CHARITY FOR

NPO法人オトナノセナカ

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こどもたちに「そのまま大きくなってね」と言える、凸凹(ちがい)を認め合える社会を作りたい

「私はもともと、とてもおっちょこちょいな保育士でした。ピアノや物の管理など、保育士の仕事が上手に出来ず、そんな自分に落ち込み、自信を持てずにいました」

「そんな中、こどもたちを見渡すと、外が好きな子、部屋が好きな子、一つのことに集中したい子、新しいことをすぐに試したい子…色とりどりの「違い」を持ち、自分のペースで、楽しそうに過ごしているではないですか」

今週のチャリティーは、NPO法人オトナノセナカ。「凸凹(違い)を認め合える社会」とは何か、お話を伺ってきました。

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小竹めぐみ(こたけ めぐみ)
保育士企業家。NPO法人オトナノセナカ代表。
こどもの世界と大人の社会の架け橋に。

忙しい日々。だからこそ「いちど、とまる時間」を

日頃、私たちは、ついつい「出来ない」ことにばかりに目が向きがちです。特に、我が子やパートナーなど、近すぎる存在に対しては、寛容になることが難しく、苛立ってしまう…そんなことはありませんか?

人は誰しも、様々な種類の「出来ること」と「出来ないこと」を持って生まれてきました。

だからこそ、自分自身の凸凹・他人の凸凹に気づき、受け入れようとすることは、とても重要。それが出来ると、肩のちからが抜け、そのまんまの自分で、人生を楽しめるようになるのです。

そんなメッセージを込めた冊子やセミナーでは、「いちど、とまる時間」を贈っています。ゆっくり心に耳を傾け、自分自身をメンテナンスする時間を、たくさんの人たちに届けています。

具体的には、現在は、3つのコンテンツを使って、関西・関東にて活動をしています。

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(毎日の子育てのヒントをお届けする、「幼児共育コレクション」。これまで、京都2回、名古屋1回、東京4回の開催を。絶妙なバランスのインプット+アウトプット(たいわ)が大好評!)

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(パパ向けの「パパノセナカ」。質問や共感をし合ったあとは、不思議と家族への愛が湧くもの。イクメンではなく、自分らしいパパのかたちが知れる!と、大人気。)

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(夫婦向けの「しあわせかぞくのつくりかた」。妊娠中でも、子育て中でも大歓迎。誰も教えてくれない!のリアルな声が形になりました。家族のハマる落とし穴は、全国共通⁉︎)

これまで5年間に、4,000人を超える人がセミナーへ参加してくださいました。

こどもたちの明るい未来のためにも、「今自分自身は何を大事にしたいのか」と、楽しい雰囲気の中、向き合っていきます。

参加した方からは、「視野が広がって驚いた」「相手の違いを認めようと思えるようになって、とても嬉しい」等の声を頂いています。

活動における課題

オトナノセナカの活動を最も届けたいのは、次のような人たちです。

・自分自身や相手を「否定している」人
・または、それにも気づいていない人
・知らず知らずのうちに、ストレスを溜め、自分自身や相手を傷つけてしまう可能性がある人
・そして、なんといっても「忙しいから、そんな暇はない」と思っている人

こういった、オトナノセナカのプログラムに自分から足を運ぶことのない人達に、どうやって「いちど、とまる時間」を届けていくかが、オトナノセナカの重要な課題の一つです。

課題解決に向けた取り組み

課題解決のアイデアとして、私たちは「いちど、とまって・・・」という冊子を作成しました。

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(冊子「いちど、とまって・・・」。大切な人に贈るための冊子)

一生懸命頑張っているあなたへ。
「すこし休憩して、こころの声を、きいてみよう」
そんなメッセージを込めた冊子です。

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(すべてを込めた一冊。オトナノセナカ代表の小竹さんが保育をしながら生まれた5つのお話は、こどももおとなも楽しめる内容)

この冊子は、セミナーに参加することが出来ない人にも、「たちどまる時間」を届けたいと思い、作成しました。「自分と相手の凸凹を、少しでも肯定できますように」という、大人たちに向けた願いを込めています。

この冊子は有り難いことに、予想を越えるほど多くの人の手に渡り、現在第2版、2,000冊を増刷しました。

冊子を読んだ方からは「なぜだか涙がでてきた」「不思議と肩の力が抜けた」という嬉しい声が届いています。

今週のチャリティーは、こうした冊子の増刷のための費用や、活動を支え続けているスタッフのための交通費として、利用したいと考えています。私たちが「一番たちどまって欲しい」人へ、自分自身の凸凹を受け入れ「自分を好きになって欲しい人」へ、想いを届けていくための費用として大切に使わせていただきます。

この記事を読んでいるあなたへメッセージ

私はもともと、とてもおっちょこちょいな保育士でした。ピアノや物の管理など、保育士の仕事が上手に出来ず、そんな自分に落ち込み、自信を持てずにいました。

そんな中、こどもたちを見渡すと、外が好きな子、部屋が好きな子、一つのことに集中したい子、新しいことをすぐに試したい子…色とりどりの「違い」を持ち、自分のペースで、楽しそうに過ごしているではないですか。

そんな子どもたちの姿から「凸凹(ちがい)を嘆くのではなく、持って生まれた私なりのギフトとして凸凹を活かして生きたい!」という思いが強くなっていきました。

小さな子どもたちが教えてくれたこの気づきを、多くの大人たちに届けたいと思い、活動が始まりました。

私たちが大切にしているのは、こどもたちのように「難しく考えるのではなく、感じよう」ということ。そのメッセージを「TO LIVE TO FEEL」という言葉に込めデザインして頂きました。

社会の目を気にして生きるのではなく、「理想」を追い求めるのでもなく、自分自信がどう感じているのか、どうしたいのか、それこそを大切にしたいということに、辿り着きました。

このチャリティーアイテムを通して、いちどとまる時間の大切さ、凸凹を認め合って生きる楽しさを多くの人に知って頂けるよう、手をつないでいただけると嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。

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NGO/NPO担当者からのメッセージ(チャリティーの入金報告)

【 THANKS MESSAGE 】NPO法人オトナノセナカから御礼とメッセージ | JAMMIN(ジャミン)

基本情報

法人名:特定非営利活動法人オトナノセナカ
活 動:東京と関西で、子どもも大人も自分らしく、凸凹(ちがい)を活かし合う、創造的で持続可能な社会の実現を目指す非営利法人。
H P:http://otona-no-senaka.org/

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