CHARITY FOR

「犬を迎えることは、看取ること」。引き取り手のない犬を保護、最後まで寄り添う〜NPO法人日本動物生命尊重の会 A.L.I.S

1993年から30年以上にわたり、犬猫の保護活動をしてきたNPO法人「日本動物生命尊重の会 A.L.I.S(アリスの会)」。

「人と共に暮らす幸せを味わったことがない子たちだからこそ、たとえ残り数年であっても、おいしいものをたべたり、撫でてもらって嬉しい気持ちを感じたりして、心身ともに幸せになってほしい」と、引き取り手が見つかりづらい雑種やシニア、病気を抱えている子を積極的に保護しています。

2022年に代表を引き継いだ坂本由美(さかもと・ゆみ)さん。20年以上前、ガリガリに痩せ細った保護犬「ケーシー」を迎えたことが、アリスの会と出会ったきっかけでした。

「ケーシーから『犬を迎えることは、看取ることでもある』と教えてもらいました。
『看取るまでが飼い主の義務である』という、本当に大事なことを教えてもらったんです」。

そう話す坂本さん。ご活動について、お話を聞きました。

今週のチャリティー

NPO法人日本動物生命尊重の会 A.L.I.S(アリスの会)

引き取り手のない雑種の子やシニア、病気を抱えている子たちを積極的に保護しています。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2025/07/28

「人と共に暮らす幸せを味わったことがない
子たちだからこそ、幸せを感じてほしい」

「約10年前、東京都動物愛護相談センターに雑種の子犬が収容されていました。かなり臆病で人を怖がっていたため、職員さんから人馴れトレーニングの依頼を受け、何日も通いました。その後アリスで引き出し、現在は本当の家族と幸せに暮らしています。写真は、やっと私の手からオヤツを食べられるようになった時の一枚です」

──今日はよろしくお願いします。
最初に、団体のご活動について教えてください。

坂本:
アリスの会は、1993年に前代表の金木洋子が東京・世田谷で設立した団体です。最初は野良猫の保護活動から始まり、徐々に東京、そして埼玉の動物愛護センターに収容される犬を保護する活動を始めました。

現在も東京都動物愛護センターと埼玉県動物指導センターに収容された犬をレスキューしながら、地域猫活動にも力を入れています。

地域猫活動の様子。「背中一帯に重度の皮膚炎を患っていた地域猫の女の子です。緊急医療が必要だったため保護、治療をしました。現在は家族と出逢い、穏やかに過ごしています」

坂本:
地域猫活動については、すでに地域猫として存在している猫たちで、歳をとって衰弱していたり明らかに病気を抱えているような子、怪我をしている子など、医療の必要な子を保護し、治療を受けながら預かり(預かりボランティア)さんのところで過ごし、その後、譲渡先を見つける活動をしています。
地域猫として生きる猫たちの様子を日々チェックして、ごはんを食べていなさそうだといか、負傷している子がいるといった見守りとケアをしています。

──犬たちについても教えてください。

坂本:
センターからは、雑種の子を積極的に引き出すようにしています。
収容された犬を引き出す団体さんはたくさん増えましたが、雑種犬、特に中型の雑種になると譲渡が決まりづらく、なかなか引き出されない現実があります。

同じ雑種でも、小型で、たとえばチワワとトイプードルのミックス犬などは、手頃サイズで飼いやすいですし、若ければ若いほど、譲渡も早く決まります。一番人気がないといったらかわいそうだけど、いわゆる和犬の雑種で歳をとっていると、なかなか声がかからないんです。

──中型で歳をとった雑種犬が、なかなか譲渡が決まらないのはなぜですか。

坂本:
ある程度の歳だと、病気の心配もありますし、体が大きい分、小型犬より医療費もかかります。何年一緒にいられるかわからないということもあるでしょう。
またサイズ的に、私たちの活動拠点は首都圏ですが、マンションで犬を飼うには「抱っこできる体高30センチのサイズまで」などといった規約があったりして、中型犬を迎え入れることに対する間口が狭いです。
いずれにしても譲渡のことを考えると、多くの団体さんが、雑種の中型・大型でシニアの子を積極的に引き出すということはされていません。

「『ネロ』の保護の経緯は飼育放棄。幼い頃から人との関わりや社会化の経験が乏しく、保護するまで庭先に鎖でつながれていました。今現在は、預かりスタッフ宅にて本当の家族とのご縁を待っています」

