CHARITY FOR

NPO法人ちぇぶら

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更年期を迎える女性の「心」と「身体」をサポートしたい

「私の母も、更年期の不調に苦しんでいました。朝起きられない母を見て、更年期の不調があるとは知らない父は”怠けている”と言いました。母はどんどん追い詰められ、包丁を持って私を追いかけてきたことがあります」

「職場で男女問わず、”子育て、大変だよね?”と言うように、”更年期、大変だよね?”と言い合えるようになって欲しいと考えています」

今週のチャリティーは、NPO法人ちぇぶら。閉経前後の45〜55歳の女性、その9割にも及ぶ人が影響を受ける、「更年期」をテーマに活動する彼女たちに話を伺ってきました。

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永田 京子(ながた きょうこ)
NPO法人ちぇぶら代表。兵庫県出身。高校を卒業後、上京して演劇の活動を行う。身体を使って表現する楽しさを探求するうちに、更年期の問題と出会う。2014年に「ちぇぶら」を設立し、現在に至る。

女性の9割が何らかの不調を感じる「更年期」。その課題解決に取り組む

ちぇぶらは、更年期に関する知識と体のケア(エクササイズ)を通じて、すべての女性が「自分らしい充実した日々」を過ごせることを目指す非営利法人です。

主な活動に「身体ケア・ライフデザイン教室」の開催があります。

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(身体ケア・ライフデザイン教室 〜バランスボールエクササイズ編〜)

例えば、更年期に関する知識を一緒に学びましょう!というと、重く捉えられがちですが、一緒に身体を動かしましょう!というメッセージなら、参加しやすいと考えています。

講座の中では、エクササイズだけでなく、更年期を学び、ライフキャリアについて考える時間もとっています。

エクササイズで身体を動かすと、自律神経を整える効果もあり、気持ちの切り替えや、更年期の不調にも効果的だと言われています。

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(エクササイズの後は、更年期の身体の変化と対策を学ぶ)

そもそも私は、ちぇぶらの活動を始める前、舞台役者として活動していました。身体を使って表現する楽しさを感じるうちに、身体そのものへの興味が湧いてきました。

その後、身体のことを学び資格を取り、ピラティスの講師として活動したり、産後ケアを提供するNPO法人マドレボニータの講師として活動するうちに、40歳を過ぎる多くの女性が心や身体に悩みを抱えていることに気が付き、ちぇぶら活動をスタートしました。

活動における課題

更年期の不調について知る機会が少ない

更年期は、閉経の前後10年、おおむね45〜55歳の時期をいいます。この時期には、約9割の女性が何らかの「心理的・身体的な影響」を感じるといわれています。

更年期の不調は個人差が大きく、その症状は200〜300種類あると言われています。急に汗をかく、目が乾く、肌がかぶれやすくなる、判断力の低下、自律神経が乱れるなど、本人は辛いと感じていても、その多くは周囲の人たちから見て、必ずしも「見た目で分かる変化」ではありません。

また、当事者の方にとっても、更年期という言葉は知っていても、「自分が今更年期の影響を受けているのか」や「具体的にどうすべきか」と知るきっかけがないのが現状です。

社会からののサポートが少ない

例えば、更年期について調べようと検索サイトにワードを入力すると、サプリメントの広告が上位に出てきます。そして、サプリメントは、心身に不調を感じてからの対策でしかありません。

活動を始めた当初、更年期の不調を感じる方が集まる場に参加させていただいたことがありました。そこで女性たちの切実な声を聞く中で、「傷口に絆創膏を貼る活動ではいけない。一歩手前の対策が必要だ。」と感じました。痛めたものを修復するのは大変です。更年期にはいる前に、一緒に考える機会が必要だと考えています。

更年期の不調が軽く扱われがち

日本では女性の健康問題、特に更年期については、軽く扱われがちです。

例えば、妊娠、出産、子育ては目に見えることもあり、何が大変なのかが比較的わかりやすいものです。一方、更年期の症状や体の変化は、ほとんど他の人にとっては見えない変化で、個人の問題とされてしまいます。

更年期の不調は、仕事の生産性を63%にまで低下させるというデータもあり、仕事や家庭に与える影響は小さくありません。しかしながら、多くの人は「我慢」してやり過ごそうとする、という問題もあります。

解決策

啓発パンフレットの作成

実際、私たちの講座に参加した人からは「もっと早くに知りたかった」「周囲の人にも知ってほしい」との声を頂いています。

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(エクササイズの様子。身体が元気だと毎日がもっと楽しい)

更年期の不調は、正確な情報と対策を持つことで、対処・管理ができます。適切な治療法もありますが、日本ではあまりにも普及していない現状もあります。

まずは、更年期というものを広く知ってもらう必要があると考え、更年期からの身体の変化と運動による対策を伝えるパンフレットを作成し、企業や個人に配りたいと考えています。

今週のチャリティーの目標は5万円。約1万部のパンフレット作成費用として大切に使わせて頂きます。

この記事を読んでいるあなたへメッセージ

私の母も、更年期の不調に苦しんでいました。朝起きられない母を見て、更年期の不調だとは知らない父は”怠けている”と言いました。母はどんどん追い詰められ、包丁を持って私を追いかけてきたことがあります。

私は家にいられなくなり、ヒッチハイクの旅に出て役者という仕事に出会いました。その後、様々な経験を経て、また更年期と向き合っています。

チャリティーアイテムのデザインでは、オオゴチョウをモチーフにデザインして頂きました。オオゴチョウは、沖縄の花で、花言葉は「自分らしく生きるのが一番」「輝く個性」という意味があるそうです。

英語では、更年期を前向きに捉えた言葉として「THE CHANGE OF LIFE」という表現があります。本人にとっても、周囲の人にとっても、更年期は人生の大きな転換点です。将来、あなたの周りで、”子育て、大変だよね?”と言うように、”更年期、大変だよね?”と言い合える日が一日でも早く来るよう、是非、私たちの活動をチャリティーアイテムを通じて、応援よろしくお願いします。

TEXT BY KEIGO TAKAASHI

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(2015年11月アラフォーママのための身体ケア・ライフデザイン教室にて)

NGO/NPO担当者からのメッセージ(チャリティーの入金報告)

【 THANKS MESSAGE 】「NPO法人ちぇぶら」から御礼とメッセージ | JAMMIN(ジャミン)

基本情報

法人名:特定非営利活動法人ちぇぶら
活 動:東京・埼玉を拠点に、更年期に関する知識と体のケア(エクササイズ)を通じて、すべての女性が「自分らしい充実した日々」を過ごせることを目指す非営利法人。
住 所:埼玉県所沢市西所沢1-17-20-1001
H P:http://www.chebura.com

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