CHARITY FOR

「一緒に」。互いにエンパワメントしながら、孤立しがちな子育てを、地域で支え合えるきっかけを〜NPO法人ホームスタート・ジャパン

令和3年度に児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は、なんと20万7千件超。
虐待までには至らなくても、家庭の困りごとや悩みを誰にも相談したり頼ったりすることができず、子育てを一人で抱え込んでしまうお母さんも少なくないといいます。

今週JAMMINがコラボするのは、2009年から活動するNPO法人「ホームスタート・ジャパン」。「ホームスタート」は、イギリスで1973年に誕生した、地域の子育て経験のある人が、子育て家庭をボランティアで訪問する子育て支援です。

現在、世界の22か国で展開されており、日本には115箇所の活動拠点があります。
これまで約12,500家庭に、89,000回の訪問支援を行ってきました。

「ママ、パパ、子ども、ボランティアさんや地域、私たち一人ひとりが異なるように、それぞれ個性や特性があります。経験値や思いも違います。だけど同じ一人の人として相手をそのまま受け止め寄り添うことで、お互いに本来もっている力が引き出される、そんな相乗効果が生まれる循環型の子育て支援がホームスタートです」

そう話すのは、ホームスタート・ジャパン事務局長の山田幸恵(やまだ・ゆきえ)さん(59)。

山田さんと、副代表理事であり、ホームスタート関東エリア代表であり、「ホームスタート・こうとう」(東京都江東区)の笹尾正乃(ささお・まさの)さん(66)、「ホームスタート・わくわく」(東京都豊島区)でオーガナイザーを務める荒砥悦子(あらと・えつこ)さん(57)にお話を聞きました。

(お話をお伺いした山田さん(写真前列左から二人目)、笹尾さん(前列左端)、荒砥さん(後列左から二人目)。2019年12月、東京で開催されたホームスタートジャパン10周年記念フォーラムでの1枚)

今週のチャリティー

NPO法人ホームスタート・ジャパン

小さな子どもと共にいる親に、必要とするサポート、フレンドシップ、その他の役立つ支援を提供し、すべての子どもが可能な限り最良の人生のスタートを切れるよう、地域コミュニティでの子どもと家庭の福祉の向上に寄与することを目指して活動しています。

INTERVIEW & TEXT BY MEGUMI YAMAMOTO
RELEASE DATE:2022/10/17

家庭を訪問、「しんどい」「なんとかしたい」を一緒に考え、取り組む

(家庭訪問の様子。「ボランティアさんと一緒だから、久しぶりに皆で一緒に、安心してお出かけができます」)

──今日はよろしくお願いします。最初に、団体のご活動について教えてください。

山田:
子育て支援のために、未就学児がいるご家庭を、研修を受けた地域の子育て経験者がボランティアで訪問する活動をしている団体です。

わざわざお金を出して頼んだり、行政の窓口に相談に行ったりするほどじゃないかもしれないけど、誰かが一緒にいてくれたら助かるなということ、たとえば子育ての不満や悩みを聞いたり、外出に付き添ったり、双子ちゃんのお風呂を手伝ったり…。近くに頼れる人がいないお母さんのご希望に応じて、研修を受けた「ホームビジター」と呼ばれる地域のボランティアさんが、週に1回、2時間程度訪問して「傾聴(気持ちを受け止めながら話を聴く)」と「協働(家事や育児、外出を一緒にする)」などでサポートします。

荒砥:
2ヶ月ほどの間に、合計で4~6回、ボランティアさんがその家庭を訪問します。未就学児のいるご家庭、妊婦さんは一度に限らず、何度でも利用できます。

(自宅を訪問し、一緒に料理をすることも。「料理を通して、初めての訪問も和やかに。話をしながらだと、不思議に家事も進みます」)

笹尾:
訪問は、ママさんの「しんどいな」「なんとかしたい」「もっとこんなふうにしたい」に、対して、一緒に考え、取り組む期間です。
「子育てがうまくいかない」「イライラして子どもに怒鳴ってしまう」「公園に行けるようになりたい」「ちょっと話を聞いてほしい」…。本当に小さなステップかもしれないけど、それぞれ一人ひとりの「こうあれたらいいな」を、その人に合ったかたちで「そういうふうにしてみよっか」と一緒に取り組む。

