TEXT BY KEIGO TAKAHASHI
あなたは、自分が困っていることを他人に相談できるタイプですか?
育ってきた環境や、友達などの影響など様々な背景があると思いますが、他人に自分の気持ちを伝えるのは(ちょっとだけ)勇気がいるもの。
正直言うと、僕は一人っ子だったこともあり、あまり上手く相談できるタイプではありません。JAMMINのことだったり、家族のことだったり。ただ、改めて考えてみると、相談して失敗したな!と思うようなことは無い気がしています。
なぜ、こんな話を突然したかと言うと、それが今週のチャリティーテーマだから!
今週のチャリティーは、NPO法人子どもの村東北。2011年、3月11日の東日本大震災をきっかけに設立された非営利法人です。
日本には、震災以前からも「施設養護」が中心であり、家族と一緒に暮らせない子どもたちの約8割強が、児童養護施設にて養育されていると言われています。
このような中、子どもの村東北では仙台市が保有する土地に、「子ども達」と「育親(里親)」が新しい家族となって暮らすための『子どもの村』を建設し運営。今までの施設養護でもなく、すべての子ども達の育ちを社会が支える新たな方法を広めようと活動しています。
(村の役場のような機能を果たすセンターハウスには、村長、センタースタッフ、育親アシスタントが常に育親(里親)と子どもをサポートしている)
震災をきっかけに親を亡くすことで心に傷を負ったり、親の病気や経済的な理由により家族と暮らせない子どもたちが「愛され、守られている」と感じられる環境を作るために活動しています。
先日、子どもの村東北の今野和則(こんのかずのり)村長にお話をお伺いしてきました。
(子どもの村東北の今野村長)
何を目指して活動するのか、今子ども達に何が起きているのか、そして今の運営課題などまで。やりとりの一部をここで紹介させて頂きます!
(村の様子。家族が暮らす家が3棟、センターハウスが1棟ある)
(家の中では育親(里親)と子どもとのあったかい家庭生活が営まれている)
子どもの村東北の活動を見て一番強く思うのは、日本人は血縁主義が強すぎるのでは?ということ。僕ら夫婦は様々な理由から、子どもに恵まれない状況にあったので真剣に養護をすることを考えていました。
自分たちが子どもが欲しくて(でも出来なくて)、家庭を求めている子どもがいるなら、自分たちが里親になるのが一番いいのではないか、と今でもこの考えは変わっていません!
少し脱線してしまいましたが、あなたはどう考えますか? 是非SNSやメールでご意見聞かせてくださいね! 最後に今野村長からのメッセージを紹介します。