日本では当たり前のようにあるトイレ(衛生設備)。一方、現在も世界の人口の1/3、約25億人が衛生的なトイレのない生活を送り、トイレがない人たちの多くは野外排泄をしています。
そのような地域では雨が降ると水源へ汚水が流れ込み、コレラなど感染症が蔓延。1日約1400人の子供たちが本来予防可能な下痢によって命を落としています。多くの国では、トイレがないこと、手洗いなどの衛生習慣が普及していないことによって、GDPの5%以上の損失があるとも言われるほどトイレは重要な存在です。
今週のチャリティーはNPO法人ウォーターエイドジャパン。世界で最も貧しい地域に暮らす人々の生活を変えるためにトイレなどの衛生施設の設置等を実施。アジア、アフリカなど26か国で活動しており、1981年の設立以降、ウォーターエイドの支援でトイレを利用できるようになった人は1,810万人に上ります。
ガーナの1世帯に、トイレを建てるために必要な金額は約1万円。今週のチャリティーによって、途上国の人々がトイレを利用し、健康で尊厳のある生活を送ることができるようになります。
地質や気候、人々の習慣や文化などを無視して一方的にトイレを作っても、設備が利用されなかったりすぐに壊れたりしてしまいます。ウォーターエイドは、人々が末永くトイレを使い続けることを目指し、地域住民と勉強会を開催。野外排泄は不衛生であると実感した人々が、自らの手でトイレを作るよう支援しています。
地域の人々が作るトイレには「子供たちに野外排泄をさせたくない」「子供たちの未来のために」そんな強い気持ちが込められています。
法人名:特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
活 動:東京に事務所を構え、世界で最も貧しい地域に暮らす人々の生活を変えていけるよう、安全な水を供給し衛生設備と衛生習慣を改善する非営利法人。
住 所:東京都墨田区本所3-15-5 インキュベーションオフィスSUMIDA201
H P:http://www.wateraid.org/jp
GIFTED ¥44,800 CHARITY NPO法人ウォーターエイドジャパン(3/16〜3/22)JAMMIN | Social Wear Brand
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