑ろてるパパがいいやん!」っていう、楽しい文化を広げていけたらいいなと思っているんです。

「自分の子どもだけでなく、地域の子どもも巻き込んでイベントを進めます。親子で同じことを一緒にするって、本当に素晴らしい。子どもがイベントに参加すると、その中だけでも、成長している姿をリアルに感じられます。家に帰ってからも、親子の良い時間が続くイベントを心がけています」

多方面の「関係性」の中にある「父性」

「セミナー等では、理事や認定の講師だけでなく、一般会員のパパさんにも登壇してもらい、リアルな生活のありさまを話してもらいます。良いことばかりでなく、苦労していることや大変なことも伝えることで、参加した方からは『パパとしての私の気持ちとよく似ている』『パパのリアルな話は、なかなか普段、職場などでも話す機会がないので、楽しくて安心した』といったコメントをいただきます。登壇した会員さんからも、『自分の話が、少しでも皆さんや社会の役に立っている実感が持てて嬉しい』という感想が多々あり、組織が活性化しているのを感じます」

浅山:
「笑ろてるパパがええやん!」っていうのはね、「自分がやりたいことを選択できる」「自分が幸せやったらいい」ということではありません。もちろんそれもあっていいんだけど、それはあくまで自分だけの世界のことであって、「父親・父性」ではありません。

自分を中心に築かれたさまざまな関係性のなかで、父親として、夫として、組織や地域社会の一員として…、さまざまな面からとらえた時に、「自分の子どもだけが幸せな社会」ではなく、みんなで「笑てるパパがええやん!」って思えるかどうか。

先ほど、「父親軸」に対して垂直のつながりの話をしましたが、そのつながりを感じながら、個としてではなく、さまざまな関係性の面の中に立つ自分を感じられること。
それが、父親としてのあり方というのかな、幸せなことであり、社会の幸せにもつながっていくことなんじゃないかと、僕は思うんです。

「パパだけではなくママも子どもも、家族みんなが楽しめる『おもろい!』イベントを開催しています」

──「笑ろてるパパがええやん!」というのは、そういうことでもあるんですね。

佐々木:
そういえば、僕も子どもができた時に、初めて父親の偉大さに気づきました。
長男を見て喜ぶ父親の姿を見た時、何かそういう、じいちゃんがいて、父親がいて、自分がいて、その周りにさまざまな人たちとのつながり、地域や社会があること、それをまた、自分の子についでいくんだなという、面としてのつながりを感じたというか…。

──なるほど…!ひとつの家庭の中の「父親像」ではなく社会の中の「父親像」ですね。

浅山:
これがね、昭和だと「頑張ってる父親」だったんですよ。
戦後、皆でがんばって復興し、高度経済成長の時代を築き上げていく日本の社会情勢があって、頑張って頑張って、とにかく身を粉にして働く中で、「多様な価値観」ではなく、社会に帰属し、とにかく頑張るという風潮があって、その中で「笑っていない父親」「笑えない父親」、「子どもに学歴やステータスを求める父親」というものが生まれていったのではないかと思います。

結果、子どもが自らの命を絶ったり、親を殺したり、そんな事件が後を絶ちません。

2026年3月、兵庫県「パパの子育て応援セミナー事業」で新温泉町へ。「新聞プールに飛び込み、紙吹雪の中で大笑い!パパ同士のサイコロトークも大盛り上がり。9組・28名が、笑顔あふれる最高の週末を過ごしました」

浅山:
今も、そんな昭和の父親像は、まだ残っていると感じます。
でも、そうじゃないよねっていう。「Father(父親)」から「Father-ing(父親であることを楽しもう)」に変えた、「頑張っている父親」から「笑っている父親」に変えたのが、ファザーリング・ジャパンを2006年に創設した安藤哲也さんなんです。

今の社会をより良くするために、「パパ同士の井戸端会議」とか「多様な価値観・多様な父親像」で終わらせず、僕らが冒険し、楽しみながら、父親であることを社会に活かし、社会課題に貢献できる団体でありたいと思っています。

2023年、FJKの10周年を祝うイベントにて。写真中央、頭にサングラスをつけているのが、ファザーリング・ジャパンを創設した安藤哲也さん。「10周年の際には、安藤さんも花をもって駆けつけてくれました」

チャリティーの使途

4年以上続いている月1回の「FJK的読書会」。「テーマに沿って、自分のお気に入りの1冊を発表します。多様な価値観に触れる、息の長い、そして学び多きイベントの一つです」

──読者の方に、メッセージをお願いします。

浅山:
「父親が変われば、社会が変わる」。
僕らは、本気でそう思って活動しています。「笑ろてるパパがええやん!」っていうのが、本当に全て!このスローガンのもと、楽しく集まれたら嬉しいです。

──最後に、チャリティーの使途を教えてください。

浅山:
チャリティーは、そんな「笑ろてるパパがええやん!」を広める活動に使用させてもらいます。
具体的には、イベント、講演、セミナーにおいて利用する会場費や使用するものの材料費や、参加費を低く設定してできるだけ参加のハードルを下げ、ファミリーでの参加や、父親が気軽に参加できるような運営費用に使用させていただきます。

──貴重なお話をありがとうございました!

毎年開催しているクリスマスパーティーにて、会員とその家族の皆さんと

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

あまり意識をしたことがなかったのですが、今回のインタビューで改めて感じたことは、皆、それぞれの家庭/家庭環境で築かれる「父親像」というものがあって、大なり小なりその影響を受けながら、やがて社会へと出ていくということ。自分を振り返ってみても、子どもの時、節目節目で父親がかけてくれた言葉やとってくれた態度が、その後の「自分の足で生きていく」人生に、確かに影響しています。

…そう考えると、とても重要だとも思える「父親」のあり方。しかし、父親や父親像について、改めて考えたり話し合ってみるという機会を、そういえば持ったことがないなと思いました。今回のインタビューはとても興味深く、時代は変わっても、変わらない「お父さんの可能性」をひしひしと感じました!

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【2023/12/12~18の1週間限定販売】
某青春映画の、冒険に出かけた少年たちが線路をたどるシーンを彷彿とさせる構図で、「笑ろてるパパがええやん!」というスローガンに向かい、未知の冒険に挑むお父さんたちの背中を描きました。
お揃いの剣を背負った親子、子どもに髪をいじられて、リボン結びされたお父さん…。日々の何気ないワンシーンの中に、お父さんたちの無限の冒険と、可能性が秘められていることを表現しています。
”Everyday is an adventure with you(毎日が、君との冒険)”というメッセージを添えました。ここでの”You(君)”は、お父さんたち同士だけでなく、パートナーやお子さん、社会という意味も込めています。

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JAMMINは毎週週替わりで様々な団体とコラボしたオリジナルデザインアイテムを販売、1点売り上げるごとに700円をその団体へとチャリティーしています。
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