CHARITY FOR

NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス

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先週から学校が夏休みに突入。まとまった時間でバイトを始める! という方もいらっしゃると思います。

そして、バイトは面倒だし、手軽に稼げるバイトがいい!という方も多いはず。

ただ、手軽に稼げるバイトには危険があります。

「簡単・短時間・高収入」を謳ったアルバイトの勧誘から始まり、どんどん過激な仕事をさせられる。

やめようとすると、親や学校にばらすなどと脅され、強制的に性産業に取り込まれる。

そんな事件が、この日本でもたくさん起きています。

こうした被害は本人のせい、いわゆる「自己責任」だという意見もあります。しかし、本当にこうした一言で片付くものなのでしょうか?

私はそうは思いません。自分から会うというアクションをしない限り、リスクに触れることはない─、そういう意味で、スタート地点では自己責任なのかもしれません。

ただ、問題なのは、そこから抜け出せなくなってしまうこと、脅迫を受けること、時に暴力を受けること─、こうしたことは本人のコントロール出来るものではありません。

この点、本人に責任はなく、自己責任論で押し通すことは出来ない一面があります。

──

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もうひとつの意見として、深刻な状況に陥った場合、すぐに誰かに相談すればいいのでは?というのがあります。

もしあなたが当事者になったとしたら、この点、どう思いますか?

私が当事者だったとしたら相談出来ないと思います。心や体に傷を負った状態のまま、自分がされたことを「具体的に」「見ず知らずの人に話す」ことは出来ません。

きっと、起きたこと自体「すべて自分が無かったと思えばいい」─、と考える気がしています。

性被害について気軽に相談する「とっかかり」になるスマホアプリ

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(ライトハウスが開発したアプリの利用イメージ写真)

こうした性的搾取の被害者支援に取り組むのが、今週のチャリティーNPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス。

ライトハウスは、友達に話しかけるように相談してほしいとの想いを込めた、性的搾取被害の相談が気軽に出来るスマートフォン向けアプリ『ne-ne(ねーね)』をリリース。今年2月から運用をスタートしています。

ライトハウス広報担当の瀬川さんは、こう教えてくれました。

性的搾取被害は、被害件数の実態把握が行政でも難しく、まだまだ「泣き寝入り」している人も多いと認識しています。特に未成年の被害の場合、相談機関の存在も知られておらず、また、子どもたちが匿名で相談できる窓口はなかなかありません。
そこで、普段利用しているスマホから誰の目も気にせず相談出来るよう、アプリを半年間かけて開発し、今年リリースしました。

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(現在、ne-neはandroidアプリのみ。iOS版は開発中とのこと)

ne-ne – Google Play の Android アプリ

Webアプリ版 ne-ne | ライトハウス

ne-neへの相談は全て無料で、未成年も含め匿名での相談が可能です。メールアドレスとパスワードの登録、または、FacebookやYahoo!Japan IDでログインすることができ、操作も簡単です。
アプリのサイトより直接電話(無料)をかけることも出来ます。

スマホというツールで新しいアプリを利用するということは、インストールをするという手間が必要です。

多くの人が利用するアプリ、例えばLINE(のアカウント登録)の方が便利なのでは? と思い、失礼を承知で聞いてみました。

LINEは個人利用を想定していて、返信できる(登録できる)端末が2台までと制限があります。
今後、相談件数が増加した場合でも、同時に2名以上からの相談に対応できるアプリが必要、というのが開発の理由です。

(注:もしこの記事をLINE関係者の方が見ていたら、改善よろしくお願いします!)

ne-neアプリをインストールするメリットは、私たちがプロのマンガ家さんと一緒に作った啓発マンガ「BLUE HEART」も読めること。

このマンガは、親御さんや、祖父母の方から、子どもや孫に見せたいと人気が高いものになっているそうです。

まずは性的搾取被害がどのようなものを知るのかが第一歩。アプリからマンガを読むことが出来るので、まずはこのマンガを読んで頂ければ嬉しいです。

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(相談する前に、まずはne-neのTOPからマンガをチェック!)

最後に

ライトハウスの活動、あなたの目にはどう映ったでしょうか?

そもそも、日本は世界の中でも性的搾取被害に対する対策が遅れている国の一つ。ブルセラやJKビジネスなど、「文化」という言葉に隠れ、多くの社会課題を生み出しています。

例えば、子どもも利用するコンビニにも成人紙コーナーが必ずある、というのもその一つの象徴だと考えています。

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(筆者近所のコンビニ。これは本当になくした方がいい!)

──

最後に一つ。

私は日本がすごく好きです。仕事柄、アジアの国々を訪問もしましたが、こんなにも沢山の食事を気軽に楽しめて、治安も良く、自然もありアクティビティも豊富な国はありません。

これからも日本を好きでいたいし、好きな日本だからこそもっと良くなって欲しい─、

特に、将来を支える子どもたちが安心して暮らせるようになって欲しい─、

だからこそ、性的搾取被害という「存在は知ったとしても、手をつけづらい課題」の解決に挑戦するライトハウスを応援したい、そう考えています。

最後に、ライトハウスの瀬川さんからのメッセージを紹介します。

今週、皆さんからお預かりする700円のチャリティーを通じて、性的搾取被害の実態(とくに最近一番多く相談が寄せられているAV出演強要被害)や、被害にあった場合にどうしたらいいか、がわかるパンフレットを、200人に届けることができるようになります。

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(配布するパンフレット)

チャリティー・アイテムを通じて私たちの活動の応援のほど、よろしくお願いします!

(TEXT BY KEIGO TAKAHASHI)

NGO/NPO担当者からのメッセージ(チャリティーの入金報告)

【 THANKS MESSAGE 】NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウスから御礼とメッセージ | JAMMIN(ジャミン)

基本情報

法人名:特定非営利活動法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス
活 動:東京に事務所を構え、“人身取引のない社会へ”を目指し、人身取引被害者を支援する活動や人身取引撲滅のためアドボカシーや啓発を行う非営利法人。
住 所:東京都渋谷区
H P:http://lhj.jp

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