坂本:
このままセンターに居続けると、殺処分の対象になってしまう。それはあまりに不幸です。
なかなか引き出されない子たちを見ていると、おそらく番犬としてずっと外飼いされていたであろうことが垣間見えたり、明らかな病気を放置されていたりします。

逆転ホームランではないですが、人と共に暮らす幸せを味わったことがない子たちだからこそ、たとえ残り数年であっても、おいしいものをたべたり、撫でてもらって嬉しい気持ちを感じたりして、心身ともに幸せになってほしい。そしてできれば、幸せな譲渡に導いていきたいという気持ちがあり、あえて雑種犬を引き出しています。

「『ハッチ』はシニアの男の子。昨年夏頃から後ろ脚の筋力が弱くなってきており、月に一度の定期検診と関節強化の注射をしています。現在は、自然に囲まれた預かりスタッフ宅にて穏やかに過ごしています」

見捨てられ、遺棄される子も

「『ブルーノ』は、お尻にテニスボールほどの腫瘤(会陰ヘルニア)と皮膚炎を患った状態で収容されていました」

──センターの子たちは、どのようなかたちで引き出しておられるのですか。

坂本:
東京と埼玉のセンターが一般公開している収容情報を見て、こちらで引き出してお世話できる余力があるかを見ながら、収容されている子の様子、性格や推定年齢などおおまかな情報を伺って引き出すケースと、センターの方から直接「実はこういう事情で収容している子がいる」とご相談いただいて引き出すケースがあります。

ちょうど昨年の今頃、引き出した洋犬ミックスの「ブルーノ」は、放浪しているところを捕獲され、センターに収容された子です。10歳は超えているようですが、皮膚の状態が悪く、お尻にテニスボール大の腫瘍があって排便に困難がありました。

非常に穏やかな性格で、センターの職員さんから「処分するには惜しみない」とご相談をいただき、とにかく出してあげようということで引き出し、入院治療している間に預かりさんを探しました。ちょうど運良く手を上げてくださる方がおり、その預かりさんのもとで元気に生活しています。現在もお薬を飲んでいますが、手術でお尻の腫瘍も亡くなり、体重も増えました。あとは譲渡先さまとのご縁を待つだけです。

ブルーノを見ていると、自分から脱走するようなタイプの子ではありません。
おそらく外飼いされていて、歳をとり、気がついたらお尻にできものができていて、それでも病院に連れて行くことはせず、かといって死ぬのを見るのは嫌だからと逃がしたのか置き去りにされたのか…、要は見捨てられたのではないかと推測します。

──そうなんですか…。

「『チョコ』は、ご高齢でお一人暮らしの飼い主さんにとても愛情をかけられていましたが、飼い主さんの病気により飼育困難になり保健所に収容されました。チョコ自身も高齢で心臓病などを患っていたため、すぐに引き取り、医療にかけました。今現在は預かりスタッフ宅にて手厚くお世話をしています」

坂本:
ブルーノに限らずあることです。
センターに収容される子の中には「動けない状態で草むらに横たわっていた」と近隣の人が通報して収容される子がいます。
でも、考えてみてください。そもそも動けない子が、草むらにいるはずがないんです。自力では立ち上がることもできない子が、突然草むらに横たわっている。…遺棄されているということです。

ずいぶん減りはしましたが、外で犬を飼っていて、そのままいなくなっても「そのうち帰ってくるよ」とか「うちの子は人懐こくていい子だから、どこかで飼われているんだろう」というような感覚で、飼い主が違和感や危機感を持たないこともあります。
放浪している間に通報されて収容され、収容期限を過ぎれば殺処分されてしまうのに…。

探し方がわからない、探そうともしない、結果、飼い主に迎えにきてもらず、収容期限を迎える犬たちもいるのです。

「『スージー』は、まったく身動きがとれないほど衰弱した状態で収容されていました。その状況から、故意に遺棄されたと想像されます。引き出し後、すぐに協力病院にて入院治療を開始。奇跡的に一命をとりとめお散歩にいけるまでに回復しました。その後、高齢による病気のため預かりスタッフ宅にて虹の橋へ旅立ちました」

