人工妊娠中絶により、1日あたり300を超える胎児の小さないのちが奪われていることをご存知でしょうか。お腹の中で、すでに始まっている新しいいのちを、皆で守れる社会をつくりたい。助産師の永原郁子(ながはら・いくこ)さん(67)が立ち上げた公益社団法人「小さないのちのドア」が今週のチャリティー先。
2020年にコラボしていただいた際にはまだ建設中だった、行き場のない妊産婦のためのマタニティホーム「Musubi(むすび)」は、これまでに62人の女性と小さないのちを受け入れ、新しい人生のスタートを支援してきました。
「妊娠・出産という自分一人の力ではどうすることもできないことに直面した時、そこでかけられた言葉、触れられた手は、一生覚えています。
彼女たちを温かい愛情で包み込み、新しいいのちを産み落とすと同時に、生まれ変わり、育ち直すお手伝いができれば」。
そう話すのは、マタニティホームの施設長で、保健師の西尾和子(にしお・よりこ)さん(42)。
活動について、お話をお伺いしました。
お話をお伺いした永原さん(写真右)、西尾さん(写真左)。2024年12月、小さないのちのドアさんが運営するマタニティホーム「Musubi(むすび)」にお伺いしてお話を聞きました!
公益社団法人小さないのちのドア
思いがけない妊娠や、出産や育児で追い詰められている女性のための、24時間空いている相談窓口と、頼る人がおらず、住む場所のない妊婦さんのために、居場所となるマタニティホームを運営しています。
INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2025/01/20
マタニティホームMusubiのリビングルーム。取材にお伺いしたのはクリスマス前。かわいいクリスマスツリーが飾られていました
──前回、前々回のコラボでは大変お世話になりました。最初に、団体のご活動について教えてください。
西尾:
予期せぬ妊娠などで困っている女性を支援する団体です。
24時間365日、電話やメール、SNS、あるいは直接来所による相談だけでなく、住む場所がなく困っている方には生活の場を提供し、自立に向けてのサポートまで行っています。
マタニティーホームの個室。こちらはお母さんと赤ちゃんの部屋。ベビーベッドと洗面台が備え付けてある
──どのようなご相談があるのですか。
西尾:
半数以上は、避妊を失敗した、生理が遅れているなどの相談で、3割ほどが「妊娠がわかり、困っている」という相談です。
さらに、妊娠がわかったことで相手の男性と連絡がとれない、親から反対されて家を出て行けといわれた、また妊娠がわかって雇用を切られ、会社の寮から出ていかなければならなくなった…、お腹の中に小さないのちを宿しつつ、行く宛がない、頼る人がいないという女性たちがいます。
相談員が電話相談を受けている様子。「24時間、交代で対応をしています」
西尾:
自分からSOSを発信するのは、すごく力がいります。相談いただいたら、その地域の自治体窓口や支援をされている団体さんと、必ずつながるようにおつなぎしますが、法や行政の支援の目から漏れてしまうケースが、1割ほどあります。
そのような状況にある方を、住む場所がないという場合は、私たちが運営するマタニティーホームに迎え、住む場所はあっても誰も頼れないという場合は、通うかたちで、自立までを直接支援しています。
こちらは女性のための部屋。大きな窓から入る明るい日差しが、体も心も元気にしてくれるよう
生まれて間もない赤ちゃんの足とお母さんの手。「『喜べなかった妊娠だったけど、産んでよかった。死なずに生きててよかった。心からそう思えました』。出産された後にそう語ってくれた入居者さんがいました。いのちの力、母になっていく女性の持つ力の尊さ、大きさを改めて感じました」
西尾:
「0日死亡」をご存知でしょうか。調査により、「心中」以外の子どもの虐待死は、0歳が、さらに0ヶ月、中でも0日での死亡が一番多いことがわかっています。厚生労働省による2021年度の調査では、心中以外の虐待で亡くなった子どものうち、0歳で亡くなったのは半数に近い24人で、このうち「0カ月(生後1ヶ月未満)」で亡くなったのは6人、さらに「0日(生後24時間以内)」で3人が亡くなっていたことがわかりました。
少子化で生まれる赤ちゃんの数は減っているのに、生まれたその日に亡くなる「0日死亡」は一向に減りません。つまり、割合としては増えていることになります。
100日のお祝いの風景。「節目節目でのお祝いを大切にしています。『生まれて初めて、祝ってもらった』という入居者さんもいます」
西尾:
「0日死亡」の背景には、女性が妊娠してから定期的に病院に通っておらず、行政も把握していなかったために、適切なサポートを受けることができなかったということがあります。
つまりそれは、「女性が妊娠を誰にも言えず、相談したり、支援を求めたりすることができなかった」ということが言えるのではないでしょうか。
──確かに。
西尾:
「0日死亡」を減らすために、2024年4月の児童福祉法改正で、国は「妊産婦等生活援助事業」という新たな事業をスタートしました。
これまで、親を頼ることができなかったり、住む場所がなかったりする妊産婦を法的に支援する制度はありませんでした。思いを持った団体が、自分たちで活動資金を集めてこういった妊産婦を支援していましたが、この制度ができたことにより、妊産婦支援に公的なお金が入るようになりました。
出産祝いの食事。「季節に合わせて、テーブルコーディネートもしています」
──当事者への支援の傍ら、寄付金集めもすごく大変だったと思うので、それはよかったですね。
西尾:
そうですね…。
国としてはこの事業を全国に広げようとしており、既存の乳児院や母子支援施設に妊婦支援の機能を持たせるようなところも増えてきました。
ただ、果たして複雑な背景を持つ妊産婦に対して、衣食住を満たせる場所が増えればというと、そうではないと感じるところがあって、温かな居場所が増えるためには、丁寧な伴走が必要だと感じています。
入居者さんと一緒に作ったチャンキーバッグ。「入居者さんのやりたいこと、チャレンジしたいことを一緒に楽しんで実施しています」
西尾:
小さないのちのドアでのこれまでの活動を通じて、妊娠を誰にも相談できなかったり、孤立している女性たちの背景には、生育環境における人間関係の傷つきや、知的障害や発達障害、あるいは精神的な問題を抱えていることが少なくないということがわかってきました。
何よりも、人間としてのいちばん土台となる部分、乳幼児の時に獲得すべき「基本的信頼」を得られていない方が非常に多いということが、少しずつ見えてきたんです。
Musubiのカフェスペース。「居心地の良い空間づくり、ここにいたいと思ってもらえるような空間づくりを大切にしています」
西尾:
これは「困っている女性たちの衣食住を満たせばいいや」だけでは、到底解決できません。
この支援は、妊娠・出産をきっかけに、その方の人生の土台をつくりなおす、非常に重要な支援だと思っています。衣食住にプラスして、その人が愛情を感じられる、温かな支援がセットでないと、意味がないと感じています。そこに愛情がなければ、その時の衣食住は満たされても、また同じことが繰り返されてしまいます。
赤ちゃんのいのちは守れても、女性を守ることは難しいのではないでしょうか。
妊産婦支援の質を担保しつつ、ネットワークを築いて、支援の底上げをしたいと考えて、3年ほど前から、同じような活動をされている団体さんと共同勉強会を実施しています。
事務室の一角には、かつての入居者さんが作ったさまざまな小物が飾られていました
「マタニティホームの前で、ボランティアさんが作ってくれたお弁当を食べながらお花見をしました。マタニティホームを出た後、人生を生きていくにあたり、ここでの思い出が何か、糧になってくれたらと願っています」
──「その人の人生の土台をつくりなおす、温かな支援」って、どんな支援なんでしょうか。
西尾:
私たちが運営しているマタニティホーム「Musubi(むすび)」は、妊娠中から産後1年ほどまでの、行き場のない女性が滞在できるホームです。
妊娠、そして出産は、「いのち」と向き合う、大きな機会です。
この期間だけではなかなか難しいところがありますが、私たちは彼女たちを温かい愛情で包み込み、新しいいのちを産み落とすと同時に、生まれ変わり、育ち直すお手伝いができればと思っています。
バレンタインデーに、入居者さんたちとお菓子作り
西尾:
妊娠・出産は愛着のシステムが最も活性化され、いろんな感性が研ぎ澄まされます。
否定され、孤立し、苦しみながら生きてきたかもしれない。だけど自分に守るべき「小さないのち」ができたことで、また、出産という人生の中での大きなイベントを通じて、「自分の親もまた、大変な思いをして自分を産んでくれたのかもしれない」とか、「記憶にはないけれど、赤ちゃんはお世話をしないと生きていけないから、自分もお世話をしてもらったのかな」など、いろんなことを見つめ直すきっかけにもなるんです。
「時々プライベートバルコニーでBBQを楽しんだり、ピクニックしたり、思い出作りを大切に過ごしています」
西尾:
妊娠・出産という、自分一人の力ではどうすることもできない時に、どんな言葉をかけてもらったか、どんなケアを受けたかによって、本人の人生は、大きく変わってきます。
この時にからかけられた言葉、触れられた手は、一生覚えています。
私たちはただこの時を愛で包み込み、出産を、傷つきではなく、「産んでよかった」という、成功の体験にしてもらいたい。女性が、その後の人生を前向きに生きるきっかけになるようなお手伝いがしたいと思っています。
だから私たちは、とにかく否定せず、ありのままを受け入れることを大切にしています。
本人がこれまでの人生で、どんなことで傷ついてきたのかは、私たちにはわかりません。だから、たとえ嘘だとわかっても、昨日と今日で、さっきと今で言っていることが違っても、言った言葉をそのまま受け入れます。批判したり、ジャッジしたりすることはしません。
