一般社団法人コペルニク・ジャパン

もしあなたの家に電気がなかったとしたら

世界には現在も過酷な環境で暮らす人々がいます。電気が通っていない、もしくは電力が安定しないことで明かりがつかず夜に勉強が出来ない子ども。ガスや調理器具がなく、炭と焚き火で調理をしてススを長年吸い込み続ける母親。勉強時に使う灯油ランプは火事の危険、ススを吸い続けることは呼吸器系の疾患になる可能性があり、今の環境を続けていくにはあまりにも危険です。

もしあなたが、いつ普及するともわからないインフラ環境の中、まるで災害時のような暮らしをするとしたら、どう感じるでしょうか？

生活を一変する製品が届くようチャリティー

今週のチャリティーは一般社団法人コペルニク・ジャパン。革新的なテクノロジーを最も必要とする人々へ届けることで、人々の生活向上と自立を支援しています。

コペルニクは、今までに21万人以上の人々に「生活に役立つ製品」を届けてきました。例えば、彼らが扱うテクノロジーのひとつ「ソーラーライト」は日中の8時間の充電で8時間以上の明かりを供給しています。ライトは電柱や電線がない地域で提供され、その地域に住む人のライフスタイルを大きく変えていく製品です。今週の700円のチャリティーは、貧困層がソーラーライトを買う費用負担軽減のために使われます。

貧困層は顧客？ コペルニクの哲学とは

貧困層はお金がありません。しかし、もし無償でテクノロジーを渡すと、有効利用されない可能性あるだけでなく、貧困層が自立をした生活をすることを阻んでしまう可能性があります。だからこそ、コペルニクは貧困層がより買いやすくするための支援、すなわち貧困層がテクノロジーを買う費用とのマッチング（費用負担の軽減）を主な役割としています。

貧困層が購入するということは、貧困層を顧客として考えているということです。コペルニクが作ったこの新しい社会貢献は、過酷な環境で暮らす貧困層へ、革新的なテクノロジーを今日も届け続けています。

基本情報

法人名：一般社団法人コペルニク・ジャパン
活　動：東京、インドネシア、アメリカ、に事務所を構え、革新的なテクノロジーを最も必要とする人々へ届け人々の生活向上と自立を支援する非営利法人。
住　所：東京都港区赤坂2-17-1赤坂溜池タワーレジデンス1807
Ｈ　Ｐ：http://ja.kopernik.ngo

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