一緒にいることしかできないけど、そうやって隣に誰かがいることが、ママさんにとっては、立ち止まって考えて、自分を取り戻していく大きな力になるんですよね。

荒砥:
最近は、外国人のご家庭の利用も増えています。「子どもの保育園に提出する日本語の資料の記入を手伝ってほしい」とか「日本食の作り方を教えてほしい」といった希望をお受けすることもあります。

(外国から来た家族に向けて、やさしい日本語で書かれた案内チラシ(写真左)、ベトナム語で書かれた案内チラシ(写真右))

専門職ではない、地域の人だからこその強み

(台湾出身の郭さんも、ホームスタートを利用した一人。「自分でも大丈夫と思えるようになって、2人目を産んでよかったと思えるようになりました。上の娘がもう少し大きくなったら、『お母さんがあなたへの一番のプレゼントは妹だよ』と言いたいです」)

荒砥:
親元を離れて暮らす家庭、転出入する家庭も増え、右も左もわからないような場所で、不安の中で子育てをするママさんたちは、頼れる人も、つながりもありません。

私たちは専門職ではありませんが、同じ生活圏で暮らす近所の人が話を聞くことの良さもあって。「あそこのお店はいいよ」みたいな話から、子どもが熱を出したりケガをしたりした時に「うちの子はあそこの医院でお世話になったけど、先生がとても親切だったよ」といった話まで、素人だからこそ、その地域に住んでいるからこその情報も提供できます。

──地域のことを安心して尋ねられる存在があるのは、心強いですね。

笹尾:
その地域で自分の足で立って暮らしていけるように、地域の方たち、子育て支援…いろんなところとつながるきっかけづくりも私たちの役目です。

だから、ママさんの希望に対して、全部をやってあげるわけでもないし、代わりにやってあげるわけでもないんです。だってそうしてしまうと、ママさんが一人になった時にできないから。「こうしてみよう」「あそこへいってみよう」…。本人が自分で選択して動いていく、そのための術を見つけるきっかけづくりをお手伝いしたいと思っています。

(出産前に、ベビー用品を一緒に準備。ママさんとボランティアさんで話に花が咲くことも)

「一つひとつの家庭、一人ひとりが求めていることを大事に」

(出産が近くなってくると、ひとりでの外出も不安になりがち。一緒に散歩したり、買い物に出かけることもある)

──全国ににホームスタートの拠点があるそうですね。

山田:
32の都道府県・115団体がホームスタートを実施してくださっています。ホームスタート・ジャパンとしては事業の活動本体があるわけではなく、ホームスタートの質を守りながら、全国に広げていくのが主な活動になります。
子育て支援実施団体や保育園・こども園、児童養護施設、社会福祉協議会や助産師団体の方たちなど、ホームスタートのノウハウを学んだ皆さんが、それを各地域に持ち帰って活動しており、横のネットワークでつながっています。

──なるほど。とはいえ、たとえば都市部と地方では、子育ての環境、ご家庭の困りごとの特性などもまた違ってくるように思うのですが。

山田:
そうですね。もちろん地域によって特性はありますし、そうでなくても家庭によって、家族構成、お母さんや子どもの状況も全て違います。

ホームスタートのプログラムはイギリスで培われてきたものですが、地域の課題や家庭の環境は違っても「一つひとつの家庭、一人ひとりが求めていることが何であるのかを大事にしよう」という支援原則がはっきりしています。

対人関係のスキルを学び、批判的ではなく友人のように、ハートとフレンドシップをもって、協力的にやさしく寄り添うこと。その理念を大切にしています。その意味では、たとえどのような地域であれ家庭であれ、同じ姿勢で柔軟に、シンプルに向き合うことができる、汎用性の高いプログラムだと考えています。