入居者さんと作ったクッキー。「ムキムキくまちゃんのクッキーは、入居者さんのアイデアです」
西尾:
一般的な社会の価値観を押し付けたとしても、彼女たちはその世界では生きてこなかったのです。彼女たちの「当たり前」を、まずはそのまま受容すること。
そして、出産を経て社会に出る時に、その人が笑顔で生きやすくなれる方法を、一緒に考えたいと思っています。
──そうなんですね。
西尾:
幼少期に愛され、認められる経験をしてこなかった彼女たちが、ここに来て「ここはちょっと信用しても良いかな」と感じられるようになると、試し行動や、赤ちゃん返り、2歳3歳児のイヤイヤ期のような言動をすることがあります。
相手が怒るだろうということをわざとやったり、スタッフに100パーセント依存するような行動をしたり、何もやらなくなったり…、それを20代、30代でもやるんです。
「たくさんの赤ちゃんに日々囲まれながら働いています。赤ちゃんやママたちの生命力はとても強く、毎日励まされています」
西尾:
その背景には、24時間お母さんに依存しないと生活できなかった赤ちゃんの時に、愛情を十分に感じられないまま、大人になったことがあるのだと思います。このような行動を抱きしめて受け止めてもらった時に、成長していくことができるんですよね。
「愛されている」「生きていていいんだ」と感じられること。自分をそのままの存在として認めてもらえて、そして何かあった時には帰ってこられる温かい場所があるからこそ、人は羽ばたくことができると思うんです。「帰る場所をつくる」こともまた、私たちの役割だと思っています。
──実家のように帰れる場所があると嬉しいですね。
西尾:
赤ちゃんを育てる選択をした場合は、親として赤ちゃんと自分との関係性を築いていく中で、愛着障害を克服していきます。あるいは特別養子縁組を選択した場合でも、ひとつのいのちを生み出したことはすばらしく、環境が整った家族にそのいのちを託したことは、生みの親としての愛のある、勇気のある決断だったということを通して、自信や、親としての自覚が育っていきます。
特別養子縁組については、世間的にまだネガティブなイメージが強いですが、そうではありません。自分と子どもの将来を考え、いのちを託す選択をすること。これは、ものすごい愛の決断です。
「三宮や神戸などの繁華街で、小さないのちのドアのチラシ配布や女の子の居場所カフェを定期的に実施しています。チラシを見て相談をくれる方も少なくありません。1枚1枚に心を込めて、若年女性の方々にお声がけしながらチラシを配っています」
小さないのちのドア代表で、助産師の永原さんにもお話を伺いました。
2018年9月、ご自身の助産院「マナ助産院」の一角で始めた「小さないのちのドア」の活動。2022年12月には「マナ助産院で」の分娩を終了され、現在は元助産院だった場所も、マタニティホームの一部となっています。
永原さん。神戸市北区に1993年に開業したマナ助産院での分娩を終了し、現在は各地での講演等に力を入れておられます
永原:
活動を始めた7年前は、先の見えないスタートでしたが、2024年に国の法定事業になったことはよかったことだったと思います。
ただ、できたばかりの若い制度です。まだまだ制度の外に、助けを必要としているいのちがあります。そこに関しては、自主事業として多くの方のご支援のもと、今でも精一杯がんばっていますが、まだまだご支援が必要です。
「全国から、温かなご支援をいただいています。写真は、育児用品等のご寄付をいただいた時の一枚です」
永原:
2022年度の人工妊娠中絶の届出件数は12万2,275件でした。
お腹の中の赤ちゃんのいのちは、空前のともしびです。
でもね、もうそこには、その子しか経験できない新しいいのち、新しい人生が、育まれているんです。その小さな小さないのちを守ってくださった女性たちに対して、「いのちを守ってくれてありがとう」というふうに、私たちは認識を変えていかないといけないのではないでしょうか。
どんな理由であれ、お腹に赤ちゃんを宿し、そのいのちを守ろうとしている女性に対し、温かな目を向ける社会になってほしい。小さないのちを守り、産むことで、その女性の前向きな人生が始まるお手伝いを、皆さんにもぜひ応援していただけたらと思っています。
10代の若者たちに向けて語る永原さん。「今年度から始まったZ世代に向けた性教育。これまで20年以上、年間100~150か所でいのちの大切さを語ってきましたが、小さないのちのドアを始めて、性に直面するまさにの世代に語る必要を感じ、今年度からさらに活動を広げています」
永原:
赤ちゃんの遺棄事件が起きるたび、なんて極悪非道な母親なんだと批判が集中します。しかし赤ちゃんを遺棄した女性たちは、皆さんが思うようなとんでもない極悪人ではないかもしれません。