時間をかけて、心を開いてくれるのを待つ

「『メイ』は、保護された野犬の子どもでした。野犬気質特有の警戒心や慎重さが強く、小さな子どもが苦手。現在は、預かりスタッフ宅にて子どもや人馴れの練習中です」

──そのような背景のある子たちは、人間不信になっているのではないですか。

坂本:
極端に分けて二つのタイプがあると思っています。
番犬としてずっと外につながれていたような子は、人間からの愛情を知らないというか、甘え方を知りません。人から撫でてもらったり、褒めてもらったりして「嬉しい」という経験がないので、人を怖がるということもないけれど、表情もありません。

飼われていた時に怒鳴られたりぶたれたりした子は、人に対して恐怖心を抱いており、「ゔ―っ」と唸ったり、一見すると攻撃性があるように見えます。「この人からも痛いことをされる」と思い、「僕に触らないで!」と威嚇して心を閉ざし、自分を守ろうとしているのです。

その子その子で合ったかたちで接しながら、無表情の子には、感情を掻き立てるようなアプローチをしますし、怖がる子には、本当にゆっくり時間をかけて、犬の方が心を開いてくれるようになるまで待ちます。
時間はかかっても、一度心を開いてくれると、皆ほんとにべったりと甘えるようになります(笑)。

「今なら大丈夫かも!」「心を開いてくれた」と感じる瞬間があったり、人前でごはんを食べることをしなかった子が、そばにいてもごはんを食べてくれるようになったり。そんな変化がすごく嬉しいです。

「埼玉県の保健所に収容されていた黒柴の女の子。重度の緑内障を患っていたため、引き出し後すぐに協力病院にて入院治療を開始し、義眼手術を受けました。退院後、本当の家族とめぐり逢い、穏やかな時間を過ごしています」

保護犬「ケーシー」との出会い

前代表で、現在は相談役の金木さん。埼玉県動物指導センターより引き出した「モモ」と

──坂本さんは2022年に代表を引き継がれたそうですが、アリスの会さんと関わられて長いのですか。

坂本:
私がアリスの会と出会ったのは2003年です。
保護犬を迎えたいと思い、当時まだ今ほど盛んではなかったインターネットでいろいろ調べていた時に、ヒットしたのがアリスの会のホームページでした。

小さい頃から犬を飼っていて、犬は身近な存在でした。子どもの頃、毎年のように捨てられた犬を見つけては家に連れて帰りました。親から「元いた場所に返しておいで。そうすればこの子たちは幸せになれるから」と言われ、泣く泣く返しにいきましたが、ある時、その子たちは幸せになったわけではなく、保健所という場所に連れて行かれる運命にあったと知り、とてもショックを受けました。

拾ってくる度に新たに犬を飼う訳にもいかず、親はきっと、子どもだった私を傷つけないようにという思いもあったと思います。しかし事実を知って「いつか自分で犬を飼える時が来たら、絶対に保護犬を迎えよう」と思いました。

当時、まだ保護犬という言葉は知りませんでしたが、その時から「保健所にいる子を助ける」というのが、私の夢になりました。幼稚園か小学校低学年ぐらいの時だったと思います。

──そうだったんですね。

坂本:
保護犬を迎えたいと半年ほどいろいろ見ていた時に、アリスの会のホームページに掲載されていた高齢のゴールデンレトリバーで、後に家族として迎え入れることになる「ケーシー」と出会ったのです。

ケーシーちゃん。「ケーシーは東京都動物愛護相談センターからの引き出し時、推定10歳以上と思われる女の子でした。穏やかで人が大好きで、つらい過去を背負ってきたにも関わらず、いつもニコニコ笑っていました」

坂本:
ガリガリなのにニコッと笑ったケーシーの写真が掲載されていて、「この子、こんなに痩せてきっと悲しいのに、なんで笑っているの」って衝撃が走り、直感で「この子を迎えたい」と思いました。翌日にはアリスの会に問い合わせ、すぐにお見合いとなりました。

──直感だったんですね。

坂本:
そうですね…、不思議なのですが「この子だ!」と思いました。
「保護犬が相手を選ぶ」と言いますが、もしかしたらケーシーが、私を選んでもくれたのかもしれません。