(ホームスタートを利用した亀屋さん(写真左)と、ボランティアで亀屋さんの自宅を訪問した奈良崎さん(写真右)。「県外から嫁いで私には雪に閉ざされた毎日が不安でした。「誰か助けて!」という時に誰かが傍にいてくれると、子どもとの関係性もキリキリせず穏やかに過ごせました」(亀屋さん)。「『傾聴』というより『一緒に過ごす』、やっぱり『寄り添う』っていうのが一番大きいですね」(奈良崎さん))

──各地で活動される中で、どのようにして理念を守り、ホームスタートとしての質を担保されているのですか。

山田:
ホームスタートには、ボランティアによる訪問活動を支える体制や環境を整えるしくみも、しっかりと盛り込まれています。各拠点にはかならず「オーガナイザー」と呼ばれる、マネジメントやフォローアップ、地域との連携を担当するスタッフがいます。ボランティアさんの善意に全てを委ねるのではなく、一人ひとりが存分に力を発揮できるように、オーガナイザーさんはご家庭だけでなくボランティアさんにも二人三脚で寄り添いながら、一緒に支援します。

また、各地域でこの活動をする団体もオーガナイザーさんも、さまざまなケースにおいて課題を自分たちだけで抱え込まず、孤立せずに活動できるよう、マニュアルや互助の体制が盛り込まれているんです。

(ホームスタートの支援体制(写真左)と理念(写真右))

──そうなんですね。

荒砥:
たとえばママさんから「おいしい離乳食を作れるようになりたい」というご希望があれば、料理上手なボランティアさんをマッチングするといったことから始まって、訪問の合間やあとに、「どうだったか」といった話し合いの場を持ちます。もちろん、ご家庭に対しても同様です。

笹尾:
ご家庭やママさんの特徴や希望と、ボランティアさんの特性を踏まえて、どの方が適任かということもありますが、ここは本当にご縁で、目には見えない巡り合わせがあるんだなと感じます。

ママさんもボランティアさんも、回を重ねるごとに互いが互いをよく知っていくわけですが、その様子を見ていると、「この方が訪問して本当によかった」と感じます。そういう意味では、本当に「人のつながり」を感じますね。紋切り型の相談や支援ではなくて、横断的な、温かい横のつながり。それが、ホームスタートの特徴かもしれません。

山田:
「今の時代、まさに必要な事業!」という思いでやっている人たちばかりなので、その思いでつながることができる強みはあると思います。

笹尾:
各地域でホームスタートをしている方たちと研修会や講習で集まる機会には、その時々で情報共有しながら、互いに気づき気づかされて、「ああ、これでいいんだ」とか「それで良いんだ」という後押しがもらえる。
同じ思いでつながっているということ、お互いにつながりを感じられることによって、閉鎖的にならず、一人よがりにも孤立にもならない。結果として「批判的ではなく、友人のように協力的な支援をする」という質の担保にもつながっているのだと思います。

(利用者さんの声:「2人目を妊娠、コロナ禍で里帰り出産ができない不安を感じていた時に、ホームスタートを知りました。上の子にさびしい想いをさせるんじゃないか、誰か助けてくれる人がいたらと思っていたので申し込みました。家事をしている時にビジターさんと一緒に遊んでもらったり、散歩に行ったり…コロナで外に出づらい中、子どもにとっても、私にとっても貴重な時間でした。4人の子どもがいるボランティアさんだったので、出産のときの話を聞いたり、ちょっと愚痴を聞いてもらったり、励まされました」)

「”一緒に”が柱となって、すべてつながっている」

(活動10周年を記念して作成した冊子の表紙)

山田:
訪問するご家庭のお母さんや子ども、ボランティアさん、オーガナイザーさん、地域の関係機関の方たち…、関わるすべての局面において、私たちが大切にしているキーワードが「一緒に」ということ。「一緒に」が柱となって、すべてがつながっている。それがホームスタートの活動だと感じます。

お互いの個性や特性、経験やモチベーション、スキルを生かして「一緒に」やることが、相乗効果を生み出し、互いのエンパワメントになるんですよね。

──支援する・されるという垣根を越えて、「一緒に」というスタンスだからこそ対等な関係性が生まれ、またつながりが生まれていく、ということなんですね。

山田:
子育てに関して、日本はまだまだ「家庭がやるものだ」という意識があります。一方で、地域のつながりは薄れてきている。コロナによってそこが加速されています。これでは、家庭はもっともっと孤立してしまいます。