もし、自分が彼女と同じ立場で、同じ境遇にいたら、同じことが起こらなかったと断言できるでしょうか。そこに至るまでの、傷つき、裏切られ、愛されることが少なかったつらい成育歴を知ると、そうならざるを得ないような状況の中で追い込まれていったことが、手に取るようにわかります。
もし同じような環境だったら、きっと途方に暮れているし、誰かが声をかけてくれ、手を差し伸べてくれたら、きっとうれしいだろうなと思うんです。
最も小さないのちである、胎児や新生児、弱い立場の女性が大切にされる社会は、豊かな社会です。最も小さないのちが笑顔かどうかは、社会の豊かさや平和にもつながってきます。
「不都合なものは排除されてもいい」という社会は、いつか自分も排除されてしまうかもしれない、安心感のない社会です。排除されない、豊かで平和な社会を築いていくために、ぜひ、温かい目を向けていただけたらと思います。
「学生さんたちが心を込めて一つずつ手作りしてくださったスタイを届けてくださった皆さんと」
──関わっておられる妊婦さんたちに対しては、どのような思いで接しておられますか。
永原:
「私は愛されているんだ」「大切にされた」と感じていただきたいです。
ただ、私たちは精一杯はやりますが、それは本人が感じることなので…、すぐではなくてもいいんです。後になって「あそこは温かったな」「あそこで見た桜はよかったな」と思い出してもらえたら、そしてそれが生きる力になってくれたら嬉しいなと思います。
ここに来られる女性たちは、ここでやっと、誰のものでもない、自分の人生を歩み始めるような気がしています。妊娠・出産を通じ、自分と周りの人を信じられるようになって、「自分は自分のままでいいんだ」という肯定感を得ることで、少しずつ、自分の足で歩いていけるようになっていくのだと思います。
入居者さんが母の日にスタッフにプレゼントしてくれたという、手作りのカーネーションの花束。「家族のように感じてくださって、思いを伝えてくださったことがとてもうれしく、スタッフ一同感激しました」
──やっていてよかったと思われる時はどんな時でしょうか。
西尾:
「生まれてきてよかった」と言ってくださった方がいます。嬉しかったですね。
「出産という選択をしてよかった」「ここに来て初めて、頼っていいんだ、甘えていいんだと思うことができた」という声をいただくこともあります。
「ただいま。お帰りなさい。そう言えるドアがあること、いつも明りをともして待ち続けている場所があることを発信し続けながら、いつも明りを絶やさず、待ち続けています。日々、予測もつかないようなことが起きる場所ですが、毎日赤ちゃんや妊産婦さんに囲まれて、いのちに向き合い、寄り添える活動に喜びを感じて働いています」
──最後に、チャリティーの使途を教えてください。
西尾:
行き場のない妊産婦さんは、マタニティホームに無料で入居できます。ここでの食事や、出産に向けて医療にかかる費用、出産の費用もすべて無償ですが、運営側としては、こういった資金は赤字の状態です。
また、マタニティホームにいる間だけでなく、ここを卒業した後、それぞれの場所で頑張っている卒業生たちにも、支援を続けたいと思っています。
資格取得や引越しのための支援、また食品や生活用品、育児物品を届けたいと思っており、皆さまからのチャリティーは、こういった支援のために活用させていただく予定です。
ぜひ、応援いただけたら嬉しいです。
──貴重なお話をありがとうございました!
取材後、永原さん、西尾さんと。4年ぶりにお伺いさせていただた小さないのちのドアさんは、変わらず温かな愛情で包まれた場所でした。ぜひ、活動を応援いただけたら嬉しいです!
インタビューを終えて〜山本の編集後記〜
4年前にお伺いした時は、オープン前の準備で大忙しだったマタニティホーム。
背景に生きづらさを抱えた妊産婦さんと小さないのちを支える日々のご活動は、大変なことがたくさんあると思いますが、マタニティホームは、明るくやさしい生活感と、穏やかで落ち着いた、温かな雰囲気であふれていました。
ホームの中だけでなく、社会全体に、この温かい空気が広がっていけば…、そう思います。
【2025/1/20-26の1週間限定販売】
切り株の上の小さないのちを守る親鳥、そしてさらにそれを見守る動物たちとやさしい自然を描きました。
精一杯生きる、確かに息づく小さないのちを皆で守る社会への思いを込めています。
“Above all, clothe yourselves with love, which binds us all together in perfect harmony(これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。/コロサイ人への手紙3:14)”という聖句を添えました。
JAMMINは毎週週替わりで様々な団体とコラボしたオリジナルデザインアイテムを販売、1点売り上げるごとに700円をその団体へとチャリティーしています。
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