全国で123万人いると言われているひとりおかん(シングルマザー)。その数が最も多いと言われる大阪です。
彼女たちの大半は非正規雇用で子ども手当を含む平均年収は約213万円。不安定な労働・経済状況で子どもを育てているのが現状です。
そして、彼女たちが最も困るのは子どもが急に病気になった時。ただでさえ不安定な雇用の中、休みがちになることで解雇されるリスクと闘いながら、子どもの病気に寄り添っていかなくてはいけません。彼女たちにかかる心労は計り知れないほど重くのしかかっています。
今週のチャリティーはNPO法人ノーベル。ノーベルは大阪地域を中心に病児保育サービスを提供しています。特に力を入れているのが、ひとりおかんへの支援事業です。
経済的に厳しいひとりおかんたちが病児保育を受けられるよう、必要な経費の一部を寄付によってまかなう仕組みを導入。このサービスの利用ニーズは非常に高く現在も30人以上もの人が利用開始を待っています。ご購入ごとの700円のチャリティーで、1人のおかんが2日間このサービスを利用することが出来るようになります。
病児保育事業はニーズがありながら、事業継続は困難だと言われてきました。子どもが熱を出すタイミングは不定期で、保育士などの人件費等の恒常経費が事業の大きな負担となることが背景にあります。
そこでノーベル代表の高亜希さん(写真)は病児保育分野では珍しい共済型の料金体系、1対1の自宅保育を採用し、当日予約でも100%対応の保育を提供してきました。
子どもの急な発熱時でも安心して働けるよう活動するノーベル。彼女たちの活躍で、子どもがいても当たり前に働き続けられる社会は少しづつ、確実に近づいています。
法人名:特定非営利法人ノーベル
活 動:大阪に事務所を構え、子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会を目指し活動。100%対応・1対1の自宅保育・共済型の病児保育サービスを提供する非営利法人。
住 所:大阪市中央区内本町2-4-12 中央内本町ビルディング701
H P:http://nponobel.jp
GIFTED ¥14,000 CHARITY NPO法人ノーベル(8/11〜8/17)