(利用者さんの声:2人目を妊娠中につわりが酷く、産前からホームスタートを利用したHさん。「上の子の外遊びに付き合っていただき助かりました。 赤ちゃんが生まれてからは、寝不足が続き、昼間外出するのもおっくうでした。2歳半になった上の子は、外に行きたい!と主張します。『私一人じゃ無理だよ!』と絶望しかけました。『家族水入らず』という言葉がありますが、子育てに追われて、ぐつぐつと煮詰まっている時期は、『水』も必要だと感じます。 煮えたぎっている鍋にすっと差し水を…。ホームスタートさんはそんな存在です。おかげで、一日の生活リズムが作れるようになりました。いつも明るく接してくださって本当に感謝しています」)

山田:
とはいえ、家庭という密閉した空間を訪問するというかたちの支援は、ともすればリスクもあります。決して簡単な支援ではありません。とはいえ、専門職である助産師や保健師さんだけで、小さなお子さんのいる家庭の日々の生活を見てまわるのには限界があります。その時に、地域にも、些細かもしれないけれど、できることがあると思うんです。

おせっかいしすぎず、依存関係にならずに「一緒に」やっていく関係を作っていくためには、引きの視点で地域のいろんな資源につながって、そこでも「一緒に」を作っていくことが大切。\r\n私たちは地域の中に、もっと温かな支え合いやつながり、「皆で一緒にやっていこうよ」という文化をつくっていきたいと思っていて、ホームスタートがそのきっかけになれたらという思いもあります。

(ボランティアさんの声:「子育ての応援がしたい」と、「ホームスタート・まんま」(愛知県豊橋市)にてボランティアを始めた長坂さん(上段左から4人目。ホームビジター養成講座の修了お祝い会にて)。「私は子どもが4人いますが、周りに手伝ってもらえる人がいなくて、胃潰瘍になりながらも頑張った子育てでした。そんな時に子どもを外で遊ばせていると、近所のおばさんに声をかけてもらったり、悩みを話すと『皆そうだよ』と言ってもらえたのが嬉しくて、なんとか子育てできました。そこからいつか若い人の子育ての応援をしたいと思い続け、60歳で仕事を辞めて62歳の時にビジターになりました。今の時代は、わからないことはすぐにスマホで調べられて分かっても、自分のやっている育児に自信がなくて不安な人が多いと感じます。ホームスタートを利用してくれる人は、真面目で頑張り屋のお母さんがほとんど。私は話を聴いて、上でも下でもなく、横にいて『それでいいよ』とちょっと背中を押すだけですが、利用者さんに『来てもらってよかった』と言われるのが嬉しくて、次の訪問につながっています」)

寄り添ってもらった経験は、生きる力になる

(「初めて訪問したお宅のお子さんが、最終日に手渡してくれた絵です。家族の中に自分(左端)を加えてくれたことがとても嬉しかったです」(荒砥さん))

荒砥:
ママさんからのご依頼の内容が、具体的ではない時もあります。子どもが泣いて、ちゃんと育っているのかが不安だとご連絡をもらうこともあります。そんな時に、ただ隣にいるだけかもしれないけど、「大丈夫よ」と言ってくれる人がいることが、かけがえのない大きな力になる。

ママさんの「どうしよう」とか「本当はこうしたいのに」という気持ちを、「やってみよっか」とか「できてよかった!」と一緒に喜んでくれる人がいることが、ママさんの大きな力になり、子どもにとっても最善につながる場面をたくさん見てきました。
子育ての中で自信を失っている時に、一人の人として、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいること。それだけでママさんは、自信を取り戻して、前に進んでいくんですよね。

──確かに。

(「ホームスタートへの申し込みをきっかけに、700グラムに満たずに生まれた二人の療育プログラムの付き添い同行が始まりました。団体独自のサポートをすることになり、2歳から就学するまでの期間、週1日~週4日を12人のボランティアさんがつないでくれました。写真は、ママさんの手作りのドレスで七五三。まるで見えているかのように、おしゃべりしているかのようです。笑顔のふたりはずっーと私のアイドルです」(笹尾さん))

