皆さんは、本を読んで人生が変わったことはありますか？
私はあります。私は子どものころ、苦しい時や悲しい時はいつも図書館へ行き、本を読んでいました。
別世界に連れて行ってくれる本は、いつも私を勇気付けてくれました。
特に好きだったのは、「ハートランド物語」という、傷ついた馬を治癒していく物語でした。様々な障害にも負けず強く生きていく主人公に自分を重ねながら、明日も頑張ろうと強く思うことができました。
ところで、皆さんご存知でしょうか？
読み書き出来るのが当たり前の日本とは違い、世界には約7億8000万人の読み書きのできない成人が存在し、小学校にすら通えない子どもが約5800万人もいることを。
わたしたちの活動について｜ルーム・トゥ・リード – Room to Read –
読み書きが出来ないと、様々なことに苦労します。
例えば、薬を飲むとき。私たちなら、これが胃薬で、これが頭痛薬とすぐ見分けることできますよね。
しかし、読み書きができないと、どれが何の薬かわからず、最悪の場合、誤って飲んでしまう可能性があります。
他にも、契約書を書く時、そこにどんなことが書いてあるかわからないため、騙されたまま契約してしまうこと。
読み書きするということは、生きるためにとても重要なツールなのです。
そんな重要なツールを、世界中へ届けているのが今週のチャリティー、国際NGOルーム・トゥ・リードです。
ルーム・トゥ・リードは、そんな読み書きの問題を解決するために、識字教育に力をいれています。
子ども達がひとりで本を読むことができ、読書習慣をつけられることを目指して、そのための空間、時間、図書を生み出し、良い指導者の育成を行っています。
それだけでなく、子どもたちが読書できる場づくりとして、図書館・図書室の設置活動も行っています。友達と話したり、遊んだりしながら、子どもたちが効果的に学べる環境を目指しています。
設置する図書館や図書室は、大きさも形も様々ですが、すべてに共通していることは、学習ツールとしてのパズルやゲーム、子どもの背丈に合わせた家具、カラフルな内装、そして棚いっぱいの現地語で書かれた本を置くことです。
ルーム・トゥ・リードは、これまでに17,534個の図書館・図書室を開設。こんなにも多くの図書館が開設され、子ども達に学びの機会をプレゼントしているなんて、スゴイですよね！
他にも子ども達が母国語で読める現地語図書の出版、読み書きを学ぶための教材の制作、教員向けのトレーニング、さらに政府、保護者およびコミュニティを巻き込んだ活動も行っています。
今週のチャリティーは、識字教育プログラムの費用として活用されます。
このプログラムの中の1つに、現地語の児童書の出版事業があります。1冊をつくるのにかかるコストは約100円。つまり、Tシャツ1枚で本が7冊も子どもたちへ届きます！
ルーム・トゥ・リードの活動とても素晴らしいですよね。
本を読むこと、文字を書くこと、日本いると当たり前のことが、海を超えた遠い国では、子ども達の未来の笑顔を守るための武器となるのです。
今週のデザインには、「The more that you learn, The more places you’ll go」という言葉があります。これは、ドクター・スース（アメリカの国民的児童文学・絵本作家）の言葉で、「たくさんのことを知れば、たくさんの場所へ行ける」という意味です。
本から受ける知識や刺激は、その人の人生を豊かにして新しい世界を開く道筋へとつながります。私たちも、子どもたちに絵本を通じて新しい世界、そして未来を届けられたら素敵ですよね。
そして、今週9月8日は「国際識字デー」。識字教育の大切さをより多くの人に知ってもらうために設定された1日です。
ルーム・トゥ・リードの活動や、今週のチャリティー、9月8日の国際識字デーのこと。
ほんの少しでも多くの人に知ってもらえるよう、SNSでシェアしてみませんか？そして、世界中の人が読み書きが出来る日が1日でも早く来るよう、チャリティーアイテムで応援していきましょう！
TEXT BY MARI KOSHIMURA（FROM E-EDUCATION）
法人名：特定非営利法人ルーム・トゥ・リード
活 動：東京に事務所を構え、途上国で学校建設、図書館建設等のプログラムを実施し、2015年までに1000万人の子どもたちに教育を提供することを目指す非営利法人。
住 所：東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー26階
Ｈ Ｐ：http://japan.roomtoread.org
GIFTED ¥73,700 CHARITY NPO法人ルーム・トゥ・リード（9/7〜9/13） JAMMIN | Social Wear Brand
SNSでシェアするだけで、10円が今週のチャリティー先団体へ届けられます！
Let’s 拡散でチャリティーを盛り上げよう！
（広告宣伝費として支援し、予算に達し次第終了となります。）
Facebookでシェア
twitterでツイート