CHARITY FOR

NPO法人APLA

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(TEXT BY KEIGO TAKAHASHI)

最近、大阪・吹田で「ロハスフェスタ・万博 2016 SPRING」が開催。

「オーガニック」「エコ」をコンセプトに開催されたこのイベントには、飲食店や雑貨、アパレル等の様々な個人や企業、NPOが出展。家族連れ・カップル・友達同士など、数万人を超える人が来場しており、盛り上がりを肌で感じることが出来ました。

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(人で賑わうエントランス付近。入場チケット購入のために長蛇の列も!)

実は、JAMMINのアイテムを取り扱ってくださっているショップさんも、このイベントに出展していました。

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(JAMMINアイテム販売の様子)

話を聞いてみると「ここに来ている全員が『エコ』や『ロハス』について関心・興味がある訳では無いと思うが、年々人が増え続けている」とのこと。

イベントが継続することによる効果や、運営側の広報の影響もあるとは思いますが、イベントコンセプトである「ロハス」や「エコ」を認知している人は確実に増え続けています。

「食」発のムーブメント

こうした「ロハス」の高まりの背景には「食」の影響があると考えています。

そもそも、ロハスの定義はLifestyles of Health and Sustainability「地球環境保護と健康を重視する生活の仕方(wikipediaより)」のこと。

例えば、皆さんの近くのスーパーでも「農家の顔写真付きの野菜」が売られていたりしませんか?

そして、地方部だけでなく都市部にも「産地直送」を売りにするお店があったり、道の駅でドライブを兼ねて現地の食べ物を手に入れたり、ネットで有機野菜の宅配サービスが増えたり。

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「どんな風に作られているかや、作っている人を知りたい」と考える─、

そうした考えの人が、そうした場所で買う─、

実際に口にすると感じる一番のメリット「美味しい」に繋がり、また買う─、

そうした「良い循環」が少しづつ、日本で生まれています。

ポイントは、日本で自給できない「食」にあり

ここまでの話には、前提条件とも言える「課題」があります。

国内で自給できない食べ物に関しては、海外から輸入します。しかし、海外では情報のアクセスが悪く、日本と同じように「作り手が見える」「安心な食べ物を手に入れる」のは簡単なことではありません。

例えば、私たちにとって身近な食材にも関わらず、輸入に依存しているのが「バナナ」。日本国内の自給率はほぼ0%だと言われています。

私たちが普段食べているバナナが、どこ産のものが多いか知っていますか? 答えは「フィリピン」。日本のバナナのうち、90.5%はフィリピンから輸入されています。

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(今週のチャリティーAPLAが関わるバランゴンバナナ出荷の様子)

日本が最も多く輸入するフィリピン(バナナ)に関する本に、『バナナと日本人』があります。著者の鶴見良行氏は、外交官の父を持ち海外生活を送る中で、グローバリズムに潜む格差や闇を取り上げた人類学者です。

本の内容を概観すると、フィリピンでは地主が広大な土地をまとめて保有しており、そこに目をつけた外資系企業が現地で大型の農場(プランテーション)を経営。土地を持てない現地の多くの人々はプランテーション内で働かざるを得ない現状を伝えています。

そして、「塀のない牢屋」とも呼ばれるほどプランテーションでの労働環境は過酷。さらに農薬を多用し、安全に問題があるプランテーションの商品しか流通していなかった時代もあったと指摘します。

こうしたバナナを取り巻く課題を乗り越え、現地の持続可能な地域づくりを通じて「次世代を担う若者農民の育成」をしているのが今週のチャリティー、NPO法人APLA(アプラ)です。

APLAの活動

フィリピンにネグロス島という島があります。ネグロス島の別名は「砂糖の島」─、農村部では働き口がほとんどなく、多くの若者たちにとっては、農民となるか、都市部へ出て仕事を探すという選択肢にならざるを得ません。

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(別名「砂糖の島」と呼ばれるネグロス。耕畜面積のほとんどがサトウキビ)

経済的な理由から学校へ行くことを諦める子ども、学校を卒業しても就職ができず、地元でふらふらするだけの若者も少なくないそう。

こうした現状に対して、APLAは農民学校を開校。毎年5〜6名の研修生を無償で受け入れ、有機農業や畜産に関する基本的な技術を指導し、多くの若者にチャンスや夢を与えられるよう活動しています。

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(農民学校の研修の様子)

また、APLAでは「安心・安全なバナナ」を日本へ多く届けるよう、そして地域経済が発展するように、輸入業務を行う会社と協力。無農薬栽培のバナナ(バランゴンバナナ)の買付けや日本への輸出、生産者との顔の見える関係づくりに取り組んでいます。

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(バランゴンバナナの生産者)

最後に

APLAの活動、皆さんの目にどう映ったでしょうか?

APLAを始め様々な団体や企業が、海外で作られた食品や衣料品の「適正化」に取り組んでいます。逆に適正を目指さなければいけないほど、厳しい現状があるということ。

そして、そうした流れを作り出すのは「買い手」である皆さんの意識や行動です。買い物という「一票」を持つ、いわば「有権者」である皆さんが何を選んでいくのか、そのヒントになればと思い、今週のキャンペーンを実施しています。

APLAは、フィリピンの若者の挑戦を応援し、寄り添うことで、現地の農家が安心して暮らしていくための地域づくりを進めています。是非、活動を皆さんで、ひとりでも多くの自立した農民を育て、一緒に応援して盛り上げて行きましょう!

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(農民学校の研修の様子)

最後に、NPO法人APLAの寺田さんからのメッセージを紹介します。

「ネグロス島では、“無学で貧乏な人は農民になるしかない”という風潮があります。

しかし、現地のスタッフはこう言いました。I am proud to grow my own food. I am proud of being a farmer.(私は自分の食べものを育てることを誇りに思う。農家であることを誇りに思う)と。

『農家=貧乏』というイメージはまだまだ変わっていません。しかし、私たちが関わった研修生たちは、研修に来る前と後では一人ひとりの意識は大きく変化しています。

たったひとりの人生ではありますが、ネグロス島各地域に飛んでいった希望あふれる綿毛が、各々の地域で根を張り花を咲かせるように、ネグロスの農業が盛り上がってくれることを願っています。

チャリティー・アイテムのデザインでは、バナナの子株(=若者)が親株そして空を見上げて、これからぐんぐんと育っていく可能性を表現してもらいました。そして若者たちは「私たちの未来=Our Future」でもあるので、言葉を埋め込んでもらいました。

ぜひ、チャリティー・アイテムを通じて、私たちの活動の応援のほど、どうぞよろしくお願いします」

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(現地スタッフとAPLAスタッフ。共に活動しています!)

NGO/NPO担当者からのメッセージ(チャリティーの入金報告)

【 THANKS MESSAGE 】NPO法人APLA から御礼とメッセージ | JAMMIN(ジャミン)

基本情報

法人名:NPO法人APLA
活 動:東京に事務所を構え、アジア地域の人々の自立的で持続可能な経済活動 と地域づくりを支援する非営利法人。
住 所:東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿3F
H P:http://www.apla.jp

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