笹尾:
ある一人のママさんは、ホームスタートを利用したいと電話をくださった時、その方のところにすぐに訪問したら、「こんな私のために、来てくれる人がいるんだ」って。「すごく嬉しかった」って言ってくださったんですね。

それが自信を取り戻すきっかけとなって、その後、「自分だけで子育てひろばに行けました」と。だから結局、利用には至らなかったんです。

荒砥:
寄り添ってもらった経験は、また何かのかたちで、次につながっていきます。あるご家庭は、遊び盛りの双子の下に赤ちゃんがいて、ママさんから「双子が活発で、私一人で赤ちゃんの面倒までなかなか見られない。一緒に公園遊びがしたい」と連絡をいただいて。皆で一緒に公園で「花いちもんめ」をしました。

しばらく経ってから、地域の子育てイベントでママさんに偶然会うことがありました。「実は、また子どもが生まれるんですよ」と。「またホームスタートを使ってね」と言ったら、「子どもが大きくなったら今度は私がボランティアをやります」と言ってくださいました。嬉しかったですね。

(10年前、超未熟児で生まれたお子さんと共に、ホームスタートを利用したお母さん。10年ぶりにボランティアさんと再会!お子さんはすっかり大きくなり、小学生に!)

チャリティーは、支援を全国に広げていくために活用されます!

(2022年に開催された関東エリア・オーガナイザー交流研修会。「医療・保健・福祉の連携の大切さを実践事例を通して学び合いました」)

──読者の方に、メッセージをお願いします。

荒砥:
子どもは地域の宝です。子どもに関心をもっていただいて、子どもにやさしくした時に、きっと自分もやさしくされる地域ができていくと思います。それから、所によっては男性ホームビジターもいますし、パパの利用もできますからご検討ください。

笹尾:
私は身長が177センチあるんですが、自転車に乗っていても、遠くからかなり目立つみたいなんです(笑)。そうすると私に気づいたママさんや子どもが「笹尾さ〜ん!」って手を振ってくれるんです。
地域でそういう交流があることが嬉しいし、もし誰か、ホームスタートに何か興味をもっていただいたなら…、「私はきっと、あなたと一緒に何かができる」。そんなふうに思います。

──最後に、チャリティーの使途を教えてください。

荒砥:
現在、32の都道府県・115の団体が活動しているとお伝えしましたが、もっともっとホームスタート実施団体を増やしたいと思っています。

子育てに悩むママさんが、つながることで前向きな気持ちになって、子どもも幸せな気持ちになれるように。「この地域にはあって、あの地域にはない」ということを減らしていきたい。全国どこででもホームスタートの支援を受けることができたら、引越しが多いご家庭も、きっと心強いと思うんです。
今回のチャリティーは、ホームスタート立ち上げの相談会の開催や、より多くの家庭を訪問できるように支援のしくみを整えるための資金として活用させていただく予定です。

──貴重なお話をありがとうございました!

(2019年5月に開催された、全国交流研修会にて。「北海道から九州まで全国のオーガナイザーが集い、いっしょに学ぶ恒例行事です。つながりが生むエンパワメントでみんな笑顔に!」)

“JAMMIN”

インタビューを終えて〜山本の編集後記〜

何気ないこと、さりげないことですが、家から一歩出た時に近所に見知った顔がある、他愛のない話だけでも、あるいはそんな話だからこそ、それを話せる存在があるということは、その人が地域に静かに根を張って、そこから静かに養分を吸い上げ、やがて地域の一つの顔として花を咲かせていくことにつながっていくように思います。
しかし、なかなかきっかけも難しい昨今。ホームスタートの活動が、全国に広がっていきますように。
・ホームスタートジャパン ホームページはこちらから

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大きな花の下に集まる人を描きました。
それぞれの人が支え合いながら自分の力を見出し、皆で一緒に大地に根を張る、大きく美しい花を咲かせるというストーリーを表現しました。
“Empower yourself by empowering others“、「他人に力を与えることは、自分自身をも強くする」というメッセージを添えています。

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