当時、まだ保護・譲渡をしている団体は少なかったですし、私も知識がなかったので「応募すればすぐに迎えられる」と思っていましたが、代表だった金木から、「お留守番の時間はありますか」「ごはんはどういうものを与えていただけますか」など、いろんなことを聞かれました。アリスの会は当時から譲渡条件が厳しかったのです。
審査とトライアル期間を経て、正式譲渡となりました。

ケーシーちゃんとの思い出の一枚。「ブラッシングが大好きで、甘えながらそのまま眠ってしまったことも…」

「犬を迎えることは、看取ること」

「『ジジ』は推定17歳。2015年、多頭崩壊現場よりレスキューし、我が家へ譲渡。人でいう要介護5ほどの状態で、自力で寝返りを打つこともできません。数時間おきの水分補給や体位交換、マッサージ等が必要です。穏やかでやさしい時間を過ごせますように…」

坂本:
ケーシーはすでに10歳ぐらいで、家族として迎えて2年ほどして看取りましたが、共に過ごした時間は、かけがえのないものでした。

ケーシーから「犬を迎えることは、看取ることでもある」と教えてもらいました。
犬を飼うことはかわいいだけではなく、自分も犠牲にするし、その子に自分の時間をわけることでもあって、「看取るまでが飼い主の義務である」という、本当に大事なことを教えてもらったんです。

「極度の衰弱により自力で立ち上がれない状態で収容されていた、ハイシニアの男の子。歳をとり、故意に遺棄されたと思われます。公示期限が切れた翌日、すぐに引き出しに行き、協力病院へ。現在は、本当の家族に愛されながら穏やかな余生を過ごしています」

坂本:
「かわいい」といった安易な気持ちだけで飼うことはできないし、保護犬猫を「かわいそうだから」とどんどん迎えてしまうと、それだけ時間もお金もかかり、やがて破綻してしまいます。ケーシーとアリスの会との出会いがきっかけで、保護活動に関する基本的なこともたくさん教えてもらいました。

保護犬猫を迎えるという選択肢をより多くの人に知っていただきたいですが、間違ってはいけないのは、「誰でも飼えるわけではない」ということ。好きだから、かわいそうだからこそ、場合によっては「飼わない」という選択も必要なのだということを、あわせて知っていただきたいと思っています。

ケーシーを看取った後、アリスの会の預かりボランティアとして10頭ほどを看取ってきました。その都度、大泣きして「もう飼わない」って思うのですが、看取りを重ねるうちに、悲しい気持ちはもちろん消えないのですが、死生観が変わっていきました。

埼玉県動物指導センターより引き出した「ジェイク」。「ケーシーが旅立った後、一時預かりとして迎え、その後、我家へ譲渡。いたずらの天才で、運動能力も優れ、走る姿がとても美しかった子です」

──どんなふうに?

坂本:
「死を受け入れることは、怖いことじゃない」って。
生きているのは当たり前じゃなくて、誰だって、いつかは亡くなる。亡くなる順番があるんだなって思った時に、死を「悲しい」で終わらせることは、彼らの命に対して失礼だと思いました。
つらくて悲しくて、立ち直れないぐらい凹むのは私自身の気持ちであって、動物たちは、きっとそうではないんだと。

さきほども伝えたように、犬猫を迎えるということは、看取ることです。
それをやり遂げて初めて、私たちの役目を全うできると思った時に、「そうか、私は犬が好きだから看取るんだ。看取る必要がある子を助けたい」って思ったんですね。
最後の時まで、その子の気持ちに寄り添い、サポートするのが私たちの役目だと思っています。

「地域猫の『雪』は、衰弱して動けなくなっていたところを緊急保護しました。検査の結果、エイズ白血病陽性(発症)。預かりお母さんとお父さんに見守られながら旅立ちました」

「私たちの方が、彼らにずっと救われている」

「飼い主がセンターに持ち込んだ和犬雑種の男の子。写真は引き出し日のものです。収容期間、ずっと物悲しい表情で誰かのお迎えを待っていましたが、誰も迎えに来ることはありませんでした。引き出し直後、広い外の世界を嬉しそうに笑顔で歩いていました。預かりスタッフがそのまま本当の家族になり、幸せな日々を過ごしています」

坂本:
「アリスの会」の「アリス」は「ANIMAL LIFE STATION(動物のいのちのステーション)」の頭文字をとったものです。
動物たちが幸せに向かうための出発点の駅であり、幸せの終着駅でもあるというふうに私は解釈しています。
活動を続ける中で、大変なこともつらいこともあります。だけど出会える子がいること、救える子がいることが嬉しいし、楽しく活動しています。

今は仕事をしながらこの活動をしていますが、自分が元気で動けるのがあと15〜20年だとすると、看取りが必要な子たちのためのホスピスシェルターを作り、常時この活動をしたいというのが、今の私の夢です。…私は犬猫に死ぬまで関わりたいんだな、寄り添い合っていたいんだなって思っています(笑)。

譲渡会の様子。埼玉県桶川市主催の「べに花まつり」にて。「毎年、譲渡会にお声がけいただいています」

──坂本さんにとって、彼らはどんな存在ですか。

坂本:
いてくれて当たり前の存在で、彼らがいなくなってしまったら、生活に対する気の持ち方が、私も変わってしまうと思う。欠けたら困る、なくてはならない存在です。

ケーシーに出会うまで、私は自分の幸せのために生きていました。
でもケーシーをはじめとするたくさんの犬猫と出会い、「自分のことは差し置いて、この子たちのためにやりたい」というそれまでになかった感情が芽生え、そしてそれが、どんどん増えていきました。

純粋で無償の愛を与えてくれる彼らに対して、こちらも同じ気持ちで向き合わないと良い関係は築けないし、何かやましい気持ちを持って接することは、彼らに対して失礼だと思っています。

収容されている子をレスキューするという点では、確かに私たちが助けるのかもしれません。だけど実際は、私たちの方が彼らにずっと救われているんですよね。

「埼玉県動物指導センターより引き出した『レオン』。小型雑種犬ですが、鎧のような毛玉で全身が覆われていました。長期にわたるネグレスト状態であったことが想像されます。いろいろなトラウマを背負っていることが伝わってきますが、現在は預かりスタッフ宅にて穏やかに過ごしています」

チャリティーは、保護犬猫の医療費として活用されます!

埼玉県保健所より引き出したハイシニアの中型雑種の女の子と、預かりスタッフ宅の先住猫。ゆっくりとした優しい時間が流れている

──最後に、チャリティーの使途を教えてください。

坂本:
チャリティーは、保護している犬猫の病気やケガの治療費、シニアの子の医療費として活用させていただきたいと思っています。

高齢の子や引き取り手がなかなか見つからない子を保護しているため、毎月の医療費がかなり高額になりますが、まずはしっかりと医療にかかり、心身ともに元気に過ごしてほしいと思っています。活動継続のため、ぜひ応援いただけたら嬉しいです。

──貴重なお話をありがとうございました!

「『ごま大福』。収容時の不安な表情は消え、今は大好きなご家族の愛情に包まれて笑顔いっぱいの日々を過ごしています」

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

Zoom打ち合わせの度、犬たちのリラックスした姿、そしてまた、坂本さんがそこに寄り添う姿がとても印象的でした。
安易に飼うのではなく、最後まで面倒を見る覚悟、看取りをする覚悟を持ち、それが難しいと判断されるのであれば、飼わないという選択も必要だということ。大切だからこそ、楽しい部分だけじゃなく、しんどい部分もしっかり見つめて、共にいること。
飼い主である私たちが、いつも意識しなければならないことだと改めて感じます。

・アリスの会 ホームページはこちらから

09design

【2025/7/28-8/3の1週間限定販売】
犬と猫が笑顔で前へ進む様子を描きました。
向かう先にあるのは、彼らにとっての幸せや、満足な生き方。
穏やかで楽しそうな表情を描き、それぞれの個性と、安心できる暮らしを表現しています。

“Spending time with you is so precious(きみと過ごす時間は、私にとって宝物)“という言葉を添えています。

チャリティーアイテム一覧はこちら!

JAMMINは毎週週替わりで様々な団体とコラボしたオリジナルデザインアイテムを販売、1点売り上げるごとに700円をその団体へとチャリティーしています。
今週コラボ中のアイテムはこちらから、過去のコラボ団体一覧はこちらからご覧いただけます!

logo-pckk                

SNSでシェアするだけで、10円が今週のチャリティー先団体へ届けられます!
Let’s 拡散でチャリティーを盛り上げよう!
(広告宣伝費として支援し、予算に達し次第終了となります。)